表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/20

コンタミネーション?

 ちょっと目を離していた間に、何やら高速で動くものが増えていた。しまった、コンタミを起こしてしまったかと、顕微鏡を覗き込みながら頭を抱える。温度も湿度も二酸化炭素濃度も問題ないが、意図せぬものが繁殖してしまっては台無しだ。


 増えてしまったのは、大きく分けて3種類。1つは、底面をちょこまかと動く小型のものが大量に。他の2つは、液相でゆっくり動くものと、気層を直線的に動くものが少数。これらの中では後者が圧倒的に素早く、比較的大きいこともあり、それには肉眼で早めに気付けたのは不幸中の幸いだ。


 ピンセットで摘まみ上げて、詳しく観察する。ふむ、どの種類も金属がメインの構成成分らしい。それなら、金属を酸化させる物質で駆除することが出来るだろう。――そうして、車や船に飛行機などは、一掃されることになった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