解放された件について
はじめまして、解放された女です。
離婚して暫くたちその時の気持ちをふと、
文章にしてみようと思いました。
はじめての投稿で文章の書き方もよくわからず、読みにくいかも知れませんが、暇つぶしに読んで頂けたら幸いです。
私は昨年夏に解放された。
私が解放してくれと頼んだのではなく、解放したいと突然宣言されたのだ…。
私が何から解放?されたのか説明させていただこう。
結婚して2年と数ヶ月、子はナシ。突然元夫から言われた事が解放だったのだ。
まぁ、元夫の仕事が忙しくて出張などで家に帰ってこない、私の仕事が早朝からなどすれ違いが多い夫婦ではあったが
、それがわかっていて結婚したのだから私の中では問題ではなかった。
元夫の母と姉と同居していたが、関係性は悪くなかったと思う。とても優しくしてもらったし、一緒に買い物や旅行にも行った。義母とは毎日のように韓流観てた。元夫と過ごした時間より義母と過ごした時間が長いくらい。ギャルゲーなら義母攻略できてるんじゃないかな。
料理の得意な義母ではなかったけど私のために料理も作ってくれて感謝しかないな。アポロ(お菓子)入りカレーには衝撃をうけたけど。義姉はお料理上手で色々と美味しいもの食べさせてくれたな。私が料理してもよかったんだけど、ちょっと遠慮しちゃったんだよね。嫁として不味かったかな。
結婚する前の約束で、実家に頻繁に帰りたいとも言っていて、許可ももらっていたんだよね。理由としては共働きだった両親のかわりに面倒みてくれた祖母がいたから。孫の中で1番年下で、内孫だったから特別に可愛がってくれた大切なおばぁちゃん。離れ離れになるのを悲しんでたから顔見せに頻繁に帰ってた。もちろん、その都度元夫と義母に了解を得て帰ってたよ。でも、その優しさに甘えすぎてたんだろうね。
私としては元夫の家族と、私の実家の家族は大切にしてきたけど、元夫を今考えると特別大切にできてなかったんだろうね。
そんな生活を2年くらい続けて元夫嫌になったんだろうな。決して私は不幸だとは思ってなかったけど、元夫にしたら思い描いていた夫婦のカタチではなかったんだと思う。私への愛情もなくなってたんだろうね。結果的に離婚も仕方ない。
けど、私は未だに納得できない事がある。そう、解放の件だ。
頼んでないのに、解放。
元夫から言われた言葉、
「これ以上一緒にいても〇〇を幸せにできない。解放したい。」
私自身の幸せを決めつけないで欲しかったし、囚われていたともこれっぽっちも思ってなかった。他の人からみればどうかはわからないけど、私結婚生活不幸だと思ったことなかったよ。
離婚したいのであれば、私のために離婚しようではなく、自分(元夫)のために離婚して欲しいと言って欲しかった。
私は再構築を提案した。本当に夫婦らしい事なんて時間がなくてして来なかったら月1で必ずデートして、半年間過ごしてからそれでも気持ちが変わらなければ離婚しようと。
元夫も、それを了解したよ。
だけど、約束の最初のデート当日、出かける準備して待ってたら言われた。
「やっぱりムリだ。〇〇を解放したい。〇〇のために離婚しよう。」
なんで、今なの?だったら再構築の件了解しないでよ。
私ももうその一言で元夫への愛情がなくなったよね。追い討ちをかけた、元夫の言葉、
「今から〇〇のご両親に挨拶に行きたい。幸せにするって言ったのにできなかったから土下座しに行く。」
待って待って、私離婚するかもなんて、両親に一言も言ってないしどうしてそんな事言うの。何なら今日久々にデート行くんだ楽しみ。みたいに両親に言ってたのに。でもそこで、思ったんだ、元夫は私の両親のことなんて考えてくれてないんだ…私のためにって言ってるけど、それって自分がカッコつけたいだけだよね。突然離婚することになったって挨拶されたら両親どんな気持ちになるかなんて思いもしないんだなって。
〇〇のために離婚しようだって、元夫のカッコつけだよね。
そこで、一気に残ってた愛情もなくなりました。
それから、義母と義姉は留守だったから今まで良くしてもらった感謝の手紙を書いて(義母と義姉には元夫が離婚しようと思ってるって前から伝えてたみたい)、必要最低限の荷物持って実家に帰ったよ。
その時家にあったスイカも持って行っていいよと元夫が言うからついでに持って帰った。
実家に帰ってきて、両親に伝えるのはとても辛かったな。
泣き笑いで離婚することにしたって。父は一言わかったってこの家に帰ってきていいよと。母は、私よりも怒ってもらってきた巨大なスイカを勿体無いけど投げ捨てたよね。だから我が家では〇月〇日はスイカ投げ記念日。に認定したよ。
これが、解放された女の話。
今、実家に出戻って幸せに暮らしているからまぁ、解放してもらって良かったのかもね。
最後まで、目を通してくださりありがとうございます。
今回の話は私目線の話なので、元夫の目線からしたらまた違う話になると思います。
自己満足のエッセイ読んで頂き本当にありがとうございました。