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コードネーム:カノジョ 〜未来から来た美少女ボディーガードに「近いうちに死にます」と宣告された俺〜

作者:森本 凛
 平凡な高校生・有村颯太は、下校途中、突如出現した黒い穴を目にする。現れたのは銀髪碧眼の美しい少女・高峰セリア。彼女は自らを自己進化型人工アンドロイドと名乗り、未来で颯太が事故死する運命を回避するため過去へ来たと告げる。タイムワープの影響で記憶の一部を失っているというが、目の前で未知の未来技術を見せ、さらに翌日の理科室での小爆発を予告し的中させたことで、颯太も彼女の言葉を信じるようになる。
 二人は奇妙な同居生活を始め、未来の脅威に備えて颯太の頭脳と身体能力を鍛える日々が続く。やがてセリアは颯太の通う学校へ転校し、初日から全校生徒の前で颯太の「カノジョ」を宣言。周囲に怪しまれないため、自然な恋人を演じる日常が始まり、颯太もまんざらではなかった。
 ある朝、未来からの使者が現れ二人は強制的に連行される。たどり着いた未来の世界で待っていたのは颯太の親友・篠原誠悟。彼は時空管理局所属のタイムパトロール官で、「オルタナティブ」という時空破壊を図る組織が颯太を狙っていると説明し、捕縛への協力を求める。正体を隠していたことを詫びた誠悟は、変わらぬ友情を颯太に誓った。
 過去へ戻った颯太は、セリアとの経験を活かし、本来起きるはずだった理科室での大爆発を未然に防ぐ。続く体育祭ではセリアが暴走するトラブルに見舞われるが、誠悟や生徒会長・天城玲司の助けで事態を収拾する。この暴走を機に誠悟がセリアの記憶を修復し、「オルタナティブ」のリーダーがもう一人の親友・加藤理人であることが判明。理人は颯太だけでなく家族や友人にも危害を加え、颯太の怒りを買う。
 颯太、セリア、誠悟、玲司の四人は力を合わせ理人率いる組織に挑み、ついに制圧に成功。しかし理人の最後の攻撃でセリアが沈んでしまう。絶望する颯太の前で、セリアは自己進化の末に人工知能ではなく人間として蘇り、颯太と共に生きることを選択。こうして、二人は仮初めではない真の恋人となった。
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