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fml-proto  作者:
17/31

new days/hello

-------体育館


燃えるような赤い髪が目の前一杯に広がり……彼女は俺に飛びついてきた

……俺もこの久しぶりの感覚に身を任せたくなるのだが……



後ろから声が聞こえるので身を離す


奏「……岩沢さん、久しぶりね……でも事前に生徒会の許可をとらないとライブとかはやっちゃだめよ?」


岩「奏……か?お前もここの生徒なのか?」


口では奏もこう言うが……満面の笑みを浮かべているあたり相当嬉しいのだろう


滝「まさみ、という事だから残念だが撤収だ……生徒会室で詳しい事は話すよ」


岩「……了解」










------生徒会室


奏「というよりいきなり抱き合うってのもどうかと思うわ……

他の生徒が呆気にとられてたわよ」


岩「ああ、悪いな……それより奏とも同じ高校か……嬉しいよ」


滝「おいおい俺は……?」


とりあえず笑いながらバカ、とデコピンをしておく……


滝「……俺、三年生だぞ?生徒会長だぞ?偉いんだぞ?」


…………






岩「……マジかよ」

奏「マジよ。結弦も副会長だし……」


滝「何の因果かこの学校に日向、ゆり、藤巻にひさ子も……ほぼみんないるな……あと残念ながら直井も見つけちまってる」


それを聞いて思わず身を乗り出してしまった


岩「ひさ子もいるのか!」



オーケィ、楽しくなりそうだ……


滝「あー……ただな、」


岩「ん、なんだよ?」




光が何か言いよどんでいるのを見てあたしは少し不安に思う……

いったい何だ……?


まさかひさ子……両親が喧嘩ばかりで止めにはいったら父親に殴られて失語症に……









滝「まさみ……お前に言うのもなんだがな、そんなヘビーな人生送る奴は身近にそう何人もいないからな」


そ、それもそうか……

それじゃあいったい……



奏「紙に纏めてみたわ、戦線メンバーの学年別の所在よ」


あたしは奏から1枚のルーズリーフを受け取る……


何々……


〜〜〜〜


3年

滝沢君、結弦、日向君、野田君、ゆり

2年

藤巻君、ひさ子さん、遊佐さん、高松君、TK、松下君、私(奏だな)

1年

岩沢さん、関根さん、入江さん、大山君、椎名さん、竹山君、チャーさん、直井君


〜〜〜〜





岩「ちょっと待て、あたしは関根達と同学年なのか?ひさ子まで先輩なのか?」

滝「ついでに言うならチャーも姿形変わらず1年だ」


…………







岩「……おかしいぞこの世界」


滝「残念ながらあっちと違ってコンティニューも出来ない本当に普通の世界だ」



何度ゆりっぺのせいで退場しそうになったか……と嘆く……ってお前ら何してたんだよ……?


……


岩「よし、とにかくみんなと会いたいしゲリラライブやろう。関根と入江も呼んでさ、そしたらひさ子も……戦線メンバーだった奴ならきっと来る、ガルデモも再結成だ


そしてこの世界でもだんだん人気ゲットしていって目指すは武道館!」


最高じゃないか、とガッツポーズしたあと腕を広げアピールしてみる



滝「だから許可とらんとダメちゅーとるでしょうが……」


岩「だめか……?」

精一杯上目遣いで……(お母さんが『こうすれば男なんてチョロいものよ、覚えておきなさいまさみ』って言ってた。ちなみに『今回』は夫婦円満、だ。神様いるならありがとう)


滝「よし、許可す」

奏「独断で決めちゃだめよ、職権乱用はいけないわ」



……厳しいな


奏「……というよりゲリラライブは無許可でやるからゲリラライブじゃないの?」




……ああ、なるほどな




オーケィ、確かに学校側から認めてもらったライブなんてあっちでも無かったしな……







派手にやるか!!










