表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

スマートフェイス

作者: せおぽん

「今日は調子が悪いなぁ」


鏡を見ながら頬をさする。目の下辺りが少しくすんでいる。こめかみの辺りを少し、マッサージするとくすみは薄くなった。


「こんなもんか」と、納得し出勤する。


途中で、コンビニによった。サンドイッチをひとつと、ホットコーヒーのMサイズ。

「お会計、486円になります」

「バーコード決済で」と私は伝えた。


こめかみをチョンと指で叩くと、オデコに決済用のバーコードが現れる。額の髪をかき上げ、店員にバーコードをみせると、店員はバーコードリーダーでそれを読み取った。



最近は、スマホを持っている人なんて殆ど見かけない。皆、スマートフェイス、スマフだ。顔紙を自由に変え、決済や通話もこれひとつで済む。


オードリー・ヘップバーンの顔紙の女性が、スタスタと目の前を横切る。少し、サイズがあっていない。


私は人気女優の顔を少しアレンジした顔紙だ。こめかみを少しなで、笑顔モードに切り替える。


そろそろ、新しいスマフに変えようかな。表情の切り替え速度が気になるのよね。


年末は、帰省しなきゃいけない。

元の顔のデータはどこに保存したっけ?


ローバッテリーの警告が頭に響く。私は慌てて、顎のUSBスロットに充電器を差し込んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