1/12
『前書き』
チッ…チッ…チッ…
時計の針が動く音が静かに響きわたる、この空虚な空間に一人、
悲しげに何かを見つめるようにしている男が立ちすくしていた…
まあ、こんな感じでいいか。始まり方は。
どうも皆さん、はじめまして。私は『謎のモノ(仮)』だ。
早速意味わかんねえやつ来たなと思っているだろうが、
今は特に気にしないでもらいたい。
因みに、最初の文は適当なので大体嘘である。
……無駄話はここまでにしといて、
まずはこの小説を手にとっていただき、ありがとうございまするm(_ _)m
この物語は記憶喪失の少年が、自身の存在意義や進むべき道、
そして力を持つ意味に対する答えを探す物語です。
予定では半分ほどは『日常』となります。もう半分は『戦い』ですね。
『日常』と『戦い』、この二つを体感していく中で、
彼はどんな答えにたどり着くか……それは、貴方方の目でお確かめください。
それでは! 物語の中へ。READY、GO!!