春の陽気に誘われて、僕は恋をした。
ちょい読みシリーズ第3弾は 恋愛がテーマです。
ただの恋愛もいいけど、幽霊さんの恋愛だっていいじゃないかって思いから書き始めました。
短い時間のちょっとの恋愛。
それを楽しんでもらえたらうれしいです。
春うららかな火曜日。
僕は駅のホームのベンチに座っていた。
特にこれといって用事があったわけじゃない。
朝7時10分
通学・通勤のため、沢山の人がホームにやってくる。
その中で、真新しい制服に身を包んだ彼女がいたんだ。
彼女は友達と一緒にホームへやってきた。
「落としましたよ?」
僕の目の前でしゃがむと彼女は落とし物のハンカチを拾って手渡してきた。
「あ、あり」
「ありがとう、お嬢さん。これお気に入りだったのよ。」
僕の後ろから手を伸ばしたおばさんが、ハンカチを受け取ってその場をあとにした。
女性を見送る彼女と僕は目があった。
一目で僕は恋に落ちた。
でも僕らは結ばれない
だって僕は…
地縛霊だから。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
恋愛系の小説は難しいですね。書いてて地味に気恥ずかしくなりました。
恋愛小説作家さんはすごいですね。
幽霊さんの恋模様をうまく描けたらいいなぁと思い頑張っております。
ちょっとだけ、くすっと。ちょっとだけうるっと。
頑張ります。
誤字脱字等ございましたら教えていただけると幸いです
では、次回をお楽しみください。