フリーターと競馬
我輩はフリーターである。
親の脛をかじりながら、月収13万で生活している。
熱き滾る妄想をいつかなろうに投稿して、現実世界で成り上がると日々夢見て生活している。
そんな、我輩は今、競馬という物を研究している。
パソコンが使えないために統計を取れず、無料競馬サイトに登録したところ、根拠のないメールが日々届くようになった。
捨てアカウントのアドレスを使えば良かったと今後悔している。
詐欺まがいのメールばかりでうんざりだ。
我輩は昔、出会えない出会い系に入れ込んだ口である。
このような信用できないメールに対する嗅覚は人一倍だと自負している。
そんな我輩は競馬新聞の統計を取った。
なんと!
実は!
競馬新聞は!
三割の確率で当たるのだ!!
確実に来るレースを見極めそこにつぎ込めるだけつぎ込むことにした。
口座から七万おろし、一番来そうなワイド2.7倍に打ち込む。
え、単騎で大丈夫かって?
もちろん、自信度Aは揺るがない。
勝てば官軍だ。
さて、レースが始まった。
うおおおおおおおー
刺せせせせせせー
・・・・・・・・・
なんてこった。
負けちまったよ。
さらば七万
勝てるレースなのに、馬券の買い方が未熟なため、負けてしまった。
くううぅ!
今日はやけ食いだ。
負けたけど、餃子パーティーナイッだ!
店員よ、餃子5皿!
え、5個?違うって
5皿、30個頼んだぜ。