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王子の苦悩  作者: 忍野木しか
第三章
110/254

赤い薔薇


 夏休みの校舎には不穏な空気が漂っていた。

 窓の向こうは青空が鮮やかで、ふかふかと雲の浮かんだ様は長閑である。だが、カーテンの閉じられた四階の部室では、そんな夏の風景も段ボールの中の写真のようで、心霊現象研究部の部員たちは一様に暗い表情をしていた。苦渋と不安に満ちた吐息。部長である大場亜香里の瞳に燃え上がった赤い炎を前に、部員たちはオロオロと手をこまねくばかりである。

「おい──」

 不穏な声が廊下から部室の中に響いてくる。

「やってくれたな、お前ら──」 

 薄い影が部室の奥に向かって伸びていく。

 その声は舞台のオペラ歌手のように華やかで、ちょうど部室の中を見下ろすようにして扉の枠に背中を預けた吉田障子の瞳は、冬の夜空のように冷え切っていた。

「君……!」

 大場亜香里の目が反射的に見開かれる。そうして、すぐにそのアーモンド型の目を憎々しげに細めた大場亜香里は、スラリと長い足を前に伸ばすと吉田障子の元にツカツカと歩み寄った。

「君っ!」

「なんだよ」

 そう首を傾げた吉田障子の瞳は何処までも冷たかった。その口調も、態度も、大場亜香里には覚えのないもので、虚を衝かれたように立ち止まった亜香里は一瞬、吉田障子に対する怒りを忘れてしまった。ただ、それはほんの一瞬の事で、すぐにメラメラとまた赤い炎を瞳に宿した大場亜香里は、自分よりも少し背の低い吉田障子の胸ぐらを掴み上げた。

「いったいどういうつもりよ!」

 大場亜香里の唇が近付く。その甘ったるい匂いが鬱陶しいとでも言うかのように、露骨に顔を顰めた吉田障子は「チッ」と鋭い舌打ちをした。途端に大場亜香里の目の色が変わる。赤い炎から青い炎へ。明確な殺意が彼女に瞳に現れていた。無論、それはあくまでも、そう言った感情の昂りといった程度の話ではあるが、その空気の変化に部員たちは冷や汗を流し、また、吉田障子はにんまりと胸の奥底でほくそ笑むのだった。

「その態度は何?」

「そりゃ、こっちのセリフだ」

「な……」

「何やってくれての、お前ら」

 そう言った吉田障子は深い憎しみに声を詰まらせてしまったかのように唇を歪めた。

 とにかく冷静さだけは取り戻さねばと、大場亜香里は懸命に息を吐くも、やはり怒りは収まってくれず、かえって勢いの増した炎に叫び出してしまうのだった。

「ふざけんなっ! それって君の友達の件でしょ! やってくれたって……、イジメって……、ふ、ふざけないでよ! あたしらには関係ないって! 君っ、よくもこんな大事にして……。てゆーか、あたしら本当に何も知らないのに!」

「はあ?」

「勝手に盛り上がって、ヒロイズム気取って、それであたしたちがどういう目に遭ってるか分かってんの? どう責任取るつもりよ!」

「お前こそ、何を一人で勝手に盛り上がってんの?」

「それっ! その口の聞き方っ! いい加減にっ……」

「イジメなんて、どーでもいいんだよ。お前らのせいで獲物を取り逃したって、俺ぁ、キレてんの」

 不穏。

 黒い影が薄暗い教室を呑み込んでいく。

 吉田障子のその声には友人への同情など微塵も含まれてはいなかった。

「なんですって……?」

 大場亜香里は怯んだ。吉田障子の胸ぐらを掴んだまま、僅かに体を後ろに引いた亜香里は無意識に声のトーンを落としてしまう。目の前の少年が得体の知れない別の何かに思えたのだ。

「お前らのせいでまんまと獲物に逃げられちまったじゃねーか、チクショウが」

「だから、いったいなんの……」

「八田英一だよ」

 副部長の亀田正人が慌てた様子で二人の元に駆け寄る。それを片手で制止した亜香里は、鋭く細められた視線を微かに斜め上に動かした。

「八田英一だけじゃねぇぞ、心霊学会そのものが俺の手から離れていってやがる」

「いったい君は、なんの話を……?」

「お前には関係ねーよ」

 不遜。

 突き放すような言い方である。

 その声色は何処までも自分の力に自惚れているようで、ただ、その不遜な態度には確信が備わっているように思えた。

 大場亜香里はキッと目を細めた。彼から手を離した亜香里は上半身を倒したまま腰に手を当てる。そのほっそりとした長い肢体を強調するように。その胸元の隙間から覗くセルリアンブルーの明るい色を見せつけようと。だが、欲望に忠実であろう彼の残忍な視線は動かすことが出来ず、それが更に、彼の確信への確信を強めるきっかけとなった。

