A tempestuous man
これで幼少期編は最後かな?
少しでもこの小説で楽しめる人がいますように♪
いま俺は新しい武器の銃のためし撃ちをしていた
ガーゴイルが弾はいらないと言ったがやっと意味がわかった
この弾は空気を銃弾にかえているらしい
だからどんどん撃っても弾切れがない
特殊弾は今の俺には一種類だけ撃てるらしい
閃光弾:強烈な光を発する
「なぁ~俺もかまってくれよぉ~」
刀がしゃべる。厳密に言えばスサノオがしゃべる。
スサノオは話してみると豪快でめんどくさいところもあるが悪いやつではなさそうだ
「お前を使ったらここ一体が焼け野原になるだろ!」
「ガッハハハ!そんぐらいの火力がこの草薙の剣の実力のわけなかろう!」
「俺が使えばこの国を焼け野原にするくらい造作もないわ!」
神様と人間を比べられても困るのだが・・・
そうこの刀はどうやら草薙の剣だったらしい
こんな危ないものを子供にもたせてもいいのか?とも思うが気にはしない。
「アーサー!お父さんがピクニックに行くから来いだってぇ~!」
後ろからアリシアの声が聞こえる
「うぃーっす!」
「おっ!我が愛しの嫁よぉぉおおおおおおお!!!」
スサノオはどうやらアリシアのことがやたら気にいったらしく今では嫁と呼んでいる・・・
しかしスサノオの声は俺にしか聞こえないらしい
銃をブレスレットに変えて草薙の剣を指輪にする
指輪にしてるときはスサノオもしゃべれないらしいので内心いい気分である
家にアリシアと二人で戻ると親父と母さんが準備をしていた
家族との休息も大事だからね♪
しかし今日は家族だけではないらしい
親父の友達の子供も一緒らしい
今日が初対面だった
会ってみてまず思ったことが人形みたいだった
髪は茶髪で目の色が透き通るような青だった・・・
彼女はFridaというらしい
氷魔術が得意らしくこの年で村では相当強い部類の魔術師らしい
「どうも・・・フリーダと申します」
「どうも、アーサーだ」
「俺のことは気軽にご主人様とでも呼んでくれ!」
「わかったわ、このゴミ虫が」
「あれ?ものすごい暴言が聞こえた気がするけど気のせいだよね!気のせいだって言って!?」
「あら?なにか気に障ったかしらこのゴミ虫が」
俺は会って20秒でノックアウトした・・・。
アリシアに慰められながらも目的地まで着いた
よし!俺は負けないぞ!
なんて口説こうかしら・・・
1、よっ!ゴミ虫♪
2、ねぇ?いま暇?暇ならちょっと俺と遊ばない?
3、先っぽだけでもいいから!
4、フリーダ様、あなたの騎士がお迎えにまいりました。一緒に散歩などいかがですか?キリッ
自分のコミュニケーション能力を疑うような台詞しか浮かばなかった・・・
だが試してみないで諦めるんのはいけないよな!
1はもっとひどいことになりそうだ。
3はすでになにをする気なのだろうか・・・
ということは2か4だな・・・
よし!4にしよう!