-------体育館




楽器は軽音部から借りてきた、観客もいる……


岩「メンバーもいる、ライブが出来る!」


あたしは振り返ってみんなを見る、うん、何一つあの頃と変わっちゃいない(強いて言うならみんな身長伸びたか?)



関「だからって入学式当日にやりますか!?」

入「はは……あたしお母さんと写真撮ろうとしてたとこ拉致されたよ……」



ひ「……久しぶりに感動の再会かと思ったらコレだもんな」


全く……これからライブだってのにテンション低いな……




岩「せっかく全校生徒集めたってのに」

ひ「ハァ!?」


……どうしたんだ

岩「顔が近いぞひさ子先輩」


ひ「先輩はやめろ、前みたいに呼び捨てで……ってそうじゃない




……何をしたんだ?」


何って……

岩「『全校生徒は体育館に集合してください』ってアナウンス流しただけだぜ?」


ひ「……誰が、どうして」


岩「生徒会長が、デート一回で」


ひさ子はそれを聞いてアイツか……と頭を抱える


入「……アホは死んでも……生まれ変わっても治らないんですね。」


関「黒っ、みゆきち黒いよ!」


……なんかキャラ変わっちゃってるな……









滝「お前程じゃないがな」


と、光が幕の裏(あたしらが裏にいるから表だが)から首を出してきた

……地の文に反応するなよ


滝「準備出来たよな?日向と音無の漫才じゃもう繋ぐの限界だぞ」




ひさ子が凄いジト目でお前ら何してんだよ……みたいにしてるけど……


岩「オーケィ、さぁ派手にやろうぜ!!」



……垂れ幕が上がりひさ子はギターをかき鳴らす


最初の曲は……crow song!










.










.










------



『お前達、何をしている!』


crow song、alchemyと歌ってみんなも盛り上がってきた(聞くの初めてなのに、だ)ところで入口の扉が開かれ腕章をつけた生徒が現れる






ひ「やべーな、風紀委員だ

……岩沢、逃げるぜ」


岩「そうだな……今日はこれ位で良いだろ」

本当はもっと歌いたいけど捕まって説教をくらうのは正直勘弁だしあたしらは逃げる事にしたんが……


……入口は一つだしな……強行突破しかないか




『滝沢、お前は生徒会長だろう?何故止めないんだ』


滝「落ち着け香織」

香「これが落ち着いていられるか大体貴様は……」


そんなこんなであたしらはなんか修羅場ってる横をひょいっと……


岩「ちょっと通るぜ」


ひ「お疲れ」


香「待てお前達」


……行けなかったな


岩「……光、後は任せた」

まぁ行かせてくれないなら突破するだけだが……


あたしら4人はそう言うと猛然とダッシュ。後ろであの女の声が聞こえた気がしたがとりあえず気にしないでおく


岩「歩いてきた道、振り返らない、し、な?ひさ子」

ひ「それ絶対使うとこ間違ってるからな」








しっかしやっぱりライブは楽しかったな

初見であれだけつかめたなら成功だろう


もちろんまだまだ歌いたい曲は沢山ある、新しい曲も書いたし光やひさ子……そしてみんなにきかせるのが今から楽しみだ










そう希望を、ここから見つける!

今度こそ素晴らしい人生を生きてやるんだ!










-------


俺は岩沢が無事に逃げたのを確認すると羽交い締めにしていた香織を離し……




-----


-----





……殴られ蹴られ現在は説教されている……


コイツは俺と同学年で男勝りな風紀委員長なんだが……何かと俺に突っかかってくる。入学して最初の試験からずっと3位…俺のいっこ下キープが相当気に入らないようだ(1位は音無だが睨まれるのは俺だけ…理不尽だと思う)