「八田先生がどうかしたの?」

「こっちの話だから、先輩は知らなくてもいいって」

 そう言った吉田障子は軽くため息をついた。意味ありげな、何処か芝居がかった口調である。先ほどまでの不遜な態度とは一線を画すような。だが、何も知らない亜香里がそれに対して違和感を抱けるはずもなく、好奇心ばかりが刺激されてしまうのだった。亜香里は、以前に、吉田障子が臨時教諭の八田英一に対して不遜な態度をとっていたことを覚えていたのだ。

「君さ、八田先生が何処にいるのか知りたいんでしょ?」

 一瞬の沈黙の後、吉田障子の目が異様に大きく見開かれる。あまりにも大袈裟な、まるで舞台役者のようなその表情の変化に、大場亜香里はしてやったりと頬を綻ばせた。

「し、知ってんのか……?」

「その可能性にすがって、ここに来たんだよね」

「知ってんなら、早く教えろ!」

「君の態度次第だね」

「ぐっ」

 吉田障子はキョロキョロと辺りを見渡した。言うべきか、否か、迷いに迷っているかのような。そんな彼の大袈裟な態度が愉快で、常に人を見下ろす立場にある大場亜香里は、不遜な態度を彼に返せたことに大満足だった。

「いや、ダメだ」

「何が?」

「人が多い」

「じゃあ、人払いすればいいよね」

 大場亜香里の視線が薄暗がりの部室に向けられる。すると、すぐにその意味を察した副部長の号令と共に、心霊現象研究部の部員たちは校舎の下の階へと去っていった。それはまるで規律ある軍隊のようで、むしろ学会より学校の部活動の方がまともなのではないかと、吉田障子は笑いを堪えるのに必死になった。

「さてと、じゃあ吉田クン、そろそろその八田先生の秘密とやら、話して貰えるかしら?」

 そう言った大場亜香里はうずうずと腕を組んだ。長い足が前に後ろにと忙しい。それでもモデルとしての自覚は天性で備わっているのか、たとえその場にいるのが魅力に乏しい小柄な後輩ただ一人だったとて、大場亜香里の姿勢が崩れることはなかった。

 吉田障子は薬指を頬に当てた。

 まだ早いだろうと思ったのだ。もう少し焦らす必要があると。

 自尊心ばかりが強く、欲深く、自己を中心としてしか物事を考えられらないこのせっかちな女は、それでももう少しだけ手のひらの上で転がす必要があった。それは舞台においても同様で、付けられたばかりの火はまだ森の奥にまでは燃え広がっておらず、薪を焚べ続けなければならない。放っておいても止まらぬ火の手に新鮮な風を送り続け、進むべき方向を示してあげ、邪魔な石は横に転がしていく。

 舞台に焦りは禁物だった。

 もう少しだけ、この手探りの舞台の状況を静観する必要があったのだ。

「ねぇ……!」

「八田英一は未成年淫行の常習犯なんだ」

 だが、抑えきれない。

 焦燥感が消えてくれない。

 いや、待ちきれないと言うべきか。早く次の舞台に移りたいという本能を吉田障子は抑えきれなかった。

「まさか、八田先生が……」

「あの野郎は少女趣味のゲス野郎だ。外面が良いぶん厄介でよ。だがそれが、俺にとっては都合がいい」

「どういうこと……?」

「あの野郎は外面を崩せない。学会の代表という立場もあるし、何よりもあの野郎の性格がそれを許容しない」

 吉田障子は努めて焦らすように話を進めていった。その一言一句に大場亜香里の表情が険しくなっていく。そこに八田英一に対する戸惑いや軽蔑といった感情の揺れはなく、また、吉田障子の言葉に対する見くびりや懐疑の念も見られない。亜香里の関心は、ただただ、その情報から得られるであろう自分の利益のみだった。

 吉田障子は僅かに頬を緩めた。白雪姫の方は大丈夫だろうと確信したのだ。

 大場亜香里は彼の言葉に一切の疑いを抱いてはいない様子で、やはりこの女は使えると、吉田障子は自分の慧眼に自惚れてしまった。

「まさか君、八田先生を脅して……」

 大場亜香里の唇が縦に動く。今や赤い薔薇を両腕に抱いた白雪姫はそれでも思考の片隅に疑惑の念を浮かばせてしまったようで、本当にあの心霊学会トップの息子である八田英一を脅すことなど可能なのだろうかと、大場亜香里は、八田英一のやった行為に対する疑惑ではなく吉田障子がやろうとしている行為に対する疑惑に、アーモンド型の目を細めていった。

