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静かな分岐点
保育園のときは気が強そうな子は苦手だった。それでも、割と友達も多かったと思う。どちらかというと体をはって笑いを取る子供だった。
家族関係もこの時点ではうまくいっていた気がする。
小学生になって、私は急に机と椅子があり、きっちりとした雰囲気に緊張した。真面目にちゃんとしなきゃと小さい子供なりに思った。
保育園の友達(Yさん)も同じクラスになったのでそれが唯一の救いだった。しかし、教室の緊張から私はあまり話さない静かな子になった。
一番初めにいじめてきた子(Iさん)は、同じ地域の子だった。近い地域の子達と一緒に帰っていたため、その子と一緒に帰るのは辛かったが、Yさんも同じ班だったため気持ちは少し軽かった。
YさんとIさんは仲が良かった。それでもYさんは私をいじめることを最初は怒ってくれた。だが、Iさんは怒られたことに不機嫌になりYさんは謝って仲直りした。また、Iさんはクラスのリーダーだったので、徐々に何も言わなくなった。
私とYさんはあまり話さなくなった。
Iさんは友達が多く、友達(Yさん以外)も私を標的にした。そのうえ、保育園のときに体をはって笑いをとっていた私をばかにし始めた。
私はいじめられても言い返すことが出来なかった。静かに自分の席にいる私に対して、いじめは徐々にエスカレートしていった。