そして関係ないが無乳だ、ユイとタメだ。どうあがいても絶望だ。

イケメンな男子と言っても誰も疑わない


香「大体貴様は何時もそうだ、私の苦労等知らずに……」

滝「今度いちご買ってやるから今日は勘弁してくれ」

千「なっ…………クッ……仕方ないな……あと、あま○うだと嬉しいぞ」

あといちご好き、説明はこのくらいか。




香「だがあの1年共には貴様からちゃんと言っておけ

……大体貴様も仮にも生徒会長なのに新入生に呼び捨てにされるなど……ナメられているのではないか?最近の若い奴は礼儀が……」


滝「いや、うん、まぁ彼女だし呼び捨てでもいいんじゃないかな

ナメられてはいないだろうし……まぁ舐め……げふんげふん」


……風紀委員長の前で、加えて『ココ』で口にしたら色々マズい事を口走りそうになったところでふと彼女を見ると……


香「……100ぺん死んでこい」


滝「あーそれ確か野田の」


ドゴッ




台詞だったな、懐かしい……


と思っていると顎に凄まじい衝撃が加わるのを感じて……










----------





日「懐かしいな〜、椅子が飛んだときもこんな感じだったぜ?」


音「首だけ廊下の天井にな……何してんだこいつ」



……



ゆ「うわ、キモッ。足とかジタバタ動いてるし……」


日「露骨に引くなよゆりっぺ、かわいそうじゃねーかよ?」



ゆ「だってビクンビクンしてて気持ち悪いじゃない」


音「確かに見ていて気持ち良いもんじゃないが……」




……お前ら話してないで誰か助けてくれ……


呟きが彼らに届く事はなかったのであった……















..








-------1年A組




岩「……はぁ、やっと放課後か」


入学式の翌日、一日中休み時間の度に昨日のライブのせいかあたしらの周りに人が集まってきて……邪険にするわけにもいかないし応対に疲れてクタクタだ

……あっちの世界でもこんなにじゃなかったよな……?ってああまた集まってきた


『昨日凄くかっこよかったよ!』

『三人ともいつから一緒にやってんの?』

『ところで三人ともフリー?』

有無を言わすないマシンガントークに思わずピンク色の後輩が頭に浮かんだ……


(……ユイがいっぱいいるみたいだ)

関「残念ながらあたしはフリーじゃないんだよ。ホラ、生徒会長の滝沢さんが恋人なのさ」



『『『おぉー』』』


…………


岩「……あ?」


入「しおりん……」










.








関「いひゃい、いひゃい!」


岩「……つかお前ら練習だ、行くぞ」


両頬をつねられてうなる関根を離して言う


ここで時間潰すんだったらこっちに来てから書いた曲の練習した方が……


入「……練習って岩沢さん、どこでやるんですか?」


…………





……不味い。……そういう部活にでも入ってなきゃ音楽室は使えないだろうし……

かと言って自由な時間減らしたくないから帰宅部したいし……


空き教室とか……ないかな





岩「そうだ」ピカッ


入「えっ?岩沢さん今の何ですか?頭の上で電球光りましたよ?どうやったんですか?」


岩「とりあえず光に聞き行く」


関「別にそこまで凄い閃きじゃないし!」










.










.










--------生徒会室


岩「というわけで練習したいから空き教室を貸してくれ」


滝「……お前は俺を便利屋か何かと勘違いしてないか?


……しっかし練習に使えそうな部屋か……あいにくそういうのは俺の管轄じゃ……

……そうだ」ピカッ


関「だから何なんですかその電球は!?あんたら2人おかしムガッ」



うるさい関根の口を抑えて黙らせる

順応性が足りないぜ?


