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放課後、関根がなんか甘いもの食べに行きましょうよ、と言って……ひさ子も入江もユイまで行くって言うもんだからあたしも行くことにした。
岩「……その代わり明日は練習するからな。いつもの2倍、4時から8時までだ」
関「えー……マジですか」
岩「関根……今日だってあんたがいつも間違ってるとこ練習しようとしてたんだからな?いいか、お前はいつも〜」
関「わーわー!今日くらいストップ、ストップ!甘いもの食べて思考停止しましょう?」
……そんなつもりであの歌詞考えたわけじゃないんだけどな……
岩「で、何処行くの?」
ユ「えっとですね、ひなっち先輩から聞いたお店です。戦線の男子もよく溜まり場にしてるお店だそうで……」
それは気の毒な店だ、と思った。
あんなにアクの強い客ばかりの相手をしなければならないなんて……
ひ「岩沢……お前なんかすげぇ失礼な事考えてないか?」
岩「……………………いや、考えてないよ」
入「だいぶ間がありましたね……」
入江も苦笑いしている
……いや、だってそうじゃないか
そんな事を言いながら歩いているうちにやがて一件の店の前に着く
ユ「ここです!」
……?
喫茶店……いや、というより……
ひ「……居酒屋じゃねーのか?」
ユ「んと…昼は喫茶店、夜は居酒屋といった感じなんだそうです」
なんだそれ…
岩「……まぁ入るか」
ガチャ カランカラン
とカウベルが鳴ると同時に聞き覚えのある声。
滝「いらっしゃ―――うお、まさみ!?いらっ…」
バタン、ビタッ
ドアを閉めると同時にドアの向こう側に何かが勢いよくぶつかる音が聞こえた
ひ「どうした岩沢?」
岩「……いや、何時も通りだよひさ子
どうもしてない」
……ただまさか会うと思ってなかっただけで。
深呼吸。
よし。
ガチャ
滝「いらっしゃいませ、ま―――」
バタン。
閉める、
振り返る
帰ろう。
それが一番いい。
ガチャ
ゆ「あらガルデモ勢揃いじゃない。あなた達も来たの?」
ドアを開けてゆりが出て来る……って達?
チラッとドアの後ろを見ると一般客に混じって日向や音無もいる
滝「……なぁ、さっきからそこまで無視されると流石に悲しいぞ」
岩「ああ、悪い……」
関「いやでもそのエプロン姿はどうかと思いますよ?
しかもフリル付きとか犯罪者です」
そう、それが言いたかった。
暑いからだろう着ているランニングシャツとハーフパンツにエプロン(フリフリ)……正面からじゃ(何処から見てもだろう)どう贔屓目に見ても変態以外の何者でもない
滝「いやぁ洗濯したらコレしかなかったんだわ
それはそうと、んなとこで突っ立ってないでさ、汚い店だけど入れよ」
岩「あ、ああ……」
頷いて足を踏み入れようとした時奥から声が聞こえた
『汚い店で悪かったな!
……というよりずいぶんと綺麗な娘さん達じゃないか。俺の店にも久しぶりにこういう客が来たな』
恐らく店主なんだろう、カウンターの向こう側で元気な男性がこっちを見て笑っている
ゆ「ちょっと、私は綺麗な娘さんに入らないのかしら?」
『いやいやそうは言ってないぞ?おじさんはこういうの新鮮だなって話をしてるだけだ』
滝「いいからさっさと注文されたもん作ってくれ親父」
親父?
岩「……光の?」
滝「ああ、秋生さん並に若いだろ?」
ひ「いや誰だよ」
と、ユイが後ろから顔を出しておじさんに叫ぶ
ユ「おじさん、とりあえずいつもの!」
父「ユイちゃん……今日は客なのか?」
その言い方だといつもは客じゃないみたいに聞こえるんだが……
ユ「大丈夫です、ひなっち先輩が払ってくれます。今までのツケもそっちに!」
父「そうか、甲斐性のある彼氏でよかったな
という事でほら日向君、コレ」
日「俺のいないとこで何勝手に決めて……ってなんでこんなにたまってんだよ!?why!?」
0が4つ書かれた紙を渡されて背中から汗を滝のように流しながら日向は叫ぶ
そしてユイを捕まえるとガッチリ関節をキめにかかるのだった
ユ「コブラは痛いですってぇぇええ!!!!!!」
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滝「まぁ座って待っててくれ」
音「……なぁ岩沢の椅子だけクッションあるのは気のせいか?」
滝「HAHAHA何を言っているんだ偶然だよ」
軽く質問を流した後注文を受けたケーキやらを取りに行こうとすると…
直「ああ、滝沢さんが自ら手を下すまでもありません
こんな愚民どもには全てセルフでさせれば良いんです」
いやそれ店としてアウトだからな
いやしっかし……注文の組み合わせを見ていると自分の働いている場所が何処かわからなくなってくる
滝「奏、今何時だ?」
奏「5時30分よ。暗くなってきたわね」
ケーキとジュースの組み合わせの中に異色を放つ麻婆豆腐の注文、無論それだけではない
滝「まさみ?お前も夕飯済ませるのか?」
岩「ん?ちょっと小腹がすいちゃってね」
注文は安定のうどん……うどんとモンブランを一緒に頼むやつなんて日本全国探してもコイツだけだと思う
岩「―――あと、店員のスマイル。あんた疲れた顔してるからね」
〜〜〜〜〜〜〜!!