「フリーダ様、あなたの騎士がお迎えにまいりました。一緒に散歩などいかがですか?キリッ」
「あら?森にあなた好みの虫がいると思うからご一緒してきたらいかが?」
笑顔で言われた・・・
もう嫌だ・・・欝になりそうだ・・・・
フリーダは本を読んでるらしいので俺とアリシアだけで遊ぶことにした
親父と母さんはいい年して二人でイチャイチャしていた
1時間ほどしてか。
俺達は遊び疲れて親父達のもとに戻った
親父と母さんはどうやらいまだにイチャイチャしてたらしい
フリーダはいなかった
「親父、フリーダどこに行ったの?」
「さぁ?お前達と一緒だったんじゃないのか?」
この親父・・・イチャイチャしすぎて周りをみてなかったようだ
「フリーダちゃんなら森に入ってたわよ♪」
「サンキュー母さん」
「アリシア、ちょっくらフリーダ探してくるから待ってて♪」
そう言って俺は森のなかに入ってった
森に入ってから10分ぐらいたっただろうか。
フリーダは見つからない
もしかしたら帰ってるのかも
と思ったとき
森の奥から微かにだが戦闘音が聞こえる
「ッ!まさか!」
俺は全力で音のしたほうに走る
戦闘音は案の定フリーダとみたことのない男のものだった
「いいねぇ!可愛い女の子は高く売れるんだ!」
「ほらぁ!次いくぞ!」
そう言って男は火の玉を生み出す
フリーダは圧倒的に押されていた
まず男は相当な手練であった
しかも男は炎の魔法を得意とするのだろう
氷魔法のフリーダには相手が悪すぎる
俺は銃を実体化して閃光弾を撃つ
一瞬の出来事で男は火の玉をフリーダに向けて投げれなかった
フリーダの隣にあった木が燃える
それを風魔法で消しながらフリーダのまえまで飛ぶ
「おっさん・・・てめぇ!俺のダチば傷つけてタダで帰れると思うなよ!」
「アーサー・・・」
やっべ・・・今の俺カッコいくね?
とか思っていると
「あんたバカじゃないの!そいつ相当強いわよ!」
「私が引き付けるから早く逃げなさい!」
「フリーダ様、あなたの騎士がお迎えにまいりました。これが終わったら一緒に散歩などいかがですか?キリッ」
ちょっとこれは気障すぎたかもなぁ~と思っていると
「おいガキ!俺さまのことを倒すだとぉ?いいぜ!灰になりなぁあああ!!!」
そう言うと男はなにかを呟いているようだ
突然時空が裂けたかのように業火が出現する
「グワァアアアアアアアアア!!!」
火の中から異界のものが現れた
そいつは翼が生えた鬼と表現すればピッタリである
「どうしたガキ!怖くてチビリそうなのかぁ?」
正直言うとめっちゃ怖い
だって怪物と10mぐらい距離があるのにここですでに熱いんだよ!?反則だからぁああああ!
「うっせえよ!こんぐらいで粋がってるおっさんが面白くて動けなかったんだよ!」
俺のバカぁあああああ!!!なにカッコつけてんだよぉぉおおおおお!!!
男はバカな生き物である
フリーダのほうに目をやるとすでに戦意喪失・・・無理もないが。
銃を一丁しまい草薙の剣を実体化
「ほぉ~フレイムデーモンか。小僧、お前はつくづく面白いな!ガッハハハ」
「あいつのことわかるのかスサノオ?」
「あいつはお前のレベルではなかなかの強敵だぞぉ~」
「んなこと見てればわかるっての!」
フレイムデーモンは指を鳴らした瞬間に風景が一瞬で変わった
簡単だ、周りが燃え尽きたのだ
一瞬で周りの木が燃えカスになったのだ・・・
「いいねぇ!燃えてきたぜ!」
「それが冗談じゃなく燃えるかもな!ガッハハハ!」
「ふっざけんな!俺には指名があるからそう簡単にくたばれないんだよぉ!」
「いいだろう!俺も力を貸そう!」
すると体が突然雷化した
「雷化は5分が限度だ!それまで勝負を決めろよ!ガッハハハ!」
「OK♪」
俺はフレイムデーモンに突っ込みながら片方の拳銃で威嚇射撃しながら近づいていく
そのまま草薙の剣で斬ろうとした瞬間フレイムデーモンは空に飛んで手を上に掲げる
するとあっという間に小さな太陽ができた
あれは止めないとやばいな・・・
一瞬であの火の玉の威力を悟り
フレイムデーモンの腕をたたっ切ろうとする
フレイムデーモンはそれを回避して肥大化する太陽をそのまま振り下ろす
その太陽を俺は全力で切り伏せようとする
やばいな・・・めっちゃ熱い
雷化しても熱い火だなんて生身のまま受けてれば一瞬で蒸発していただろう
やばい・・・押し切られるッ!
