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第11章 謎のエンジニア 

主な登場人物


ミヤマ・ヒカリ:本作のメイン・ヒロイン、トウキョウ・レフュージの元幹部職員

ジョン・スミス:武漢の電気電子修理工房の店主、大陸でのヒカリの二人目の雇い主

張道寛:(チャン・ダオクワン)ジョンの工房でヒカリが最初に担当した仕事の客

マモル(オガワ・マモル):ヒカリの一人息子

カゲヒコ(オガワ・カゲヒコ):ヒカリの夫

ミヤマ・ダイチ:中国名は楊大地 (ヤン・ダーディ)、武漢自治組織の最高幹部の一人

【突っ立ってないで入りな。こっちのスリッパを使うといい】

ジョン・スミスにそう促されると、ヒカリは店の中に入る。

 靴を脱いで女性用のスリッパに履き替える。

 上海で見た3つの店より広い店内に大きなテーブルが2つ。入り口から向かって左側のテーブルには修理中らしい機械がデン、と構え、その周囲に電気工具が散らかっている。もうひとつのテーブルにはノート型のコンピュータが置かれていて、他は何もない。それぞれテーブルの横には、少し間隔を置いて工具やパーツがぎっしりと入った棚が置いてある。

【左側が電気エリア、右側がコンピュータエリアってところだ】とジョン・スミスが言う。

【先週まで右側を担当していた女エンジニアがいたんだが、結婚するとかで上海に行っちまったんだ。それでエンジニアを探していて、お前さんを紹介されたってわけだ】

 2つのテーブルの奥に事務処理用のものだろうか、小ぶりなデスクと椅子が2つ。そのうち1つにジョン・スミスが座る。

先にトイレを使わせてもらうと、ヒカリは向かいの椅子に腰掛ける。

(どこかで見たような顔だな)と思いつつジョン・スミスは言う。

【お前の髪型、ひょっとしてヘプバーンか?】とジョン。

【はい、サロンで「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンの髪型、ということでやってもらいました】とヒカリ。

 ジョンの顔に笑みが浮かぶ。

【よく似合ってるな。よし、面接は合格だ。おれはオードリーの大ファンなんだ】

【ありがとうございます。このヘアー・スタイル褒めていただいたの、二人目です】

【ところでお前のことを、なんて呼んだらいい?】

【「ヒカリ」でお願いします。あなたのことは?】

【「ジョン」で頼むよ、ヒカリ。おっと、もうこんな時間だ。昼飯としよう】

 奥の、さほど広くないキッチンで、ジョンがパスタを茹でている。キッチンの隣はさっきトイレを使わせてもらったバスルーム。その隣に小さな部屋があるようだ。扉は閉まっている。右手の壁側にももう一つ部屋があるようで、こちらはかなり広そうだ。

 昼食ができ上がった。魚肉入りのペペロンチーノ風のスパゲティ。ジョンが運んでくる。

 ヒカリは食べ始める。なかなかいける。魚が正体不明だが、全体としては悪くない。

【おいしいです、ジョン。料理お上手なんですね】

【30前に離婚してからずっと独り身で、次の誕生日で50。経験だけは長いってところさ】

フォークに魚肉を刺して口に運びながらジョンが言う。

【おれの本名は、「ベルンハルト・ツィンマーマン」という。両親、祖父母とみんなドイツ系だ。この名前じゃ、アジアの連中には呼びづらいだろう。それで、シンプルな「ジョン・スミス」を名乗ることにした。あんたは?】