バンバン!!
入「滝沢先輩……悶えて机叩かないでください。岩沢さんもしてやったり、みたいな顔しない」
いやだって、ねぇ?
えっへっへ……
直「あ、それじゃ僕もスマイル1つ」
滝「………………」
直「何か言ってください」
滝「すっこんでろ?」
直「えぇ!?何この差!?」
ったく、流石恋人といるとき会いたくないやつランキング上位ランカー(独断と偏見による)は見事にぶち壊してくれる……
---------30分後
ユ「あーお腹いっぱい」
関「もう食べらんないや」
ひ「お前ら…2人でホールケーキ食いきったのかよ
そんなに食ったら太るぜ?」
岩「ひさ子は栄養が全部胸に行くから関係ないだろ」
見ていて腹立たしく感じる程の親友の胸をフォークでつついてやる
ひ「ひゃ!?や、やめろ岩沢」
ユ「……ちっくしょー!
ここか!ここがええんか!?」
ひ「っだぁ!お前ら離せ!」
関「ユイ!そこだやっちゃえ!」
まな板代表ユイも憎しみをこめて参戦、ちょっとしたイタズラは泥仕合へと変化しつていく
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父「……いいなぁ」
『だなぁ……』
『やっぱり若い娘さんがいると場が華やかだなぁ
そこのキミらおじさん達と飲まないか?』
滝『人の女に手出しちゃいけないよおっちゃん
……奥さんに言いつけるぜ?』
酔っ払いどもの席にビールのジョッキをドカッと置くとそう言ってやる
『うははは!そいつぁ勘弁だぜ光君』
『というかやるもんだねぇ、どの子だい?』
『隠すな隠すな。大丈夫、俺の口は堅いぜ?』
なんで語尾が疑問系なんだろうな?
中学生かこのおっさんどもは
滝「いいからさっさと飲んで寝ちゃいな!」
ささやかな一杯のつもりでよった居酒屋をハンバーガーヒルに変えてくれようか
『田中さんあの赤髪の子かわいいと思いません?』
『だなぁ、でもピンクの子も…』
よし、※す
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滝「ようやく帰ったか……」
おっさんどももようやくいなくなって店内も静かだ
zzz……
あいつらも騒ぎ疲れたのか全員寝ているようで……
…………
…………………………
どうする……?
言うなれば目の前の禁断の果実に手を出すかどうか。
無論バレればどうなるかは火を見るより明らか、いい例はアダムとイブ。
『そういう事』を行えば、きっと自分は『神様』に叱られてしまうことだろう。
あぁ、けど、イタズラしたい。
あの赤い髪に手櫛を入れて悦にひたりたい。
それはとてもとても気持ちのいいことなのよ。……青い髪の少女が脳内で囁く。
うん、幸せな気分になれることは間違いない。
「ん……」
狼がどんな事を考えているかも知らず、少女は気持ちよさそうに眠っている。
そして口元からは微量の涎。
……………………ゴクリ
滝「い、いやーアレですな。オチどうしようとか考えてたけどここはやっぱりクリスマス(Symphony参照)の時のように、イチャイチャエンドで終わらせるべきだよね、うん」
そっと赤い髪に手を伸ばす
……ああ、良い。パーフェクト。これに勝る赤はこの世になし。
そう、表現するならばそれはほとばしる情熱、あるいは生命の鼓動だろうか
ずっと昔から求めてきた究極がここに―――
ひ「……楽しそうだな」
滝「ああ、楽しい」
ひ「ったく、お前の頭の中どうなってんだ?」
滝「ん?心の中見てみるか?バラ色だぞ」
ひ「いやいやドピンクの間違いだろ?」
滝「酷いな、まるで俺の頭の中が性欲まみれみたいじゃないか」
ひ「違うっていうのか?」
滝「心の中にはまさみしかいないから赤だけだぜ」
ひ「……突っ込まないからな」
滝「ああ、確かに俺も今日は突っ込まないな。こっちだとまだ未経験だし初めてはもうちょっとムードある時にしてやりたい」
ひ「……お前は何を言っているんだ?」
滝「いや、だから突っ込まないっていう事をだな……」
ひ「誰もそんな事聞いてないからな、というか聞かせるな……!
