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幽霊さんの恋愛事情 ~「僕」と「彼女?」の物語~  作者: 華音 楓


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12/22

備えあればなんとやら?

僕は、駅のホームのベンチに座っていた。

特に何かするわけでもなく、ベンチに座っていた。


朝7時10分

通学・通勤のため、沢山の人がホームにやってくる。


りんちゃんたちが電車を待つためにホームのベンチでお話をしていた。


少しすると、りんちゃんたちの前で小さな男の子が転んだんだ。

男の子は足を擦りむいたみたいで、泣いてしまった。


お友達は男の子をベンチに座らせてあやしていた。

りんちゃんは近くの水道でハンカチを濡らしてきて、傷口をそっと拭ってあげていた。


丁度ホームの階段から「トウマ君」と呼ばれていた男子高校生がおりてきた。

りんちゃんたちに気が付いた男子高校生は、おもむろに鞄から箱を取り出した。


それはかわいい絆創膏の箱だった。

「はいこれ。りんさんつかって?」


りんちゃんは受け取った絆創膏で、手当てをしてあげていた。

男の子は手当てが終わると、お礼を言って電車の昇降口へとむかった。


「ありがとうトウマ君。」

「備えあれば憂いなしだよりんさん。」


そういうと男子高校生も列に並びだしたんだ。

りんちゃんたちも到着ベルを聞いて列へと並んでいた。


男子高校生の鞄の中がちらっと見えたけど…

全部かわいらしい小物で統一されていた。


うん、備えあればなんとやら。

高い女子力がうかがえた。


「行ってらっしゃいりんちゃん。」

僕はホームからりんちゃんを見送った。


今日もりんちゃんにとって、いい一日でありますように。

ここまでお読みいただきありがとうございます。


最近の男性の女子力の高さはやばいですね。

ちなみに、このお話…実話です。

作者が駅で目撃しました。

もう、こういうのって男性女性関係ないんだなって感じた一幕でした。


ここまでお読みいただきありがとうございます。


誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。


感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。


では、次回をお楽しみください。


※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。

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