【フルネームは「ミヤマ・ヒカリ」といいます。ミヤマは漢字では美山メイシャンです】

(…「ミヤマ」「メイシャン」? どこかで聞いたような…)とジョンは思った。

 早朝に非常食を少し食べて以来の食事で、ちょっと多目の一皿をヒカリは平らげた。お腹がいっぱいになると、睡魔が襲ってくる。気づいたジョン・スミスがヒカリに言う。

【夜通し上海から来たなら、眠たいだろう。少し眠るといい】

 そう言うとジョンは、バスルームの横の小さめの部屋の扉をあけた。

【上海に行っちまった奴が使ってた部屋だ。バスルーム側にも扉がある。こちらを使いな】

 荷物を持ってヒカリが中に入る。無機質な壁で、ベッドとクローゼットと小さなデスクのある部屋。ヒカリ一人が当面暮らすには、十分な空間だ。

【それじゃあ、少し眠ります。夕方になっても出てこなかったら、起こして下さい】

 ジョンが部屋を出て行くと、ヒカリはそのままベッドに倒れこみ、寝息を立て始めた。


【ヒカリ、そろそろ18時だぜ。起きられるか?】

ノックしながらそう言うジョンの声に、ヒカリは目覚める。

【はぁい。起きます…ちょっとだけ待って下さい】

 起き上がり、置いてあった姿見を見ながら髪を少し直すと、オフィス側の扉を開けてヒカリはジョンの前に姿を現す。

【コーヒー淹れた。飲むかい?】

【助かります。わたし、カフェイン中毒気味なんで】

 さっき座った椅子に腰かけ、コーヒーが注がれたカップをジョンから受け取ると、ヒカリは一口、二口と啜る。

 自分のカップのコーヒーを飲みながらジョンが言う。

【さて、ヒカリ、さっき面接はすんだから、今度はお前のコンピュータエンジニアとしての腕前を試験しなけりゃならない。いいな?】

【はい。わかりました】

【じゃあ、コーヒーを飲み終わったら始めるとしよう】

 ヒカリがコーヒーを飲み終わると、ジョンは、

【こっちに来な】と「コンピュータエリア」のほうにヒカリを連れて行った。

置いてあったノート型のコンピュータを指差して言う。

【上海に行っちまった女エンジニアの手に負えなかった、修理依頼のモノがこれだ。電源は、おれが入るようにはした。けどそのあとは、知り合いの工房の連中にも見てもらったが、誰もお手上げ。こいつをなんとかできるか、やってみてくれないか?】

【試験にしては、かなりハードルが高そうですね】

テーブルの前に置いてあった椅子に座り、ヒカリはコンピュータの電源を入れる。キーボードで操作する、相当古風なタイプのものだ。しばらくするとモニター上にメッセージが現れ、下から上に流れていく。

【これ、ノイマン・アーキテクチャ時代の代物です。作られて2世紀以上経っているわ。電源が入っただけでも奇跡ってところかしら】とヒカリ。

【それは、俺の腕前を褒めているのかい?】

【ええ。すごいと思います。ジョン】

 キーボードからいろいろとコマンドを入力して探ってみるヒカリ。10分ほどそうやってモニターを睨んだすえ、ジョンのほうを向いて言った。

【このコンピュータ自体を元通り動かせるようにするのは、100%無理です】

【そうかい。やはり駄目かい】

【やれることがあるとすれば、ディスクに保存されたデータを取り出して、ほかのコンピュータに移すってところでしょうか】

【わかった。客にそれでいいかどうか聞いてみるから、ちょっと待ってくれ】とジョン。

【OKでしたら、ご自分のいま使っておられるコンピュータを持ってきて下さるよう、お願いして下さい】とヒカリ。

 張子涵と同じ大きさのPITを出すと、ジョンはヒカリに背を向け、客に電話をかけた。

[…残念ながらモノは完全にお陀仏だ。ただ、中のデータを救うことはできるかもしれないと、今度来たエンジニアが言っている…うん、そうだ。いま使ってるコンピュータを持ってきてもらうことになる。いいか?…わかった。明日の11時だな…待ってる。それじゃあ]

 電話を切ると、ヒカリのほうに向き直って言う。

【客もOKだ。明日の11時に来てもらうことになった】

【じゃあ、あとUSBメモリが必要です】とヒカリ。

【ちょっと待ってくれ】と言ってパーツの棚を探し、ジョンがデバイスを一つ持ってくる。

【OKです、ジョン】

【よし。お前さんもOKだ、ヒカリ】

笑みを浮かべながら、ジョンが言う。

【合格ってことだ】

【…でも、明日の様子を見なくてもいいんですか?】

【今までの手際を見れば充分だ。よろしく頼むぜ、ヒカリ】

 ヒカリの顔に安堵の笑顔が広がる。

【ありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いします。ジョン】

 ほっとして気が緩んだのか、思わずあくびが出てしまうヒカリ。

【今日はもうこれくらいにして、なにか食うかい?】

【いえ、お昼をたくさんいただいたから、お腹は減っていません】

【それならシャワー浴びて歯磨いて寝るといい】とジョン。

【じゃあ、シャワー頂きます】

ヒカリはそう言うと小さな「自室」に入り、シャワーの準備を始めた。

(それにしても、どこかで見たような顔。「ミヤマ」「メイシャン」という名前…)