「ああ、そうだよ」

「ふーん。具体的にどうやって?」

「写真さ、女どもの証言も揃えてある」

「そんなもの、どうやって……」

「俺が脅したから、あの野郎は慌ててこの学校にやってきたんだぜ? はは、先輩も疑問だったろ。なんで突然、学会の、それもトップの息子がこの学校に来たのかってよ」

 大場亜香里は口を紡いだ。そこへの疑問は確かに持っていたのだ。だが、その事実は確かめようがなく、大場亜香里はただ彼の言葉に目を細めることしか出来なかった。

「あとちょっとだった、あとちょっとで全てが上手くいっていた。それをお前ら、よくもやってくれたな……」

 吉田障子はそう言って、忌々しげに大場亜香里を睨み上げた。その視線に負けじと、形の良い眉を顰めた亜香里は言葉を返す。

「いったい何の話しかな。あたしたちには何の関係もないと思うけど?」

「なんだと」

「もしかして君の親友のイジメの件? その件もあたしたちには関係ないし、むしろあたしたちの方が被害者だよ」

「おーい、さっきからイジメイジメって、先輩の方こそ何話してんの? 藤田の件なら、あの野郎が消えた後じゃねーか」

「それは……」

「俺が話してんのは八田英一の淫行相手の件だよ」

「ちょ、ちょっと待ってよ。それこそあたしたちには関係の……」

「お前らさ、法華経に関わる生徒たちを露骨に睨んでただろ。集団で、こうグッと恨みを込めてよ。ほら、期末テスト後のアレだよ、あの折伏騒動が始まってすぐの話さ」

「それがどうかしたの?」

「その中に居たんだよ、あの野郎の相手が。そいつが取り乱して、親にあの野郎のことを話しちまったんだ。オカ研憎しが心霊学会の方に向いちまったのか、それとも法華教を信仰する自分の家族に対して自暴自棄になっちまったのか。何にせよ、あの女にとっては教師との淫行よりも、お前らに睨まれた事の方がよっぽど深刻な問題だったんだろうな」

 大場亜香里は思わず唇を撫でてしまう。確かに吉田障子の話は事実だった。あの折伏騒動が起きてすぐ、亜香里は、後輩の田川明彦から受け取った情報を元に、富士峰高校に在籍する法華経の家系の生徒たちを調べ上げたのだった。その中には当然見知った名前もあり、部員の中には何らかのアクションを起こした者もいただろう。だが、まさか八田英一の淫行相手がその中にいたなどと、亜香里は夢にも思わなかった。

「あのお坊ちゃん、逃げりゃあそれで済むと思ってやがる。だが、手が出せなくなったのも事実だ。ついでに大野木先輩を殴った荻野新平にも逃げられちまったし、チクショウ、せっかく大金が手に入る所だったってのによ……」

「何が手に入るとこだったって?」

 吉田障子は込み上げてくる笑いとの闘いに必死だった。表情を崩すまいと、下唇を噛み締めた彼の表情はあまりにも悔しげで、そんな彼に対してそれが演技であるなどと、亜香里が違和感を覚える可能性は皆無である。亜香里の関心は今や、吉田障子が手にいれるはずだったという「大金」に向けられていた。

「金だよ、金! 小遣い程度の端金じゃあねぇぞ。八田英一という男の人生と、心霊学会の命運をかけた大金の話だよ!」

「へぇ、具体的にどのぐらい?」

「二千万だ」

「に、に、二千万……!?」

「少女たちへの口止め料と精神的慰謝料を含めた額だよ。それで丸く収まるってんなら上等だろ? まぁ、別に女どもに配るつもりはなかったし、それで終わりにするつもりもなかったけどよ」

 そう呟いた吉田障子の唇が横に裂けていった。そのあまりにも冷酷な表情に、大場亜香里は息を呑んでしまう。

 言葉と表情はパフォーマンスだった。こういうのは大袈裟なほどに盛り上がると、吉田障子は、たった一人の客であり、そして舞台役者でもある赤い薔薇の女生徒に向かって、冬の夜空のように冷え切った視線を送った。