滝「SSSの部室なら大丈夫だろう」

岩「……戦線あるのか?」


死んだ世界でもないのに。というか部室貰えてる事が驚きだ


滝「ああ、『素晴らしい再出発を飾ってみせる戦線』略してSSSだ。


もっとも学校側には『素敵な将来の為地域に貢献する青年の集い(SSS)』という長ったらしい略がSSSになるかも疑問な名前で通してあるんだがな、これが」


関「……アホだ」



岩「光も入ってるのか?」


滝「ああ、戦線メンバーだった奴は全員強制参加だ

加えるならまさみ達の入部届けも既に出てる」






「「「は?」」」




……ちょっと待て

岩「あたしそんなもん書いた覚えないぞ?」




関根達も頷いてるし……


滝「ああ、俺が代わりに書いといた

住所とか諸々は先生から聞いてな。うちの先生らなんかゆるいし」


臆面もなく色々言ってるけどどうなんだこれ……


滝「あ、今度の土曜まさみんち行くけど空いてるよな?」


岩「……いや、お前な……」

入「コレ絶対そういう目的メインでやったんですよね」


滝「いやゆりんとこに全員分集めさせられてんだよ……」

関「ゆりっぺさんとか……終わった、あたしの人生終わった」


いやそれは大袈裟だけど……




岩「そんな事より練習したいから場所教えてくれよ」


関「……そんな事、でいいんすかこの音楽キチは!!」



ペシッ


ワシャワシャワシャ……

関「うぉぉ゛ーやめろぉ……」



滝「ほらアホ言ってないで行くぞ」


岩「うわっ


……わかったって」


そう言うと光に腕掴まれて引っ張られ……


っと、光に頭を叩かれて髪をグチャグチャにされたりしてぶーたれてる関根を逆の手で引っ張っていく


入「あっちょっと置いてかないでくださいよ~!」







---------




ったく……あたしのサラサラヘアーが台無しだよ


関「……つーかあんたらちょっとした移動ん時まで腕組まなくていいですよ」


滝「良いじゃないか」


ずっと会ってなかったんだし……ってそーですか。

関「だいたい岩沢さんとか精神年齢なら数年前から前の記憶思い出し始めたとはいえあっちの世界と前世合わせてもう三十路はゆうに超えてるでしょーに高校生と腕組むとかよくや」


ドゴォ


関「痛ったぁ!!」


あたしのパーフェクトな頭脳になんて事するんですか!?


文句言おうとしたけど岩沢さんが「お前一回死んどくか?」みたいな目で見るからやめといた。

やめて、この世界じゃ復活出来ないんだって



なんか悔しいからあたしもみゆきちと腕組んだ。


入「…………」


みゆきちやめて、本気で可哀相な人見る目をするのは。マジで傷つくんだって。




--------SSS部室前



ガチャッ

滝「おーいゆりいる…(ドスッ)…か?」


ゆ「危ないわね

急に入ってこないでよ」


滝「いやいやいやそれより先にまず言うことがあるだろ!!手帳無かったら大惨事だぞコレ!」


光は胸に刺さった……ダーツの矢か? を指して叫んでる


ゆ「岩沢さん達ようこそ戦線本部へ!ね」


岩「ああ……


……暇なのか?」


滝「挨拶じゃねーよ!何で謝罪するって考えがない why!?」


音「日向かよ……つかそれ流行らねーって」


(コクコク)


滝「うるせーよ!つかテメーら書類書かずに何処行ったと思ったらこんなとこでイチャイチャしてたのかよ!!こちとら書類地獄で絶惨禁欲生活を送ってるってのによ!!キミら真面目な学園生活送れよ!!

