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◆エッセイ◆

【悲報】免疫力のスイッチが壊れた\(^o^)/

作者: ナユタ


 いつも読んで下さってる読者様はお久しぶりです!

 知らないけどタイトルで読みにきたという方は初めまして。

 今回は誤診で免疫スイッチが壊れた体験談を書いていきたいと思います。


 ただこれはアフターコロナとかふざけたことを言ってる偉い人達のせいで、人間不信と過労で疲弊している医療現場と、元来虚弱体質な作者の何やかんやが不幸に重なった結果のものですので、特定の病院やその関係者の方々を貶める目的はありません。


 ただ、気を付けて、疑うことは大切だよ、という注意喚起のエッセイです。

 以上を踏まえましてご興味のある方はお付き合い下さいませ。


 えー、作者は昨年の年末(12月27日)から現在まで体調を壊しっぱなしという、なかなかに笑える日々を送っています。


 時系列で言うと、


①12月27日の早朝に37.8℃の発熱。

 年末に体力が落ちて熱が出るのは毎年のことなので、解熱剤を飲む。

 出勤時間までに熱は下がり体調にも何ら問題はなかった。

 4月に母を家で看取る為に一ヶ月弱休んでしまったので、

 年末は29日まで頑張ろうと思っていた。

 仕事から帰宅後も熱はなく、食欲もあったので風呂に入って就寝。


②12月28日の早朝、39.1℃の発熱。

 寒気や頭痛、咳、鼻詰まり、筋肉痛などの症状なし。

 味覚もあり、嗅覚も異常なし。


 けど流石にヤバイと解熱剤を飲んで仕事を休み、

 テンパったまま近所のいつも行っている個人病院に行く。

 (他に患者さんのいない昼の閉院ギリギリを狙う)


 しかし発熱している患者は診れないから市販薬を飲んで、

 翌日熱が下がっているようならまた来いと窓口で事務の人に言われる。

 この時に他の患者さんはゼロだった。


 頭が働かなかったけど言われた通り

 薬局に行って解熱剤を買い足そうとするも、

 年末に発熱患者が全国で爆発的に増えていたらしくどこも売り切れ。

 仕方ないので帰って残りの薬とゼリー飲料でやり過ごす。


③12月29日、39.2℃の発熱。

 駄目元で昨日断られた個人病院に行くと、年末年始休業のお知らせ。

 あ、これは昨日の時点で今朝来ても診ないつもりだったのねと気付く。

 兄に頼んで救急発熱外来をしている病院に電話してもらうも、

 すでに年末年始休業に入っている病院多数。


 最後にかけた病院が「あと10分で閉院ですけど、間に合うなら」と

 言ってくれたので車を飛ばして駆け込んでもらう。

 この時も寒気などの症状は一切なかったものの、

 コロナとインフルエンザの検査をしてもらった(しないと診れない)。


 結果はインフルエンザA型の陽性。無自覚すぎてマジか……って感じ。

 触診どころか喉を見ることもなく、タミフルだけくれる。

 帰宅後タミフルを飲んで安静に……出来なかった。

 父が数の子が食いたいというので死にかけながら漬ける。


④12月30日〜31日、36.8℃。

 タミフルのおかげで熱は徐々に下がったものの、

 たぶん最も良く効く48時間を外していた模様。

 突然咳と喉の痛みと痰に悩まされる。


⑤1月1日〜1月3日、36℃〜37.8℃とぶり返す。


⑥1月4日、37.5℃と微妙な発熱。

 この間、寝られないほどの咳と痰に悩まされ続ける。

 息をするとゼロゼロと喘鳴がある。

 一度断られた病院に行くのも怖いので、新しく出来た内科に行く。

 (前回の病院は耳鼻咽喉科。しかし内科も診れる先生)