ったく昔より酷くなってるぜ……」
滝「男子、三日会わざれば何とやらだな」
ひ「それは良い変化に使うもんだからな。
……昔が恋しいぜ、ずっと昔のまんまの方がお前の頭も幸せだったんじゃねぇか?」
滝「うぅん……しかし口淫矢のごとしと言うしな」
ひ「言わねえよ!確かにお前の口は淫らと表現出来るだろうけどそんな卑猥なことわざがあってたまるかよ!」
滝「お前の方がいやらしいぞ、コウインヤノゴトシをどう受け止めたんだ?」
ひ「これ視覚媒体だからな、しらばっくれても無駄だから……!」
ん?
振り返る
滝「うお!ひさ子いたのか!?」
ひ「気づくのがおせぇよ……!」
ひさ子が仁王立ちで立っていた。
ちなみに彼女の声は震えていた。その理由は怒りだろう。
顔に青筋も立ててるし。
.
さてまずい。
禁断の果実に手を出そうとした所を、神様に見られてしまった……。
イチジクの葉で気づかれるというレベルではない、現行犯だ。
ひ「……長ったらしく変態さ見せつけやがって……」
今まで読んできた人達をドン引きにさせる内容だったぜ?、と
滝「お、落ち着けひさ子!」
ひ「……もう一回向こうの学園行ってきな」
グシャ
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ゆさゆさと誰かが肩を揺らしている……
岩「ふぁ……
……おはよひさ子」
ひ「起きた?ホラ、帰るよ」
岩「ああ……そうだな」
くぉらお前ら起きろ!
(眠い……)
でもひさ子の声が聞こえる中、あたしはまた眠りに落ちていく
……また来よう
今度は1人で、他に誰もいないような時に……
そしてアイツと……
何があったか知らない無垢な少女はそんなふうに思うのでした。
.
.
1 あなたの名前を教えてください
滝「滝沢 光、読みはひかるだ」
岩「岩沢 まさみ」
2 年齢は?
滝「コレ何時で言ったらいいだろ?」
岩「物語の進行に合わせていいんじゃない?あたしは16」
滝「了解、18だ」
3 性別は?
岩「女だよ」
滝「見て分からんか。男だ」
岩「まぁ文字しかないからな……」
滝「しー!!」
4 貴方の性格は?
滝「こういうのって言っちゃうと自慢みたいに聞こえちまわねーかな……」
岩「言っちゃえばいいじゃない。アホだって」
滝「ひ、酷ぇ……じゃあまさみは……」
岩「音楽好き、でいいよな。次」
5 相手の性格は?
岩「変態。アホ。後先考えない。優柔不断。普段はアレなのに肝心なところはいつもあたしから……」
滝「ストップ、ストップ!!そこまで!!つか性格じゃないよ最初!!……まさみは優しいよな、うん。後時々凄い天然。」
6 二人の出会いはいつ?どこで?
岩「戦線の本部だったよな」
滝「俺があっちの世界に行ってすぐ、だったな」
7 相手の第一印象は?
滝「ヤッベ可愛い」
岩「……ゆりから変な新人だって聞いてたけどそれよりあの時は練習の事考えてたな」
滝「酷いなぁ……」
8 相手のどんなところが好き?
滝「どんなところって……全部好きだし」
岩「そ、そのコメントの後であたしは何を言えばいいんだ!?」
9 相手のどんなところが嫌い?
滝「強いて言えば時々ジト目で素直になってくれないところかな?いやぁそこも好きなんだけど」
岩「TPOをわきまえない所」
10 貴方と相手の相性はいいと思う?