つかテメーらだけチチ繰りあって羨ましいんじゃチクショー!!」


ぶっちゃけたな


音「マジ……天使だったぜ」


滝「見たのか!!見たんだなコノヤロー!!!!」










--------


ゆ「まぁアホしてる彼らは置いておくとして……本当に何にもしてないのよね、集まってたむろしてるだけ。

だから兼部も普通にOK。日向君とか松下君、藤巻君、野田君あたりなんかは野球してたり柔道したり剣道…いえスポチャンしたりしてるわ」


入「グダグダじゃないですか」


ゆ「だから暇つぶしも兼ねてね……練習とかここで良いわよ、って」


ひ「ちょっと五月蠅いけどまぁ許容範囲さ

何より改装して防音性は無駄にバッチリだしな


難点を言うならちょっと蒸し暑いってことだな、夏場とか特に。」


ああ、確かに暑いよなこの部屋……ひさ子もなんか胸元開けてるし……エロいよひさ子……


……まぁいいか。あたしも開けよ




……でも確かに五月蠅いって踏み込まれる事もないのは魅力的だな


岩「よし、んじゃここで練習するか」





という事で、早速新曲の楽譜を渡していく

うん、我ながら良い出来だ


ひ「やけに明るい曲調だな……」

入「…………あれ?」

関「……岩沢さんこれドラムもベースも入ってなくないですか?」


岩「ああ、あたしだけだったからさ、まだバンドアレンジのバージョン全部出来てないんだ。関根今日はサビのコーラスだけ頼む、入江は……休みだ」


入「はーい」

関「わかりましたー

あ、歌詞は?」


あたしは歌詞カードを差し出す


-----



人の目気にして 良い子のふりして もうどれが本当の自分なのか わからなくなったの

こんなんじゃなかったはず 愛想笑い得意になったのは

大人になったから?なんか違くない?


こんなのあたしじゃない


グルグル迷路出口探す

つまずいて転んで泣いて立ち上がって この繰り返し 嫌いじゃない

もう少しで抜けれる気がする、あともうちょっと


迷路の途中で鏡を見つけた 廊下に映るあの子は誰?

そっと近づいてみた 笑顔のないキミは何処かで見た、何時かで見た自分

久しぶりだね 元気だった?


キミに良い知らせがある


無理して笑う必要なんてないよ ありのままのキミでいい

ごめんね もっとあたしがすぐ気づいてあげれば良かったね

でもありがとう


鏡の中のキミが笑う じゃあねってあたしに手を振った 出口だった

キラキラ光るあの太陽に手を伸ばして笑う新しいあたしに Hello!

Hello!Hello! Hello!


--------






関「明るっ!?何コレこんなん書けたんですか!?」


岩「……あたしを何だと思ってんだ」


……まぁいい

うん、後はキーボードだから……


岩「光?ちょっと新曲の……」










-------









滝「だから奏のより岩沢のおっぱいのが天使だってんだろうが!」


音「何言ってんだ奏のはマジ天使なんだよ!マジ天使!」


滝「…ほぉ、話すだけじゃわからねーようだな……

なら!岩沢の事だからな、あいつらしく俺もどれだけ素晴らしいか歌で伝えてやる……ゴホン」


そして俺は歌い出す、ありったけの想いをこめて……



やっとひとつわかりあえた

そんな気がしていた

急ぎ過ぎても仕方ないし

ずっと続けたいな


痛みのない時間が来て

涙をなめあった

僕は君の身体じゅうに

泥をぬりたくった

泥をぬりたくった

Oh…


滝(そう、ここからだこの曲は……)


岩沢のおっ(メキャ)







そして俺は目の前が真っ暗になった


---------







ハー……ハーー……


ひ「……お前のその力は華奢な体の何処から出てくんだ?」

入「パンチの音じゃありませんよね……」

関「なんの曲かは知らないですけど心こめて歌ってたのになんで止めたんです?」


歌好きな岩沢さんが珍しい、って……


………………


岩「……誰のなんていう曲か聞いたらわかるさ……

というかなんて話してんだよ……」


奏「……結弦、最低よ」

音「ああ、どうかしてたよ……すまん」


全くだ……






滝「むぅ」


起きたか、早いな……

……でもまだ寝ぼけてんのか?


まぁいいや



岩「ほら、さっそくだけど楽譜。新曲のキーボードやってくれよ」



座ったままの光の前で中腰になって楽譜を渡す……と






滝「……おっぱい?」





…………あたしはさっき暑いから、と胸元を開けたのを思い出した。そして座ってる人の前で中腰になるということはつまり……










.












岩「~~~~!!!!」







グシャ



そして彼の意識はまた旅立って行ったのだった


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