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え?何?俺を狼の群れに放り込むって?いやいや…お断りするっス。



この小説はR15指定です。

男性同士にあまり良くない考えをお持ちの方は読まないよう、お願いします。

また、以下の事に基づいて苦手な物がある方は読むのをお控えください。

総受け、暴力表現


それでもバッチリOK!って方はどうぞっ!

「はぁ…」


1話開始早々すんません。

でも、もう溜息つくしか無いのです。

何故なら、明日からホモ校に通うことになったから。( ´༎ຶㅂ༎ຶ`)


何故こんな事になったのか。

それは、昨日の昼まで遡るーー











「まなぁ!ちょっと降りてきてぇ!」


一階のリビングから俺の部屋に届いた姉ちゃんの声。

あっ初めまして。近藤 愛斗コンドウマナトです。

ちなみに、俺を呼んでるのは姉の麻里マリ


何だか不安な気持ちを抱えながら俺はリビングまで降りた。


姉ちゃんが言う事にロクな事はないからなぁ…


「なぁに?」


正直面倒臭い。どうせしょうも無い事なんだろう。

それかまた女装してっ!とかそんなのだろう。


……なんて。そんな事を考えてた俺がバカでした。ごめんなさい。


「明日からこの学校通って。」


バサッと、机の上に乱暴に置かれたどっかの高校のパンフレット。


「は?…高上高校コウジョウコウコウ

・・・やっ、ヤダよこんなホモ校!」



「ヤダムリ関係ないの。貴方はこれからこの高校に通うのよ。」


そう、真顔かつキメ顔で言ってきた姉ちゃん。


大事な弟をわざわざ狼の群れに放り込むと言うのか姉ちゃんはっ!

て言うか母さんは?母さんの意見はどうしたんだっ!


「そうよ。貴方はこれからこの高校の生徒よっ!」


って母さん。

……そうだ。姉ちゃんと母さんは………腐女子だった。。。人生オワタ\(^o^)/


「俺に拒否権ねーの?」


取り敢えず、同情を買わせる勢いで責めよう!

…って、、、決めた本人に同情なんてもんはねーか。


「「無いわっ!( ・`ω・´)キリッ」」


「っんでんなキメ顔⁈」


ガチでキリッて文字が見えたわ。文字が。



ーーーーーーーーーー


っと、ここまでが回想。

ここで文頭に戻る訳だ。


ただ。ただな。母さんと姉ちゃんは俺をホモ校に入れて何がしたいんだっ!

何が見たいんだっ!…って言うね。

まぁ、とりあえずこうやってホモ校に通うことが決まったのだが。


俺は、40歳をとっくの遠に越している癖に20代に間違われる母さんと

もう直ぐ50の癖に30代に間違われる父さんの血が本当に流れているのかどうか分からないくらいのブサイクだ。

もしかしたら俺は拾われた子なんじゃないか。何て小さい頃に考えてた程だ。

もちろん。今も思っている。←


そんな俺をホモ校に入れようと思う姉ちゃんと母さんの脳内を見てみたい。


((あー愛総受けになんないかなぁ。

美少年受け(;´Д`)ハァハァ

でも愛無自覚だからなぁ…そこだけ心配。←))


↑脳内ですよ〜んhshs(*´Д`≡´Д`*)hshs



はぁ…ところで。

制服、教科書 諸々。どこにあるんだぁい!だぁい…だぁい…だぁぃ…


うん。………それでさぁ。

今7:36☆地味にヤバい。て言うか、ヤバい。


「まなぁ〜制服よーんバッグよーん

教科書はまだ来てないよーん」


何て言う母さんのふざけた声が届いた。

ちなみに、制服とバッグのプレゼントも。勿論飛んで来ましたけど何か?←


つーかもう直ぐ慶太ケイタ来るしっ!

ちなみに、慶太は俺の付き添いとして一緒に転校する事になった幼馴染。

何か迷惑かけちゃった。。。


ごめんよ慶太。俺のバカな姉ちゃんと母さんのせいであんなホモ校に放り込まれるんだもんな。

まじでごめんよぉ(泣


………………………………


ぁい。手をバリバリ働かせながら俺はこんな事をずーーーっと考えていた。

その思考を遮ったのは。


『ピンポーン』


家のチャイムでござる。

あっちなみに俺、結構ノリいい方だから。真面目とかにとらえないでよっ!

まあ、色々問題点はあるけどさ。

ブサイクだからって。←全国の真面目様に失礼。


「あぁぁぁぁ!ヤバい来ちゃったよ慶太!

母さん!ネクタイ見当たらねーよどこにあんのぉ?」


「あら?ネクタイ?えー知らないわよ。」


……はぁ?ざけんな糞ババアっ!

転校初日にネクタイせずにこんちゃーってチャラく来る奴があるかっ!

速攻職員室逝きだわっ!


えぇーん見つからないよぉ

なんてしてると『ピンポーン』と2度目のチャイム。


「と、とりあえず行ってくるぅ!」


「おぅ!行ってこい!」


と、姉ちゃん。何だか嬉しそうでやんの。けっ


「ごめんな慶太!」


「いや。ところで愛斗。ネクタイは?」


……だよなぁ。


「無くした」


「えっ⁈」


何でまだ学校に行ってもいないのに?

家からネクタイして出てないのに⁈

…って顔してる。慶太。。。


「うぇぇぇそんな顔しないでよぉ〜

慶太ぁぁ」


半分泣きべそかきながら抱きつく。


「うわぁっわ、分かった!俺の予備の貸すから離れてっ!」


「本当ぉ?うわぁん大好きだぁ慶太ぁ!」


離れてって言われたのに今度は更にキツく抱きつく俺。

だって大好きなんだもんっ!って、この顔でもんはダメか。


まぁ、とりあえず。

感謝の意味も込めて慶太を見上げた。

耳まで真っ赤なんだけど。

え?ウブ?え、何?それともそんなに顔が赤くなるまで俺が抱きついてることおこってんの?

後者の方があってる希ガス。


でも離れないもんねぇ!

と、そのまま5分。流石に時間の危機を感じた俺は一旦慶太から離れてネクタイを結んでもらい、学校へダッシュで行った

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