表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

02 ”日常だったころ”

時を遡り2021年6月中旬午前7時20分ごろセミが雄々しく鳴く季節になっていた。


改めて、俺の名前は神岡(かみおか)(ゆう)()、4月3日に誕生日をむかえ17歳になった高校2年生だ。俺はあまりにも普通の高校生だ。


勉強の成績は中の下、運動も中の下かそれよりも下、友達の数はぼちぼちといる。しかし俺の身長は154㎝と高2では少し、ほんの少し、ほんとちょっと低いのだ。そうあまりにも“普通”である!!


・・・今は俺が通う高校である北山(きたやま)高校に向かうため通学路を歩き、通学路にある一軒の家の前にいた。


“篠崎”と書かれた表札だ。


そして玄関が開き、そこから美少女の幼馴染が出てきた。


・・・・なんてことはなく玄関から出てきたのは幼馴染ではあるがイケメンの篠崎(しのざき)(けい)である。


顔立ちが整い、髪色は茶髪に染め上げられ、最近流行りのツーブロックの髪型をしている。(茶髪は校則で禁止されております。)身長も俺と違い180㎝超えなのだ。


女子人気もやはり高い。当然だよなぁ~~~。ちっ!!


「ん?、今舌打ちしたか?」


(な、なんでばれてんだ!!心の中でしたのに!!)


「い、いやしてないよ!」


篠崎慧はふ~ん♪とからかうような笑みをこぼした。


(や、やっぱりばれてるような??)


「そ、そんなことより学校早く行こうぜ!遅刻しちまう」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