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意味が分かるとゾクッとする話:I'mパーフェクトヒーマン♪

作者: 謝流々辺郎

体重120キロの俺はダイエットすべきか、マンションを引っ越しすべきか悩んでいる。


先日の事だ。


外出しようとエレベーターのボタンを押した。


ドアが開くと、そこには夫婦だろうか?


男女が修理にでも出すのだろう、大きめの冷蔵庫を乗せていた。


定員は5名のエレベーターとはいえ、さすがに大丈夫だろうと男女に会釈し、つめてもらいつつ、乗り込もうとした瞬間、


「ブーッ…」


という無情な警告音が鳴り響いた。


「…すいません」


俺は恥ずかしさに包まれながら、エレベーターを降りた。













〈解説〉

よくあるエレベーターの怖い話です。


定員は5名。


エレベーターは1人の重さは65キロの計算らしく、この場合、325キロまで大丈夫なはずです。


120キロの男、乗っていた男性が70キロ、女性が50キロとして120キロ。


冷蔵庫は大きさにもよりますが、60キロ以上あるようです。


とすると、120+120+60=300キロ。


25キロの余裕があるはずなのにブザーがなった…。


となると25キロ以上の物がエレベーターに潜んでいた、という事になります。


それはどこにあるのでしょうか?


エレベーターの上に誰か乗っていたからでしようか?


それとも、冷蔵庫の中に入っていたのでしょうか?


食べ物を冷蔵庫に入れたまま修理に出すとは考えられませんから、その冷蔵庫には別の25キロ以上の何かが入っていた事になります。


それが何かはわかりませんが…。


120キロの男は、ダイエットより今すぐそのマンションから引っ越す事をおすすめします。



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