「だが、あの野郎がいなきゃ話にならねぇ。なぁ先輩、八田の野郎は何処にいんだよ?」

「うーん……」

 大場亜香里はあえて相手を焦らすような仕草で頬に指を当てた。優位な立場にあるのは自分だと、主張するかのように。

 悪くない演技だと思いつつ、夜の校舎に消えた御一行の儚い人生を想いながら、吉田障子は「大金」への焦燥感に駆られた男の表情を口元に浮かばせた。

「なぁ、おい! 知ってんだろ! 早くしねぇとマズイんだよ!」

「どーしてかな? そんなに焦ったら勝機を逃しちゃうぞ?」

「国税局が査察調査に動き始めたって噂があるんだ!」

「査察調査……?」

「メディアの動きも激しくなってきてやがる! 心霊学会自体が潰れちまう前に、毟れるだけ毟り取っておきてーんだよ!」

 亜香里の表情が変わる。吉田障子のその言葉に不穏の気配を感じとったのだ。

「心霊学会が潰れるって、そんな事、起こるわけ……」

「藤田優斗のジジイは市会議員の藤田泰三だ。あのジジイ、優斗がイジメの被害に遭ってるって、勝手に盛り上がってやがった。だから俺は焦ったんだよ!」

「それで、君はあんな……」

「それでなくとも法華経の連中が信者集めに動き回ってやがる。荻野新平が生徒を殴った件も、八田英一が子供に手を出した件も、既にマスコミにリークされてるらしい。そこに国税局の査察調査が入って、万が一にも脱税行為なんかが露呈すれば、学会は確実に潰されちまう。大金を手に入れるどころの話じゃなくなんだよ!」

「ちょ、ちょっと待ってよ。心霊学会って脱税してるの?」

「可能性の話さ。ただ、あれだけの規模の団体だし、何処かで金の流れが不透明になってる可能性も十分にあり得る。つーか、そこが怪しいからこそ国税局が動き始めたんじゃねーか」

 そう言って吉田障子は悔しそうに頭を掻いた。大場亜香里は半信半疑で、それでも、彼の話は整合性が取れている、と彼女は何も言い返すことが出来なかった。

「クソッ、このまま査察調査が始まれば、たとえ学会が無事だったとして、金を毟り取るのは難しくなっちまうぞ……」

 もう一歩。あと一押し。それが必要か否か。

 そんな事を考えながら、吉田障子は左頬に薬指を当てた。

 大場亜香里の表情は今や戸惑いに溢れていた。だが、彼女の本質は底抜けの強欲であり、彼女の本能をこれ以上くすぐる必要があるかどうか、吉田障子は彼女の瞳の奥に問いかけた。

「ねぇ、八田先生を見つけてくればいいんだよね?」

 私は本能に忠実だよ、と大場亜香里の瞳の奥が答える。

 吉田障子は心の中で満足げに頷くと、それでも強張った表情は崩すことなく、それは無理だと首を横に振ってみせた。

「いいや、もう遅い。海外に逃げてる可能性もある」

「じゃあさ」

「そ、そうだ……!」

 はっきりとした声が薄暗い部室を走る。吉田障子は天を仰ぎ見るように、カーテンの隙間から溢れ落ちる夏の陽光に目を見開いた。

「どうしたの?」

「本殿を狙えばいいんだよ」

「本殿……?」

「大金は、八田英一の親父から奪えばいいのさ」

 大場亜香里は息を呑んだ。だが、吉田障子は考える暇を与えない。その本能をくすぐるように、拭えぬ焦燥感を分け与えるように、吉田障子は乾いた薪を、亜香里の瞳に揺れる青い炎に焚べた。

「八田弘の野郎を脅そう」

「ちょ……」

「アレは大した奴じゃないさ、ただ欲深いだけの獣だよ。八田弘は息子同様に、ただただ気色悪いだけの淫獣野郎なのさ。だがよ、それでもあのジジイの手に握られた金の量だけは計り知れねぇ」

 赤い薔薇が妖艶な光沢を帯びる。白雪姫の瞳に強欲の炎が燃え上がる。

 随分と手間が掛かったと、その分はしっかりと働いてくれよと、吉田障子は、ただ一人の役者の為の費やした時間と苦労に深い深いため息をついた。

「学会は今、混乱の最中にある。法華経の連中に、マスコミに、国税局に、と奴らは他に手が回らない状況にある」

「……」

「なぁ先輩、俺と一緒に八田弘の野郎を嵌めないか?」

 吉田障子がそう首を傾げると、赤い薔薇を腕に抱いた白雪姫は、そこから得られる利益がどの程度のものかを考えながら、そっと親指の先で唇を撫でた。


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