第22話:王族の初夜(500拠点の祝福と、王女の脳内暴走)
婚礼の儀を終え、500店舗の明かりが祝福の篝火のように王国を照らす夜。王宮の最奥にある寝所にて、ケニーと第一王女ソラリスは二人きりになった。
純白の寝衣に身を包み、膝を揃えて座るソラリスは、まさに「立てば芍薬、座れば牡丹」を地で行くウブな王女そのものだった。
1. 清楚な仮面の下の「脳内エロ事典」
「ケニー様……私、このような経験は初めてで……。お手柔らかにお願いいたしますね?」
震える声で俯くソラリス。だが、その頭の中(脳内)は、ケニーが絶句するほど破廉恥な妄想で埋め尽くされていた。
(あああ!ついにこの時が来たわ!ケニー様のあの冷徹な指先で、あんなところやこんなところを『検品』されるのね!? 500店舗の在庫管理みたいに、私の隅々までじっくりと……っ!ああ、想像しただけで私の『レジ』がパンクしそう!)
彼女は教育係も知らない「むっつりスケベ」の天才だった。ケニーの冷酷な政治手腕に痺れ、その逞しい体つきを見るたびに、脳内ではすでに何百回も「完売御礼」な行為をシミュレーション済みだったのだ。
2. むっつり王女の限界突破
ケニーが優しく彼女の顎を持ち上げると、ソラリスは「ひゃんっ!」と可愛らしい声を上げた。しかし、その瞳は潤み、欲望を隠しきれずにギラついている。
「ソラリス、嫌なら無理はしないが……」
「い、嫌だなんて滅相もございません!むしろ、もっと……もっと在庫を補充するみたいに、激しく詰め寄っていただいても……!あ、今の発言は忘れてくださいまし!」
清楚な言葉遣いを保とうとすればするほど、脳内のスケベな妄想が口から溢れそうになる。彼女にとって、ケニーは憧れの英雄であると同時に、自分の「むっつりな願望」をすべてぶつけたい対象だった。
3. 20歳の侯爵と、悶々とした王女
49歳の経験を持つケニーは、彼女の微かな体の震えが「恐怖」ではなく、期待に満ちた「武者震い」であることを見抜いた。
「なるほど……。君の『帳簿』には、かなり刺激的な項目が並んでいそうだ」
「っ……!ケニー様のいじわる……でも、そういう冷たい目が、一番そそるのです……」
ついに本音が漏れた。ソラリスは自分からケニーの寝衣の裾を掴み、そのまま彼を押し倒さんばかりの勢いでしがみついた。
500店舗のPOSデータには決して現れない、王女の「むっつり」とした情熱。
システムの王となった男は、この夜、王国で最も手強い、そして最も「スケベ」な難攻不落の城を、自らの手で開城させることになったのである。




