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環境変化

話しの都合で修正するかもしれない。


リアルに寄り過ぎたフルダイブVRゲームは、果たしてゲームと呼べるのだろうか?



 アップデートのお知らせ

 詳細は別途記載



 ・第四回イベント『攻城戦』の開催

  同時に、ソロプレイヤー用に『競技大会』の開催


 ・インベントリ『魂装』の紹介


 ・従魔契約の装飾品『絆の指輪』の紹介


 ・『リアルアバターシステム』の導入


 ・『個別レーティングシステム』の導入


 ・パラメータ――ST(スタミナ)の追加

  それに伴いスキルの大半を調整

  スキルのクールタイムの廃止

  スキル使用時にST或いはMPの片方、または両方を消費する

  なお、STは非表示です


 ・装備の新要素『覚醒』を追加


 ・エネミーやNPCなどのHP表示を削除します


 ・自身のMP表示を削除します


 ・シリーズ系の装備は一つの装備として統一します


 ・ワールドシップ、他の活動拠点内でも武器を直接取り出し可能に変更

  ただし、銃器は引き金が引けません

  プレイヤー、NPCへの暴行は取り締まり対象ですのでご注意ください


 ・コスチュームについて

  服と下着の紐付けが可能になり、コスチューム変更で下着も紐付けした物へ一緒に切り替わります


 ・大規模クエスト発生後の一週間のインターバルを削除

  それに伴い、複数同時発生が起こり得ます


 ・銃系統武器の弾道予測線を廃止します




 引き続き、オールワールド・オンラインをお楽しみください。










 ベネットの装備強化から翌日、アップデートが行われた。


 今回のアップデートはゲーム内の環境が大幅に変わることと、第四回イベントが目玉である。

 イベントは待望のGVG――ギルド対ギルドとゲーム用語で呼ばれる、攻城戦がメインだ。ソロプレイヤー用に競技大会も開かれ、参加者には漏れなくイベントの景品が配布されるようになっている。

 ただ、大幅な環境変化にプレイヤーを慣れさせる為、イベントは一日ずれて開催される。




 いつもの時間にログインしたベネット――の中身の男は、アバターを作成した白い初期空間に来ていた。

 ゲーム内で久々に自分のリアルの体でいることに気付き、男は不思議そうな顔をした。


「……ふむ、どういうことだ?」


 呟いたところで、目の前にウィンドウが表示された。


『オールワールド・オンラインをお楽しみいただき、ありがとうございます。新たなシステムの導入に伴い、あなたのレーティング設定と、追加されたアバターの部位の編集をお願いします』


「なるほど」


 新たにウィンドウに表示されたのは、個別レーティングシステムの設定だ。その隣にはアバターであるベネットが昨日のうちに着替え忘れた極楽教会の修道服姿で立っていた。



 個別レーティングシステムはその名称の通り、プレイヤーの実年齢によって個別に設定可能範囲が変動するレーティングシステムである。


 十八歳未満のプレイヤーはアップデート前と全く変わらない。

 血はダメージエフェクトに変換される。

 酷い異臭などは緩和され、見るに堪えないグロテスクなモノはフィルターが掛かる。

 下着は脱げない。他のプレイヤーが下着を脱いでも暗黒空間か謎の白い光で誤魔化される。


 十八歳以上のプレイヤーは、それらの制限が一切取り払われて自由に設定が可能となる。

 流血表現はどの程度にするか。

 グロテスクな描写はどの程度にするか。

 下着が脱げるようになるが、脱げないままにするか、脱げたとしても暗黒空間や謎の光で誤魔化すか、ありのままの姿を晒すか。

 嘔吐してもいいか、吐瀉物のフィルターを掛けるかどうか。


 二十歳以上限定でトラブルは自己責任となるが、アルコール摂取による酔いを設定するかどうかも決められる。

 


 運営のオススメは、全ての機能を最大レベルでオンにすることだ。

 血肉は本物同然、グロテスクな場面はフィルター無し、下着を脱げば性器が露出し、嘔吐が可能となり吐瀉物はリアル、二十歳以上のプレイヤーは酒を飲めば酔う。


 男は最初からオススメの状態になっている設定を弄らず、アバター編集に入った。

 コスチュームや下着や化粧などの課金の必要が無い項目も編集可能であり、まずはコスチュームを忘れないうちに夏用の黒い軍服に、下着をいつもの大人の黒い下着に戻した。次にウィンプルの為に降ろしていた髪も銀のテールクリップでポニーテールにし、修道服用に変えていた化粧も戻し、追加された項目の操作を始めた。


