A tempestuous new student
とうとうアーサーも15歳!
ここから物語がやっと進む・・・はず?
突然だがアーサーは巨大な蛇の尻尾をかわしながらあることを思っていた
「15歳の誕生日祝いが巨大な蛇の尻尾ってのは笑えないな・・・」
そう言いつつもアーサーは風魔法で空を飛ぶ
特殊弾も3つになりその一つの業火弾で蛇の動きを封じる
周りが火の海になり焦る蛇
そこでここぞとばかりに溜めてた魔力を放出
風魔法で蛇を細切れにしてから頭をもう一つの特殊弾、炸裂弾でぶっ放す
「やっと片付いたか・・・」
そう呟きながらアーサーは目的地まで歩いていく
アーサーは15歳になり
容姿がやたら変わった
髪は赤色で短髪
身長も175まで伸び大人びてきたのである
服装は真っ黒のロングコートの中に赤色のタンクトップ
パンツはアーサーには少しでかい黒色の物を履いていた
この服は魔力を込められて作られていて耐衝撃能力があり一切汚れないというすぐれものである
「ガーゴイル、いるか?」
「クッククク。誕生日おめでとうございます、翔さま」
「ありがとよ、んで今日は別れのあいさつに来たんだ・・・」
「お前にはいろいろとこの迷宮で世話になったからな」
「そうだったんですね・・・」
ガーゴイルは顔に似合わず寂しそうな顔をする
「では・・・これをどうぞ。」
「誕生日プレゼントです」
そう言って一つの指輪を差し出す
「この指輪はエデンといいます」
「エデンは楽園をさします」
「これから平和な楽園をつくるために戦う翔さまにはちょうどいい贈り物だと思いましてね」
「そのエデンは魔力量をやたらとられますが最強の盾をだせます」
「いざというときに使ってみるのもよろしいかと」
「あんがとよ」
「んじゃ、そろそろ出かけないと明日までに着かないから行くわ!」
この国からアドルフまで距離にして9000キロ近くあるのだ
「では・・・いってらっしゃいませ。あとアドルフにh・・・いやなんでもございません」
「んじゃぁーな」
そう言ってタバコに火をつけながら迷宮をでる
年齢制限のないこの世界では普通にタバコを吸っても何も注意されない
元不良の俺からしてみれば素晴らしい世界だ
そう思いながらバイクにまたがる
このバイクは親父が12歳の誕生日に買ってくれたものだ
やたらと改造しているがすぐれものである
バイクで約10時間ほどかっ飛ばす
「ここが・・・アドルフ共和国・・・」
アドルフ共和国は各国が合同につくる国なのでこの世界で一番発展している国である
正直言って規格外である。あまりにもでかすぎる
とりあえず観光はあとにしてこれから暮らすことになる魔法学校の寮まで行くことにした
魔法学校は街のど真ん中にあるらしいので迷うことはなさそうだ
学校の前につくとトビっきりの美人がいた・・・
いや・・・アリシアだけどね
アリシアは俺がアドルフ共和国の魔法学校に行くと言ったらある行動をはじめたのだ
そう、アリシアはアドルフ共和国魔法学校の保健教師に就任したのだ・・・
アリシアは17歳だが実力があれば先生にもなれるのだ
この世界はそうゆう世界なのだ
実力があればどんな無理も通ってしまう
「アーサーぁああああああああ!!!」
思いっきりハグされた・・・
息が苦しい・・・
胸で窒息死しそうなのだが・・・
でもこれで死ねるのは以外に嬉しいかm・・・
ガクッ
目を覚ますと豪華な個室だった
「アーサー!目を覚ましてよかったわ!」
と俺の気を失わせたアリシアが言った
どうやらここはアリシアの部屋らしい
いくつかアリシアと話してから自分の部屋まで向かう
まずは荷物を整理しよう
部屋につくと嬉しいことが起きた
約10年ぶりの再会である
「アーサー!ひさしぶり!ちゃんと強くなったかぁ?」
「アベル!めっちゃ会いたかったぞ!」
アベルは10歳のころとは別人になっていた
髪は青い長髪をゴムで縛って身長は俺より少し高い180ぐらいだろうか?
まさかアベルと同室だとは思わなかったがよくよく考えるとアリシアが手を回してくれたのかもしれない
アベルと各自自分の体験談を話し自慢しあった
どうやらアベルも二つ名を持ったようだ
アベルの二つ名は幻影
理由は教えてくれなかった
なぜだろう?
「なぁ!アーサー、俺はお前がどれぐらい強くなったか知りたいから模擬戦でもしないか?」
「いいけど、どこでやるんだ?」
「ここは最強の戦士をつくる学校だぜ!?戦う場所がないわけないだろ♪」
そう言ってアベルのあとをついていくと大きなドームらしきものが見えた
ここはコロッセオというらしい
競技場らしいがいきなり使っても大丈夫なのだろうか?