ジョンは、相変わらず引っ掛かるものを感じつつ、自分の部屋へと向かった。


 翌朝、ヒカリが7時に目をさますと、ジョンはもう起きて朝食の準備をしていた。

 ジョンの淹れたコーヒーを飲み、パンとスクランブルエッグとサラダの朝食を食べる。

【そういえば給料の話を、まだしてなかったな】

【そうですね】

【固定給5万元プラス出来高払い、でどうだい? 食事代はそこから引かせてもらうが】

 ママの形見の天然アレキサンドライトのリングを10万元で売ったことを、いまさらながら後悔させられる条件だ。

【構いません。わたしは、料理はダメなので、お食事をいただけると助かります】

【ほんと、お前はわからない奴だな、ヒカリ。いったいどういう暮らしをしてたんだい?】

【わたしの過去のことは…ご勘弁下さい】

(いずれ、お話ししなければならなくなる)と、ヒカリはパンを千切りながら思った。

 11時の約束に向けて、9時頃からヒカリは準備を始めた。

 再起不能のコンピュータの電源を入れて、昨夜ジョンが出してきたUSBメモリを挿入する。いくつかコマンドを試し、失敗しては電源を落とし、入れ直し、それを何度も繰り返して、やっと、中身のファイルをUSBメモリへコピーするコマンドに辿り着いた。コピーするファイルを指定して実行させると、5%、8%、13%…とタスクの進捗状況が表示され、10分ほどして100%、コピー完了となった。

 次に、USBメモリを自分のPITに挿入し、中身のファイルをPITのディスクにコピーする。これは3分程度で終わった。あとはクライアントの持ってくるコンピュータのソフトウェアを確認して、それにあわせて変換すればいい。10時前には準備完了となった。

「電気エリア」で修理の作業をしていたジョンが、ヒカリのPITを見て言った。

【PITにしちゃあ、ずいぶん図体のでかいやつだな】

【はい。商売道具ですから】とヒカリ。


 11時に現れたその客は、張道寛チャン・ダオクワンという40代くらいの男。変換したファイルを、PITから男の持ってきたタブレット型のコンピュータへと送信した。ファイルには、男の先祖が残した貴重な写真やら記録やらが、大量に入っているらしい。見ることができるようになって、いたく喜んだその男は、ジョンから告げられた「代金1万元」を文句も言わずに支払い、再生したファイルの入ったコンピュータと、再起不能のヴィンテージのコンピュータを持って、帰って行った。

【よほど嬉しかったんだな。値切らないやつは、ほとんどいないから、見込んで吹っかけた値段だったけど。上出来だ。ヒカリ、お前さんのおかげだ】と大喜びのジョン。

【修理のすんだこいつを届けるのと、出張修理が1件あるので外出してくる。もしも客が何か持ってきたら、とりあえず話を聞き出せるだけ聞いて、デスクにある紙に名前と電話番号を書いてもらって、預かっておいてくれ】

 昼食をすますとジョンはそう言い、かんかんと照りつける真夏の日射しのもと、蒸し暑い空気の中を通って、店前に駐車していた地上走行型のミニバンに乗り込んだ。

 キッチンで、ジョンの淹れてくれたコーヒーを、いつのまにか「自分用」になったカップに注ぎ、デスクのところへ行き、これもいつのまにか「定位置」となった椅子に腰掛ける。一口啜ると「ふう」とため息が出た。今日は、とPITを見ると7月14日の日曜日。ネオ・トウキョウを脱出してから11日目となる。PITに武漢の地図を表示する。少しずつ縮小して表示エリアを拡大させる。何度か繰り返すと、モニターの右端にトウキョウが表示された。直線距離で2400km。生まれてからずっと、ネオ・トウキョウから一歩も出たことのない自分が、こんな遠くに来るなんて。

 でも「遠い」といえば、マモルは今、火星にいる。

(わたしが死んでいると信じている彼は、どんな気持ちなんだろうか…)


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 マオのインパクトに備えて、地球の約1億人から500万人が選抜され、火星へ移住することとなった。この、いわゆる「カテゴリC」に選抜されたのは、自分の親族の中で息子のマモルひとりだった。火星行きの日程の通告があったのは2287年5月。7月30日にネオ・東京を発つという予定だった。


 火星へ向かうべく。月行きのシャトル便に乗る前日、マモルが、火星航行の訓練施設から最後の帰宅をした。

 ちょうどマモルの誕生日だった。夕食は、マモルの希望でカレーライスだった。

 火星へ行く8歳になったばかりのマモル。

 カテゴリAとして、ケアの日程が約1ヶ月後の8月25日に決まったカゲヒコ。

 カテゴリBとして、インパクトの約1年前に設定された「最終日」の「一斉安楽死」まで、まだしばらく残されるわたし。

 そんな三人の、お誕生日会にして最後の晩餐は、言葉も少なく黙々としたものだった。

 翌日、マモルが火星に向かう日、見送りのためにカゲヒコとわたしは仕事を休んだ。

 火星行きの便に乗るまで必要のない荷物は、まとめて先に預けてある。だからマモルが持っているのは、最低限の着替えや身の回りのものが入ったバックパックひとつだった。カゲヒコのエアカーに乗り込み、1時間ほど乗って、月行きのシャトルのターミナルに着いた。