 追加された編集箇所は、乳首や乳輪と性器周辺の股間部である。


 凝り性の男は特に興奮することもなく、彫刻を作るかの如く真剣な眼差しで調整を行い、それなりの時間を掛けて完成した。


「よし!」


 満足そうに頷き、設定を終了する。


『全ての設定が完了しました。これからもオールワールド・オンラインをお楽しみください』


 アバターが光って消え、男の体が光に包まれて変化し、軍服を着たベネットとなった。

 そのままベネットはワールドシップへ転送された。






 いつもより少し遅いログインとなったベネットは、周辺プレイヤーの幾人かがそわそわしているのを感じた。

 それが性的なことを考えて悶々としているのだと分かると、ベネットも気にして自分の胸を見下ろし、さり気なく胸を触って乳首の感覚が以前よりもはっきりしていることを自覚して少し頬が赤くなった。

 深呼吸をして気にしないように努め、メールで大罪の七姉妹やネーヴェの収支報告書を確認してからチームルームへ移動した。

 リビングのテーブルでは、ラフな格好をしたオウカが椅子に座って本を読んでいた。


「おはよう」

「おはようベネット。今日は少し遅かったな」

「アップデートで設定をしていた。それよりオウカ、今日はのんびりするつもりか?」


 オウカは本をインベントリに仕舞い、立ち上がった。


「いや、ベネットがログインするのを待っていた。明日のイベントまでに攻略しておきたい場所がある。一度行ってみたのだが、私一人では厳しいと判断したのだ」

「ほう……その場所は?」

「第三世界の活動拠点である魔法学校、図書館の禁書庫だ。中にダンジョンがあった」

「ふむ、禁書庫か。確かあそこは魔法使いの最高階位にならないと入れない筈だ。私は全く階位を上げていないが、大丈夫か?」

「ハカセに聞いた。装備を全て強化したのだろう? だったら問題無い。先生の一人を倒せばすぐに最高階位になれる」

「そうか」

「では行こうか」

「待った。その前にニーナに会っておきたい」


 リビングからオペレータールームへ移動し、メイド服のままモニターの一つを見ているニーナ・メイスンがいた。


「おはようニーナ」

「あ、おはようございます。何か用ですか?」

「ネーヴェはどうしてる?」

「相変わらずですよ。ただ、彼女から伝言を預かっています。『精霊王たちを正気に戻す作業をしていたら、何かが起こりそうだった気配が無くなった』と」

「ふむ……何か怪しいな」

「む、ベネットもそう思うか」


 ベネットの言葉にオウカも同調し、ニーナは不思議そうな顔をした。


「怪しい……ですか」

「んー、何と言うか、嵐の前の静けさって感じがする」

「だな。意図的に気配を隠して油断を誘ってる。もしくは何かを待つ為に潜伏を始めたとみるべきだろう」

「なるほど。では、ネーヴェにはそのことを伝えておきますね」

「頼む。テスタメントにも、このことを伝えて警戒させるようにしてくれ」

「分かりました」


 用が済んだベネットとオウカは、早速第三世界へ移動した。






 第三世界の活動拠点、プルデンス魔術学校は元から広大な場所だった為、世界が拡張されても変化は無い。相変わらず赤、青、黄、緑、白、黒色の目立つ塔があり、魔法使いを目指す生徒たちが生活している。


 転送装置がある玄関広場で、ベネットは質問した。


「それでオウカ、先生を一人倒すということだが、暗殺でもいいのか?」

「流石にそれは駄目だろう。『階位が欲しいから実技試験をしてください』ってお願いすれば、相手をしてくれる」

「そうか。なら氷属性の魔法使い……あの先生の名前なんだっけ?」

「フローディア先生だな。胡散臭いけど実力は確かと聞く」

「何処にいる?」

「講義が無い時間は研究棟にいる筈だ。氷属性なら水属性に連なるから……あの塔だな」


 指さされたのは六つの塔のうち、青い塔。

 人が多く建物の中を歩いて行くのが面倒臭いと感じたベネットは、高所恐怖症を我慢して【マジックサークル】の実体化した魔法陣で宙に浮き、塔の中間地点に足場も無く取り付けられた扉から中に入った。