受付のおっさんが気だるげに対応してくれた
「おっさん!ちょっとバトルしたいんだけど大丈夫?」
「お前ら魔法学校の生徒か?ならいいぞ」
以外にあっさり通してくれた
「あっ言い忘れてたがこのバトルは放送するから無様な姿をさらすと母国の恥さらしになるからな」
「はぁ!?」×2
そう言っておっさんはいなくなった
とりあえずやるしかなさそうだな・・・
「へっ!アーサーここ5年の特訓の成果見せてみな!」
「お前こそ、俺との差を見て泣くなよ?」
そう言って俺は銃を二丁実体化させる
アベルは槍をピアスから実体化させる。
と同時に消えた!?
単刀直入に言おう消えてなどいなかった
ただアベルは走っただけなのだ
アベルのスピードは常識の範疇を超越していた
俺の特殊な目でも遅れをとったのだ
だが俺も5年間なにもしてなかったわけではない
「ここだ!」
俺はアベルがどう動くか予測して
そこに銃弾を打ち込む
アベルは槍でそれを打ち落とす
視界に入ればこっちのものだ!片方の銃をしまい草薙の剣を実体化させる
「次はなんと戦うのだ小僧!ガッハハハ」
「スサノオ!今回のは難敵だぞ!」
そのまま突っ込みながら草薙の剣で斬りかかる
アベルは斬撃をいなしながらも槍で反撃
それを間一髪のところで後ろに飛んでかわす
「いいね!最高だぜ!アーサー!」
「こんなに楽しい戦いは始めてだ!」
「俺もだよ!」
2人が笑う
「だがそろそろ終わりだ・・・いくぜ、アーサー!死ぬなよ」
そう言うとアベルの周りから霧がでてくる
どんどん霧が濃くなっていく
恐らくこの霧は特殊な霧だろう
風魔法でも消せないはずだ・・・
と思っていると
後ろから鋭い突き
肩を刺された・・・
「・・・ッ」
痛みを堪える
この霧でアベルのスピードは反則だ
まったくアベルを捕らえきれない
「小僧、雷化しろ!」
「このままでは勝ち目はないぞ!」
「わかってるよ!」
俺の雷化は今では10分ぐらいなら持つ
俺の体から火花が散る
この状態ならアベルのスピードについていける!
だがアベルがどこにいるかわからない常態では意味がない
なので俺は目にすべての神経を使う
微かものすら逃すな・・・
目に見えるものすべてを逃すな・・・
すると霧が一瞬動いたのが見えた
「いまだ!」
俺は超反応で体を捻る
案の定今まで俺のいたところに槍の刃があった
俺はそれを掴んでありったけの雷を通す
一瞬アベルの声が聞こえた
おそらく電流で感電してるのだろう
瞬時にアベルのアゴに掌底を叩き込む
雷化した状態の掌底だ、さすがのアベルも・・・
「ッ!?」
アベルはまだ立っていた驚きを隠せずにいたらアベルが言った
「ギブっす・・・もう体が動かん」
頭が揺らされて体が動かないらしい・・・
「さすがアベルだよ・・・あれで気を失わないなんて」
実は熱くなりすぎて殺す気で放っただなんて言えない・・・
「いや、アーサーのほうがすげぇよ!だって俺殺す気でしてたもん!」
相手も同じだったらしい・・・
するとおっさんがでてきた
「お前らのバトル最高だったよ!」
「新入生らしいがどこのギルドに入るか決めてるのか?」
そういえばギルドの説明がまだだったな
ギルドとは部活みたいなものである
依頼を受けて戦うチームのことをこの世界ではギルドという
有名になったギルドは国と契約して国の重役になれることもあるのである
大人数のものから少人数精鋭のものもある
「俺達は自分でギルドをつくる予定なんだ」
「おぉ!そうなのか!ならば是非今度あるギルドの大会にでてくれないか?」
「お前達の戦いの視聴率が凄かったんだ!」
「頼む!」
「ちゃんと優勝賞金もあるから!」
「おぉ!面白そうじゃん!アーサーでようぜ!」
体が動かせるようになったのかアベルが言う
「確かに特訓にもなるしいいな!」
「なら君達二人のタッグマッチで出場権を与えるがいいな!」
おっさんは満面の笑みである・・・
画して俺の初アドルフ共和国の一日が終わったのであった。
NEXT
次回からは学園編!
あと数人ヒロインをだす予定なんですが誰とくっつけようかなやんでいますwww
どないしよう・・・orz
最後にこんなks小説を読んでくださった皆様に良いことがありますように♪