岩「ああ、いいと思うよ」
滝「だよねだよね!」
岩「光のギターもキーボードも歌あわせやすくて凄くいいからね」
滝「あ、そういうこと……なんか望んでた答えと違う……」
岩「……何故悲しむんだ?」
11 相手のことを何で呼んでる?
岩「ひかる」
滝「まさみ」
12 相手に何て呼ばれたい?
岩「別に今のままでいいよ」
滝「同じく。一日だけならご主人様とかってのも----」
岩「……はぁ」
13 相手を動物に例えたら何?
岩「犬だな。子犬。構って構ってっていつも来る」
滝「crow songとか歌ってるし昔はカラスだったよね、孤高ってオーラ出してたし。今は俺がいないとさびしくて死んじゃううさぎ」
岩「アホ……」
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
滝「ギターのピックとか……?」
岩「お菓子とか作ってみたいね」
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
岩「さっき言ったようにピックとか消耗品はありがたいね。……別に女の子が喜ぶようなものを貰っても嬉しいんだけど」
滝「まさみ!まさみが欲しい!!」
岩「ば、バカ!!腰に手を回すな!!」
16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
滝「不満……はないな」
岩「働き過ぎってトコだね。生徒会にバイトにそれで夜中に出歩いて……体壊すよ?」
滝「心配してくれてたり?」
岩「あたり前じゃない」
17 貴方の癖って何?
岩「つい音楽の事考えてたり、ってのはあるな」
滝「ついまさみのことを考えちゃうことかな?」
岩「お前……恥ずかしくないのか?」
滝「全然?」
岩「…………」
18 相手の癖って何?
滝「オーケィ、とか了解、とかよく言うよね」
岩「それは口癖でしょ?
……そういやふと見たらいつもこっち見てニヤニヤしてる時あるよな」
滝「む」
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
岩「公衆の面前でそういう事するのは……な。人前ではちょっと困る……」
滝「まさみが望むなら何をされても」
岩「んじゃガムテープで口をふさいでいいよな?」
滝「ごめんなさい」
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
滝「なんだろ……いきなり抱きつくこととかか?」
岩「……自覚してるなら止めろ」
滝「止めてもいいのか?」
岩「……!!」
滝 (可愛い……)
21 二人はどこまでの関係?
岩「……言わない、言わないぞ」
滝「お察しください」
22 二人の初デートはどこ?
滝「あれじゃないか?ほらユイの……」
岩「そうだね……全然それっぽくなかったけど」
23 その時の二人の雰囲気は?
滝「……俺ヘタレ?」
岩「無計画だったよね……」
24 その時どこまで進んだ?
岩「どこまで?グラウンドまで……最後は食堂か?」
滝「いや距離とかじゃなくて……あー……婚約?」
25 よく行くデートスポットは?
滝「そもそもあんまり行かない……って改めて考えるとダメだなぁ俺……」
岩「じゃあ今度二人で行かない?」
滝「もちろん」
26 相手の誕生日。どう演出する?
滝「そりゃあもうクリスマスのシミュレーション通りに……」
岩「お父さんが許してくれるかな……」
滝「……やっぱり家に突撃して一緒に祝うよ」
27 告白はどちらから?
岩「どっちだっけ?」
滝「ほらライブの前キスしてそのまま……告白はユイの時のじゃないか?
それかいつも好きだって俺が言ってたし」
岩「そういうのはノーカン」
28 相手のことを、どれくらい好き?
滝「言い表せない位。さぁ~て、まさみの答えが知りたいな」
岩「……………人間の中では一番」
29 では、愛してる?
岩「あ、あぁ……」
滝「愚問だね」
30 言われると弱い相手の一言は?
岩「言われるとっていうより言い方かな。時々真面目に言われると頭が回らなくなるんだ……」
滝「だめか?っていうアレは反則だ。なんていうかもうはぁーんってなる」
岩「アホ」
31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
岩「……ないだろ、信じてるよ」
滝「こっちもそういう輩は近づこうとする前から教育してやってるからな」
岩 (……何をしてるんだ?)
32 浮気を許せる?
