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The first battle

どうも、この小説を少しでも見てくれた方がたがいてくれたことに猛烈に感謝している作者です。


今回はいろいろと詰め込みすぎちゃった♪テヘペロッ


バカ一号ことアベルがその人影に走って行ったので俺も後ろについていく。


「ほう、この国の子供か・・・どうした?」


そいつは髪は白で長髪の不思議な男だった、しかもあふれんばかりの魔力を感じれる。


子供でもすぐにわかってしまうような魔力だ。


おそらく二つ名のあるレベルでもそうとう最強の部類だろう。


「お兄さん、そうとう強い武芸者と見たね!名前はなんて言うの?」


「ふん・・・名前などとうの昔に忘れた。お前らこそ名をなんと言う」


「俺は名高い12騎士の一人アドルフの息子!アベル様だぜ!」

「あっちの目つきが悪いのがアーサーだ、あいつも12騎士の息子だぜ!」

「将来はあんたなんか目じゃないぐらい強い武芸者になる予定だ!」


「ほう、それは面白い」

「お前ら・・・夢はあるのか?」


「俺は最強の槍使いになることだ!」アベルが目を輝かせて言う


「確かに、お前の素質ならば最強の槍使いにもなれるだろうな」

「そちらの目つきが悪いの、お前はなんだ・・・」


「俺は・・・世界を平和にすることだ」

今まで誰にも言っていなかったのになぜかこの時だけは言ってしまった

なぜか言わないといけないと思ってしまったのだ


「なるほど、なぜ平和じゃないといけないのだ?」

「この世界は争うことで文明を発達させてきたと言うのに」


そうこの国は争いがあるたびに技術を発達させ続けてきたのである

俺がもともといた国よりも科学技術も進んでいる。


「俺は・・・これ以上知り合いが死ぬのも悲しむのも嫌だ」

「だから俺は世界を平和にする!」


「それ面白そうだな!俺も手伝うよ!アーサー!」


しまった・・・。

アベルのことを忘れていた・・・。


「いいだろう、合格だ」

「しかし、お前たちには徹底的な力が足りていないからな」

「私が、力を貸してやろう。」


すると謎の男は指を鳴らす


急に激痛で動けなくなる


「グワァアアアアアアアア!!!」


声を出したのは俺ではない

周りを見るとアベルが足を押さえている・・・。


俺も目に激痛が走る


「ッ!」


目に針を何度も刺してるような気分だ

痛い、痛い、痛い・・・。



「お前らには私の目と足をかしてやった」

「あとアーサーと言ったな、お前の父は風魔法を教えてるみたいだがそれでは駄目だ」

「お前の属性は嵐だ」

「雷の魔法も修練すればお前の本当の魔法ができるだろう」


痛みで話どころではない・・・。

しかしそれが段々弱まってきた

見ればアベルのほうも叫び声が止まっていた

気絶してるらしい


「ほう、二人とも生きていたか」

「なかなかしぶといなお前らは」

「ますます興味を誘われるぞ」

「もう一つプレゼントだ」

「お前らがその能力を扱えるようになったら魔法学校にいけ」

「では・・・私を殺すために頑張ってくれたまえ」


俺も・・・もう・・・駄目だ・・・。

突然、暗幕がされたかのように俺の意識は黒い底に落とされていく



「アーサー!アベルくん!起きろ!起きるんだ!」


目を覚ますとなんどか来たことのあるアベルの部屋だった

目が痛む、目が軋む、右目が焼かれているように熱い


しかしそれよりも今まで見ていた景色が違うことに驚いてしまう

父さんの一瞬の動きもすべてコマ遅れのように見える

これが・・・あいつの言っていた能力?


「大丈夫だ、親父」


「アーサーァアアアアアアアアアアア!!!!」


「なっ!やめろぉぉおおお!抱きつくな!気色悪いんだよぉぉおおおお!!!」


親父と一言二言話しているとアベルが起きたらしい

アベルの父アドルフはまだ仕事をしてるらしい

薄情なやつだ・・・。

親父もこれから仕事にでないといけないらしい

親父の話では、ここらへんに魔王らしきものが目撃されたらしく国中がパニックらしい

当然、俺がなんで倒れていたかなんて言わなかった能力のことも・・・


「んじゃ!パパはアドルフと王に報告しないといけないから今日はアベルくんの家に泊めてもらいなさい」


そう言うと親父は部屋を出て行った


「アベル・・・お前、足はどうだ?」


「ってことはアーサーお前も目がおかしいんだな」


「あぁ・・・。俺はお前の動きがコマ遅れで見える」


「そうなんだ、俺はたぶん脚が早くなったんだと思う」

「動かしてなくてもわかるんだ・・・。」

「足に翼が生えたように軽い」


「とりあえず、今日は最高の誕生日だよ」

俺は皮肉気に笑ってみせる


親父が部屋を出て行ってから何時間がたっただろうか


「キャァアアアアアアアアア!!!」


突然、外から女性の悲鳴が聞こえてきた


外は夜中である


こんな時間に悲鳴をあげるだなんて理由はいくつかしかない


「アーサー!恐らく森の魔物が町に来たんだ!」


「だろうな・・・。今は親父が二人とも町にいないぞ!」


とりあえず二人そろって外に急いで出てみる!


驚くことはアベルのスピードである

俺はこの年ではそうとう早い部類に入るはずなのだがどんどん離される


俺が悲鳴の聞こえたところにつくとアベルがやたら体のでかい狼と戦闘していた

後ろには泣き叫ぶ女の子の姿

俺たちと同じ年ぐらいだろう


戦闘はほとんど肉眼ではとらえきれないだろう

あいつから貰った目のおかげで見れるスピードである


たぶん少女からしてみれば残像ぐらいしか見えていないであろう


俺もすぐに加勢に加わる


親父から貰った日本刀を持ってきていてよかった


だが二人のスピードに加わるのは至難の技だった


アベルの攻撃も狼に当たっているのだがなかなか皮膚が硬いのだろう


恐らく町のものたちは加勢にきてくれない


少女一人の命で魔物を追い払えるのだ、そう考えれば安いものだ


その間にもアベルが肩で呼吸をし始めた


狼と渡りあえるだけのスピードをだせてもそこはもちろん子供だ


体力面で劣ってしまうのは仕方ない


早くなにか考えないと・・・


俺はスピードで劣るぶん狼が俺に攻撃してきたときにあわせてカウンターをきめて攻撃している


そのときあいつの言葉が頭によぎる


「あとアーサーと言ったな、お前の父は風魔法を教えてるみたいだがそれでは駄目だ」

「お前の属性は嵐だ」

「雷の魔法も修練すればお前の本当の魔法ができるだろう」



いいぜ、やってやるよ・・・

この土壇場で苦手な魔法ができるかは解らない

しかしここでやらなければ二人とも殺されるし女の子も・・・


「アベル!これから賭けをする!のってくれるか!?」


「こいつ倒せるんならなんでもいいからぁあああ!!!」


俺はありったけの魔力を集める


すると親父から貰った日本刀が光る


雷が俺に落ちる、風が俺に集まってくる


まるでそれは嵐のように・・・


「アベル!全力で女の子つれて逃げろ!」

「コントロールができない!」


「マジかよ!?」


アベルが女の子を背負って逃げる


狼も俺の魔力がやばいと悟り反撃にかかる


狼の爪がカマイタチのように襲ってくる


それを楽々かわして剣を振る


それをもって狼は消滅した


NEXT

次は魔法の練習回です!

そのあとが話を進めようかサブストーリーみたいなの入れるか悩んでるんですがどっちがいいですかね?www

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