第23話:お仕置き(王女の煩悩と侯爵の鉄拳)
初夜を終えた翌朝。王族としての公務が始まる直前、ケニーとソラリスは私室で朝食を摂っていた。しかし、ソラリスの様子がどうにもおかしい。
1. 止まらない脳内暴走
ソラリスは、清楚にスープを口に運びながらも、その視線はケニーの指先に釘付けになっていた。
(ああ、昨夜のあの指先……! 今日は公務で手袋をなさるのね。その手袋越しに、もしも私がお仕置きなんてされたら……。ああ、想像しただけで私の『在庫』が溢れ出しちゃう!)
「……ソラリス。さっきからスープが口に入っていないぞ。何を考えている?」
ケニーの冷ややかな声が飛ぶ。ソラリスは「ひゃっ!」と肩を揺らし、顔を真っ赤にした。
「な、何も! 決して、ケニー様にお尻を叩かれる妄想なんてしておりませんわ!」
「……自白したな」
2. 侯爵の「実務的」お仕置き
ケニーは溜息をつき、椅子から立ち上がった。49歳の魂を持つ彼にとって、この「むっつり王女」の教育は、500店舗の在庫管理よりも骨が折れる。
「ソラリス。そんなに煩悩が溜まっているなら、少し『整理』が必要なようだな。こっちへ来い」
「えっ……ま、まさか……。嫌ですわケニー様、公務の前なのに、そんな……(もっとやって!)」
ケニーは抵抗をするソラリスを膝の上に乗せると、躊躇なくその丸いお尻に「ぺんっ!」と平手打ちを食らわせた。
3. お仕置きという名のご褒美
「ぺんっ! ぺんっ!」
「あうっ! や、やめてくださいまし!……でも、その、もう少し強めでも……いいかもしれません……っ!」
お仕置きされているはずなのに、ソラリスの顔はうっとりとして、むっつりとした悦びに浸っている。ケニーの掌から伝わる適度な衝撃が、彼女の脳内のスケベな回路をさらに加速させていく。
「これに懲りたら、公務中は真面目にしろ。いいな?」
「……はい、ケニー様。でも、もし失敗したら……また『棚卸し(お仕置き)』をしてくださいね……?」
潤んだ瞳でそう約束を迫るソラリス。ケニーは、自分が娶った王女が想像以上の「不良在庫」であったことに頭を抱えつつも、その愛らしさに絆されていくのだった。