岩「やったら、か。考えた事もなかったけど……わからない。失恋の歌でも書くかもしれないし」
滝「とりあえず浮気相手を〆る、生まれてきたことを後悔させて、まず眼球をえぐり----」
岩「……しないけどさ、犯罪者にはならないでくれないか?というかまず、って……」
33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
滝「というか5分遅れた時点で家まで迎えに行くし」
岩「夜中まで時間きっちり?に来るのに一時間遅れるなんて心配になるね……あたしも連絡とるか探しに行くと思う」
34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
滝「指、かなぁ。ギター弾いてるから指の腹はちょっと堅いけど細くて綺麗。
あと唇、変な意味じゃなく歌ってる時とか凄く色っぽい……2つ言っちゃった」
岩「目元だね。いつも光があるっていうのかな、元気がでる」
35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
滝「ライブ後とかさ、汗で濡れた髪を払ってるとこ」
岩「ギター弾いてる時……一生懸命やってる姿は別人に見えて焦ったことがある」
滝「あぁ、あの時のは可愛かったね」
岩「み、見てたのか!?」
36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
滝「いつも、じゃなくて……そうだな、デレた時っていうかまさみの方から好きだとか言ってきた時」
岩「突然、だったな。抱きしめられたとき。しかもいつもと声色が違ってて心底焦ったよ……」
滝「あぁ、あのときのまさみは……」
岩「それも覚えてるのか……?」
滝「全部覚えてるよ」
岩「っ……!!」
37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
岩「言ったら何でもコロッと信じそうだよな」
滝「まさみもだろ?俺なら隠し通す自信もあるよ」
岩「それがウソなんじゃない?」
滝「ホントだぜ?だってまさみは俺と関根が昨日何してたか知らないだろ?」
岩「な……!!
……何したんだよ……?」
滝「な、涙目になるな!冗談だって!」
38 何をしている時が一番幸せ?
滝「こうしてまた一緒にいられるだけで幸せだな」
岩「……二人っきりで抱きしめられた時」
滝「やっぱり嬉しいんじゃん」
岩「……バカ!」
39 ケンカをしたことがある?
滝「……あっちの世界で一回、まさみの部屋のプリン食べた時……」
岩「あれはあんたが悪い。……2人で食べようと思ってたのにひさ子と2人で食べちゃってさ……」
滝「本当にごめん……」
40 どんなケンカをするの?
滝「3日間ずっと無視された」
岩「……正直やりすぎたかな」
41 どうやって仲直りするの?
滝「抱きしめながら謝った」
岩「そう、だったね……」
42 生まれ変わっても恋人になりたい?
滝「また人間に生まれ変われたなら、絶対探し出す!」
岩「あ、ありがと……」
43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
滝「なんだかんだで一緒にいて笑ってくれてる時」
岩「……あたしも同じようなもんだよ。いつも側で笑ってくれてる時」
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
滝「……遊びに来たと思ったらCDばっかり漁ってる時……いや、らしいっちゃらしいんだけどさ、ちょっと寂しい」
岩「……ごめん。
あたしは……いつもがいつもだから構ってこないとちょっと不安になるかな」
滝「四六時中ずっとの方がいい?」
岩「ホドホドにだ」
滝 (……どれくらい?)
45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
岩「…………キス、かな」
滝「いつかラブソングも聞いてみたいけどな」
岩「なっ……!!」
滝「俺は抱きしめたりってのが一番落ち着くかな」
46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
滝「先。見取らせるのは可哀想だと思うけどさ、俺もまさみを見取るのはやだ」
岩「あたしだっていやだよそんなの……」
滝「難しいね」
47 二人の間に隠し事はある?
岩「あたしは無いと思うけどさ……光あんた本当に昨日、関根と何もしていないんだな?」
滝「だから何もしてねぇって!!
……というかまさみも俺に隠し事してるじゃんか」
岩「何をだよ?」
滝「スリーサイz……ってギターはやめっ!」ガィーン
48 貴方のコンプレックスは何?
滝「劣等感か……今はないな、体も鍛えたし」
岩「ひさ子みたいに大きくない」
滝「…………」
49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
岩「こいつは隠す気もなかったからな。公認だ。強制的に」
滝「嫌だったか?」
岩「嫌ならとっくにあんたから離れてるよ」
50 二人の愛は永遠だと思う?
岩「あの世界もそうだけど永遠に変わらないものなんてないと思うんだ。けどね、生きている限りは変わらないよ」
滝「俺もずっとまさみを好きでいるからな」
51 貴方は受け? 攻め?
岩「ハァ!?」
滝「攻め」
52 どうしてそう決まったの?
滝「ここで俺が受けと言って誰が信じる?」
岩「ちょ、ちょっと待って。質問がおかしいよ!?
残りの質問内容見せ…………(絶句)」
53 その状態に満足してる?
滝「まぁ満足だね」
岩「……残りのは無理だからな!ここで終わり!」
滝「そんなもったいない……」
岩「うるさい!」