 扉がある踊り場には地図が設置されており、ベネットはそれを見てフローディア先生がいる部屋に向かい、木の扉に付けられたネームプレートを見てからノックした。


 どうぞ、と奥から声が聞こえて中に入る。


「失礼します」


 中に入れば、この学校で教師をしているフローディア先生が奥のテーブルの椅子に座って書類仕事をしていた。

 艶やかな銀の長髪の淑女で、青い軍服のような制服を着ている。胸には虹の七色の中で最高階位となる紫の宝石が埋め込まれたブローチが付いている。

 フローディア先生が入って来たベネットを見ると、胡散臭い微笑を浮かべた。


「あなたは……かなり前に私の講義を受けていましたね」

「ベネットだ。覚えていたんだな」

「ええ、人の顔を覚えるのは得意な方ですから」

「そうか。突然で申し訳ないが、禁書庫に入る為に最高階位が欲しい」

「……本当に突然ですね。私と戦いたいと?」

「ああ」


 ベネットはコスチュームから防具に着替え、威圧感と共に装飾品『スノークリスタルリング』の【覇気】を発した。

 データ上は隠蔽している力が具現化し、氷属性を表す白縹色のオーラが凄まじい量となって体から噴き出した。


「っ!?」

「これはっ!?」


 フローディア先生は微笑を止めて目を見開き、オウカも思わず後ずさった。

 充分に強さを示せたと思ったベネットは【覇気】を止めた。


「どうだ? 戦うには不足か?」

「……ふふっ、そうね……」


 フローディア先生は胡散臭い微笑に戻って手に持っていたペンを置くと、冷めている紅茶のカップに手を伸ばし、カタカタカタカタと激しく振動させながら口に含んだ。

 それからカップを置くと、立ち上がって勢いよく頭を下げた。


「第七階位を渡すので勘弁してください!」

「えっ」

「えっ」


 ベネットもオウカも突然の行動に理解が追いつかず、立ち尽くしてしまう。

 反応が無い二人にフローディア先生は頭を上げた。


「あなたは既に私の力を大きく超えてしまっているわ。戦ったら私が死んでしまう」

「そ、そうか」

「ということで、第七階位の証をあげるわ」


 ほっとしたフローディア先生は魔法で何処からともなく鍵を取り出すと、机の引き出しを開けて第七階位であることを示す紫の宝石のブローチを取り出すと、宙に浮かせてベネットに渡した。


「ありがとう」

「別にいいわよ。私たち教師は強い魔法使いを増やすことが仕事だしね。オウカは他の先生から聞いてるだろうけど、この学校は地下のダンジョンの上に建てられていて、攻略するのが目的で設立された。ダンジョンは遥か昔の賢者たちが数人掛かりで作ったもので、ダンジョン前にある碑文には『汝、世界の真実を求めるならば最奥まで来るがいい』と書かれているの。私たち教師はダンジョンに挑んで生きて帰り、攻略を断念して次世代の魔法使いに託す為にこの場に留まった者たちよ」

「そうですか。では、期待に応えるとしましょう」

「はい、期待していますよ」


 ベネットはコスチュームの軍服に着替えてオウカと一緒に退室し、塔の長い階段を降りる。


「ベネット、ダンジョンに入る前にもう一人誘いたいが、構わないか?」

「別にいいが、誰だ?」

「ルシェだ。魔法の実力だけなら私に匹敵する。ダンジョン内でも何度か出会った経験者だ」

「……ルシェ……ああ! あの魔女か」


 忘れ掛けていたな?


 と思ったことを飲み込んだオウカは連絡を取り、ソルシエールとは食堂で集合となった。



 今は昼時であり、食堂は食欲をそそる多様な匂いで満たされており、NPC以外に空腹が発生するようになったプレイヤーでごった返していた。


 ぐぅっ、とベネットの腹の虫が鳴った。


 恥ずかしさをポーカーフェイスで誤魔化しつつ、ベネットはオウカをチラリと見て、この喧騒の中では聞こえていなかったようでホッとした。

 オウカがフレンドリストから居場所を探し、奥の窓際のテーブルで食事を始めたばかりのソルシエールを発見した。

 ソルシエールは普段着にしている魔女の格好で、魚のフライを一口齧って幸せそうな顔をした。


「ルシェ、待たせたか?」

「――ん。全然、むしろ早過ぎ。まだ一口食べたところだよ?」

「なら私たちも食べよう。この後、ダンジョンに潜るからな」


 場所は確保されているので、オウカもベネットもそれぞれ料理を取りに行った。プルデンス魔術学校の食堂はカフェテリア式であり、二人が料理を載せたお盆を手に席に着いたところで互いの料理を見た。