 ターミナルは、そこだけレフュージから突き出した格好になっている。

 搭乗ゲートへ向かう途中のセキュリティ・チェックの前のロビーは、搭乗者と見送りの人で混雑していた。時間がくるまでソファーに座り三人並んで待つ。そこここからすすり泣く声が聞こえる中、わたしたちは黙って待っていた。

 やがて、搭乗開始を告げるアナウンスが流れた。

 最初にカゲヒコが立ち上がって、マモルのほうを向いた。

「マモル。頑張れよ…いや、あんまり頑張り過ぎないでいいよ…」

「うん、わかった。パパ」

 カゲヒコとマモルはしっかりと手を握った。

 マモルが立ち上がった。わたしも立ち上がって、マモルのほうを向いた。

「元気でね。落ち着いたらMATESを送ってね」

「わかった。ママも元気で」

 マモルの左頬を、わたしは右の手のひらでそっと撫でた。

 セキュリティを抜けたところで、マモルは一度だけ振り返った。いまにも泣き出しそうな、そしてそれを必死でこらえているマモルの表情が、わたしの目に焼きついた。搭乗ゲートに向かうコーナーを曲がると、マモルの姿が見えなくなった。

 見送りの人でごった返す展望デッキから、シャトル便のスペースプレーンを眺めた。

 マモルがセキュリティを抜けてから小一時間ほど経っただろうか、ボーディングブリッジが船体から離れ、ターミナルビルに吸収された。スペースプレーンはゆっくりとテイクオフ・スポットへ向かった。

 右手側にあるテイクオフ・スポットで機体がふわりと浮かび上がり、脚が格納された。エンジン音が猛烈に高鳴り、轟音となって窓越しに響いてくる。

 動き出すスペースプレーン。

 ものすごい勢いで加速し、わたしたちの視界の右から左へと通りすぎると、機首を上へ向けながら飛んで行った。

「行っちゃったね」カゲヒコがぽつりと呟いた。

「うん」とわたし…


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 いつの間にかうとうとしていたヒカリは、店の扉をノックする音に、はっと我に返る。扉を開けると、手のひらに少し余る大きさのポータブルデバイスを持った男が立っている。

[張道寛に聞いて来た。あんたが中国語の話せないエンジニアかい? こいつを修理してくれないか。どこの工房でも無理だって断られたんだ。]と男は捲し立てるように言った。

 ヒカリは男を店内に招じ入れ、デスクから紙を取ってくると、名前と電話番号を書いてもらい、デバイスがどういう状態かを聞きだした。

「店主も確認してご連絡します」とヒカリが言うと、男は[頼んだよ]と言って帰った。

 客のあしらいに慣れていないヒカリが、緊張感をほぐす間もなく、次の客がやってきた。

[張道寛に聞いてやって来た。あんたが中国語の話せないエンジニアかい?]…

 同じように言ってコンピュータ系の修理品を持ち込む客が、その後も続いた。


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 自経団のオフィスは日曜日が一斉休暇で、それに加えて各人週1回別の日に休みを取る形の週休2日になっている。7月14日の日曜は休みのはずだが、ダイチは誰もいない午後のオフィスで、翌日の支団幹部会の資料に目を通していた。

 毎週月曜に開催される支団幹部会の出席メンバーは、書記・副書記、顧問、各局の局長・副局長、局長助理(局長補佐)、警務隊長、各区の区長、法院の院長・副院長、となっていて、参加人数は40人近くになる。参加者のうち非常勤の者は、原則として月曜の終日、オフィスで勤務することになっている。


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 16時になってジョンが戻ってくるまでに、ヒカリは合わせて5件の注文を受けていた。

【おいおい、こりゃ一体どうなってるんだ。ふだんなら一週間分くらいの注文だぜ】

喜びつつ、当惑気味にジョンが言う。

【みんな口々に「チャン・ダオクワンに聞いた」って言ってました】

【あの客よっぽど嬉しかったのか、あちこち触れて回ってくれたんだな。ありがたいこった】

ほくそ笑むジョン。

【でも、どれも他で断られた難物揃いのようなんです】とヒカリ。

【それこそ腕の見せ所じゃあねえかい、ヒカリ】とジョン。

【はい。頑張ります】

 さっそく注文1件目のポータブルデバイスにとりかかるヒカリ。

【明日と明後日は店の定休日だから、あんまり無理しなくていいぜ】

ジョンが声をかけた。


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