するとだんだん火の玉が凍りはじめる
フリーダかッ!
助かる!
フリーダの氷魔法がその火の玉を凍りきらせるのと同時にフレイムデーモンの追撃がきた
それを間一髪で避ける
「おい小僧、あと3分だ・・・。」
スサノオが忠告してくれた
「わかってるよぉ!」
そう言って俺は全力でフレイムデーモンに突っ込む
ここなら剣の間合いだ
一撃で決める!
フレイムデーモンは避けようとする
だが特殊な目がフレイムデーモンの次の動きを予測する
「オラァアアアアア!」
真っ二つになったフレイムデーモンは火に包まれながら消えていく
「よし!おっさん!観念してもらおうかぁ!」
おっさんは化け物をみるような目で俺も見る
「フレイムデーモンを・・・10歳ちょっとのガキが・・・倒した・・・だと?」
そしておっさんはそのまま倒れた
恐らくフレイムデーモンを倒されたせいで魔力が尽きたのだろう
「ではフリーダお嬢様、お散歩をご一緒にしていただけませんか?」
「いいわよ、アーサー」
フリーダはそう言ってとびっきりの笑顔を見せてくれた
親父のとこまで散歩をしながらフリーダと話していてわかったのだが
彼女もアドルフ共和国の魔法学校に入るらしい
彼女は強い魔法使いだ・・・ギルドのメンバーに欲しいな。
ちゃんと彼女の安全を守るということも伝えて勧誘をしよう・・・
「俺もアドルフ共和国の魔法学校にいくんだけど、君が欲しい。俺に君を守らせてくれないか?」
少女はいきなりの勧誘に困っているのか顔が真っ赤だ
でもなんで顔を赤くするんだろ?
「えっ・・・でも私達出会ったばっかだし////」
確かに・・・
世界を平和にするだなんて考えられないよな・・・
「大丈夫だよ!俺は絶対に幸せにしてみせるから!(この世界を)」
「んっ・・・わかったわ!絶対に幸せにしましょう!(家庭を)」
「ありがとう!大好きだよ!アリシア!」(友達的な意味で)
「私もよっ!」(恋愛的な意味で)
そういえば世界を平和にすること言ったっけ?
まぁーギルドメンバーになってくれるらしいし・・・いいだろう♪
画してギルドメンバー?なのかわからないが仲間が増えたのであった
そういえば後談をここでしておこう
俺が倒した男はどうやら可愛い女の子を金持ちに売って商売してたらしい
なかなか捕まえれなくて困っていた男だったらしい
そいつを捕まえたということで謝礼の大金と二つ名を王からいただいた。
あっ・・・そういえばあの後からやたらアリシアとフリーダの仲が悪い
仲良くしてもらいたいものだ・・・
そういえば俺の二つ名を教えてなかったな
親父の二つ名の疾風と、俺の得意魔法の雷を混ぜた二つ名である
厨二病満載な二つ名だが以外に気に入ってる
俺の二つ名は・・・疾風迅雷らしい
NEXT
とりあえずここまで書けたぁあああああああ!!!
実際ここらへんは一切考えないで勢いだけで書いたからすっごい心配なんだけどねwww
次回からこの話から5年後の15歳からのスタートになります!
最後にこの話をここまで見てくださった物好きの皆様に感謝を
よかったら続きも読んでくれると嬉しいなとか場違いなことを決していいません!はい・・・
でも・・・でも・・・ちょっとでもお時間が空いたときとかにチラッとでも見てくれると嬉しいな!いや!強制じゃないですよ!はい!
ぜんぜん見られなくても続けるもん!
自己満足で書いてるだけだもん!
・・・・・・
やっぱり見てぇえええええええええ!!!
ということで感想とかアドバイス、誤字脱字など言ってくださると嬉しいです♪
では、これを見てくださった皆様に良いことありますように♪