「ベネットはステーキ定食といったところか」

「そういうオウカはパスタ料理なんだな」

「好きなんだ、パスタ。ルシェは……魚のフライ定食か」

「うん、この湖で捕れた魚を使ってるフライだよ。美味しいからおすすめ」

「そうか。いただきます」

「いただきます」




 二人も食べ始め、ある程度食べたところでソルシエールはベネットを見つめ、気になったことを言った。


「ねぇベネット、あなたってどうしてそんなに上品なの?」

「上品?」

「普段の状態が落ち着いていて、姿勢が正しくて、何と言うか……お嬢様って雰囲気がするんだけど」

「分かる! 私もそれなりに裕福な生まれだが、ベネットはこう……本物の上流階級の人間って感じがするんだ」

「だよね。どうしてそんなに上品なの?」


 女子のノリに、ベネットは困惑して食べる手が止まった。


「どうしてと言われても……過去の記憶はあんまりないが、祖父の影響、とだけ言っておく」

「へぇ、祖父の影響なんだ。どんな人なの?」

「私も気になる。差し支えなければ教えてくれ」

「……すまないが、身バレしそうだから教えられない」

「逆に言うと超有名人ってことだよね? それ」

「だとしたらそう簡単には教えられないな」

「察してくれて助かる。あと、上品と言うならリーベが最もお嬢様らしいだろう」

「アレは殿堂入りだよ。言葉遣いは流石に作ってるんだろうけど、全てがお嬢様って感じだし」

「そうだな。ロールプレイなら何処かでボロが出るものだが、リーベは見たことが無い」

「……確かに」


 食事を終えた三人は図書館へ移動した。

 受付カウンターの奥に禁書庫へ続く扉があり、三人が第七階位のブローチを見せるとすんなりと通された。

 扉の奥は地下へ続く長い階段になっていて、明かりも無く暗い。マジックスキル【ライト】でそれぞれ光の玉を出して足元を照らしつつ、下りた先にある頑丈な鉄の扉を開けると、中には鎖でしっかりと繋がれた古くぶ厚い本が詰まった書架がずらりと並んでいた。


「これが禁書庫か……凄いな」

「私も初めて入った時は感動したよ」

「読書好きには天国だよね。ちょっと物々しい雰囲気だけど」


 ベネットは近くの書架に近づき、埃塗れの白い装丁の本がたまたま目に入って手に取り、開いて読んでみた。

 中に書かれていたのは、破損した身体の部位すら回復する最上位の回復魔法【エクストラヒール】だった。


「これは……二人とも、見てくれ。凄い回復魔法について書かれている」

「おっ、ほんとだ。まだ全部読破してないから見落としていたな」

「私にも見せて」


 三人で禁書の一つを読み、失敗例の悲惨な記録の数々にビビりつつも成功例のイメージ通りに魔法を行使し、マジックスキル【エクストラヒール】を習得した。


「思わぬ収穫だったな。それでオウカ、ダンジョンの入り口は何処だ?」

「奥だ」


 本を書架に戻したベネットは、オウカの案内で移動する。何処を見渡しても似たような書架が並び、前後不覚に陥りそうな真っ暗闇の中、先頭を歩くオウカは、少し先の隣の書架から別の光があることに気付いて立ち止まり、二人に制止の合図を出した。

 ベネットが小声で問う。


「敵か?」

「いや、ここにエネミーが出たという話は聞いたことが無い。それにこの気配……覚えがある」


 思い当たる人物だと予想したオウカは、念の為に魔剣『レーヴァテイン』を取り出し、鞘から抜いて近づいた。

 書架の間の通路に来たところで一度立ち止まり、深呼吸して覗き込む。

 するとそこには魔法の【ライト】で禁書を照らして読書に耽るチーム『円卓の騎士』のマーリンがいた。


「先生?」

「ん? あっ、オウカさん。こんなところで会うなんて奇遇ですね」


 振り向いたマーリンの胸には、第七階位を示す紫の宝石のブローチが付いていた。


「先生――マーリン、そのブローチ……」

「これ? 禁書庫に入りたいからって魔法使いの先生にお願いして戦ったら貰ったの。あなたも?」

「私はもう何度も来ている」

「あらそう。ここには読書に来たの?」

「いや、ここから行けるダンジョンの攻略に来た。どうせだから、マーリンも一緒に来ないか?」

「いいの? 既に二人いるみたいだけど」

「ベネット、ルシェ、いいだろうか?」

「ああ」

「ここに来られる時点で実力は保障されてるし、私もいいよ」

「と、言うことだ。お願いします」

「分かりました。こちらこそよろしくね」




 四人に増え、互いに自己紹介をしたところでダンジョンの入り口に到着した。

 入り口の扉は重苦しい鉄の扉で、棘付きの鉄格子が二重に塞いでいる。その左右には碑文と魔力を通すことで開く起動装置がある。

 また、扉には『ダンジョン:禁書庫地下』というウィンドウが表示されていた。

 ベネットは碑文の前に立ち、光の玉を掲げて記されている文字を読んだ。


『汝、世界の真実を求めるならば最奥まで来るがいい』


「……世界の真実?」

「気になるだろう?」

「ああ」

「扉は開けた。パーティーを編成して行こう」


 オウカが魔力を込めて鉄格子と扉を開けたところで、パーティー申請をして四人パーティーになった。

 防具をそのまま普段着にしているマーリン以外はその場で防具に着替え、一番使う武器を出して手に持って準備が完了した。


「では行こうか」


 パーティーリーダーとなったオウカを先頭に、ベネットたち四人はダンジョンへの階段を降りた。



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