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はあ……。

作者: ニコ
掲載日:2023/05/16

 昭和の人なら知ってると思いますが、

 母を訪ねて三千里てアニメあったの。


 まー、名作ですから知ってる人多いと思いますけど



 私ね、このアニメで一番気に入ってるシーンがありまして

 「輝くイタリアの星一つ」とゆう話のワンシーン。



 主人公のマルコのために、酒場に集まった大人たちがカンパを募る場面があるんです。

 この子をオフクロさんの処に送ってやってくれないかと。


 で、マルコを励ますためにイタリアの歌を歌ってあげようじゃないかと。




 で、私このシーン思い出すたびに思うんです


 



 命がけとか

 そうゆうセリフなしでも、



 何気ない行為で、

 人を感動させることって出来るんだなあと。


 

 ただ、ほんとに

 主人公のために、汽車賃をカンパするシーン。なんですよ。お金すられてしまったからね

 で、酒場のみんなで肩組んで、マルコを囲んで歌うんです。イタリアの歌を。


 まー、

 小さい子が、はるばるイタリアからアルゼンチンに来て、それだけでも泣ける話ではあるのですが

 てか、もっと大変な目に合うシーンあるんですよ。食うものもなくて、長い道を歩くシーンとか。


 でもね、私はこの

輝くイタリアの星一つ。この話が一番感動したんです。まあ人それぞれかも知れませんが。







 で、私ね、

 物語を書きだしてから、

 この手の、

 酒場のシーンを入れることが出来るって


 凄いなと思えるようになったんですよ


 別にこれ、なくてもいいシーンですよね?

 省いても話繋がりますよね。

 みんなにカンパしてもらったんだと。それだけで済むじゃないですか。


 でもこれを入れてきた。

 

 これを見たときに、私ね

 マルコの足の痛みを感じたのです。


 たくさん歩いてさぞ痛かったろう、疲れたろうと。


 この酒場のシーンで、すごく実感できたんです。


 ね。ほんとに凄いなと思う。



 で思うんですよ

 これが、


 創る側の

 読解力の賜物じゃないですか?ってね。思うんですよね。


 何でと言われても上手く言えませんけどね。

こう言うシーン入れたからと言って、読まれるとか、売れるとか、評価されるなんてことは

多分ないと思うんですよ。


でも、人には理屈抜きに、そうゆうの必要な時、あるんじゃないかな、なんて。

少なくとも私はそう思うんです( ̄∇ ̄;)


それが、みんなの心の中から消えつつあるのだとしたら


確かに読解力は落ちてるのかも知れんなあと思うんですよ。


創る側も、それを見る側もね。






そもそも読解力って

物語を楽しむ力じゃない?

だってそれが無かったら、あるいは少なかったら、

せっかく目の前に面白い物語があっても


楽しめないじゃないですか。


書く側に立っててもそうですよ。


物語そのものを楽しむより、他のことに目が行っちゃうんじゃないの?と思いますよ。



ところで……。


私に、この、マルコの話を見せてくれたスタッフさんたちの育った時代。

多分、私の時代よりも不便で、娯楽らしい娯楽なんか無かった時代でしょうね。

いまみたいに便利に書ける、あるいは描けるものもなければ、ボタン一つで遊べるものもない。


なら、

そんな彼らが楽しむためにすることって、何?ってことですよ


ちなみに

人は、絵に描かれてるものをカウントしても、

個体と認識していない。

でも理屈では数として認識してしまう。

ゲームで出会ったキャラを、人数とカウントしてしまうのと同じ理屈ですね


そんな風に育ってきた人の言う読解力と

我々の親の世代の言う読解力


そりゃ、根本からちがうわなと思う私です。


私はまあ、中間世代ですかねぇ。そう言う観点で見ると。


ただ一つ言えることはさ

「不便だからこそ理解できたこと」ってのは必ずあると思うんですよ。


なぜ、そこに、そんなシーン入れるの?とゆうのもそれじゃないかなって。

昔は、セル画だったから、節約せねばならず、

少ない枚数でいかに相手に伝えるか苦心しなきゃいかんかった。

いまでこそデジタルが発達してますけど、昔はそうじゃなかった。


デジタル映像は確かに凄いです。ど迫力ですよね。

いまもし、母を訪ねて三千里が創られるとしたら、ふんだんにその、迫力を用いて作られると思う。


でも昔はそれが出来なかった。

だから

酒場のようなシーンで、代わりに表現するしかなかったんじゃないかなと。

イタリアから、アルゼンチンに来たとゆう、距離感ですね。


でもそれを思いつくのはやはり

本篇でも言いましたけど

読解力の賜物じゃないかなぁと思いますよ。つくり手のね。


で、私は思うんですよ

読解力って、


「貴方方が言うてるだけのことじゃない」と。


それだけは、確かです。


「貴方方が言うてるだけのことで、物語が成り立つのなら」


人の世界そのものが成り立たない。いや、生き物そのものの世界が成り立たない。人は、動物は、ゲームの中だけで、正確な情報と理屈のみで生きてはいけないのですから。


でもこれ言うても多分届かないだろうし、理解も出来ないと思うんですよね。

だって貴方方の目に映るのは数字と結果だけじゃん。

貴方方の言う読解力とはそれを生み出すためのものでしょ。だから極論しか思い浮かばんわけですよ。数字の世界。データの世界に生きてるから。


そんな人間に、こちらの読解力を解いたところで通じるとは思わんので。

だってこちらは、貴方方が言い負かしてやりたいと思う場所に立ってないから。

あるいは、言い負かせる場所とでも言いましょうか?

そんな都合のいい、そちらが極論で作り上げた場所にこっちはいないんで。


と言うても多分、理解できんでしょうね。


だから、タグで書いたのです。悲しいねってね。



話が通じないことが悲しいんじゃないですよ。そこ誤解せんどいてね。


じゃ何が悲しいのかって?


何でしょうね。ハハハハハ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 『母をたずねて三千里』とは、実は『クオレ』という物語の劇中劇で、原作は驚くほど短いエピソードなんです。 青空文庫で読んだことがありますが、それはもう『この原作で1年続くアニメをやろうなん…
[一言] 酒場のワンシーンを聞くだけで、人の温かさが伝わり それだけでこのアニメの良さが伝わりました 必要のないワンシーンでコレだけの話を伝えれるのは素晴らしい作品だなぁっと思いました
[良い点] ( ゜∀゜)マルコは見たこと有りませんが、名作だと聞いたこと有ります。昔はアニメランキングとかの番組でもマルコ取り上げられてましたね。 私も感動的な小説書けるようになりたいです(^・ェ・^…
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