 発熱外来はやってるけど予約一杯なので予約して明日来いと言われる。


⑦1月5日、37.6℃の発熱。

 予約していた時間に行くと、窓が全開の個室で40分待たされる。

 気持ちは分かるけど若干殺意を感じてしまったのは否めない。寒いわ。

 その後、一切の触診もなく症状を聞かれ、

 レントゲンだけ取って5分で診察終了。


 診察の結果は「よく分からないけど、咳喘息じゃない?」とのこと。

 結構キツめの吸引薬と気管支の炎症止を2週間分もらう。


 「咳喘息は治るのに時間がかかるものだから、薬がなくなったら来て」

 という医者の言葉を信じて(藁にも縋る気持ち)帰宅。

 吸引薬と炎症止を飲む日々開始。


⑧1月12日前後。

 あまりにも効き目が薄いので、

 インターネットでもらった薬の名前や効能を調べ始める。

 本来なら5日ほどでほとんどの人が効果を感じるとあった。

 薬の投薬目安の欄に

 喘鳴と痰(粘りが強く透明)の表記はなかった。

 ページによって痰(水のようにサラサラ)はあったりなかったり。

 病院に電話しても「咳喘息はそういうものだから」と言われる。


⑨1月14日、36.1℃。

 文学フリマ京都当日。

 〝喘息で咳が出ます〟ワッペンを着けて出店。

 咳はほとんどマシになっていなかったものの、超楽しかった。


⑩1月15日、36.0℃。

 咳も痰も喘鳴も治らず。

 薬はまだ残っていたものの、

 深夜に心臓が破れそうな痛みと全身の震えと脂汗をかき、

 これはもう絶対に違う!!! となって朝一番の診療で、

 最初に断られた病院に行く(近所に病院がここと新しいとこしかない)

 

 ここの先生はとにかく愛想が悪いけど、

 触診、脈、喉、鼻から入れるカメラを全部やってくれる。

 (元々受付の評判が非常に悪い。でも皆家族を守るのに必死だもんな)


 結果は……!?


「逆流性食道炎がやや悪化した状態ですね。

 それから副鼻腔炎の気もあるのかな。

 インフルエンザあとはたまに発症する方がいるんですよ。

 もらってた薬が効かないのも道理です。

 むしろ抵抗力が落ちてたので副作用のカンジダがちょっと出てるね。

 咳止めシロップとタケキャブとアレルギー抑える薬出しときます」


 という、とんでもない話でした。

 新たにもらったお薬で症状は劇的に回復!!

 このまますぐに完治に至るかと思われたのですが――……。


 現在も不調は治っておらず。

 深呼吸をしようものなら咳き込んで痰が止まらなくなり、

 酷い時はえずくんですよね……でも嘔吐は出来ない。

 寒暖差や歯磨きの刺激でも出たりします。


 薬が切れたらその都度診察してもらって、

 他に怪しい気管支炎やCOPDではないとのこと。


 タケキャブくれた先生曰く、

 治療の方向性がズレていた期間中に

 〝免疫力のスイッチがバグった状態になったのではないか〟

 ということらしいです。


 つまり過剰反応を起こした自分の細胞に攻撃されている、と。

 けどそれもまた正解なのかは怪しいところで。

 いつ治るんだ……絶望的過ぎるだろ……という作者のようにならない為に、

 皆も怪しいなと思う時はとっとと病院変えるんだぞ!!


 あと、咳喘息と逆流性食道炎は結構症状がかぶるところもあるので、

 あの誤診した先生がヤブだとかではないと信じたい……信じたい。

 いやまぁ、二度と行かないけどな?

 

 以上で注意喚起を終わります。

 健康ってお金で買えないのでご自愛下さいよ〜。

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― 新着の感想 ―
[良い点] いつも楽しく拝見しています。 年末から今に至るまで、大変お疲れ様です……。 [一言] 昨年、私は年下の友人をインフルで亡くしました。 毎年の行事のように感じていましたが、改めて罹患する恐ろ…
[気になる点] おそらくインフル由来の副鼻腔炎から後鼻漏を発症しているのかと。 私もインフル罹るとよくなるのですが、咳が止まらず最長で治るまでに2ヶ月位かかりました。アレルギーの薬で鼻炎を治療して、痰…
[一言] ひえええ。゜(゜´Д`゜)゜。 文学フリマに行けて良かったです〜。゜(゜´Д`゜)゜。 やはり人間は楽しみがあると生きていけるということですね! 体の不調はドクター頼みですからね… セカン…
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