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恋 大学生 不機嫌
サブタイトルはお題です。
「ねえ、絢夜」
「何?」
私が名前を呼ぶと、少し不機嫌そうな声が返って来る。
「キスしたい」
「ダメ。しつこいよ朝来。この会話今日だけで10回目だよ。
そろそろ諦めて」
「絢夜っていつも夜は機嫌良いから、ok出るかなぁって思ったんだけど……」
「機嫌よくても、約束破るの許したりしないから。
朝来も約束忘れた訳じゃないんでしょ?」
大学生になるまで、Hな事を我慢出来たら、大学生になった時二人で暮らしても良い。
それが、私と絢夜が恋人になった時お母さんとした約束。
「忘れてる訳じゃないけど……」
「なら、我慢しよ?二人で暮らせなくなるのはいやでしょ?」
「でも、折角恋人になったのに、」