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8話 Sランク冒険者

「おう、セイ今日も元気だな。ほれ、これやるよ。」

「ありがとう、八百屋のおじさん。」


宙を舞うリンゴを受け取り、セイは村の入口を目指し走っている。

甘酸っぱく酸味の利いたリンゴを齧りながら、今日村に来るという冒険者パーティーがどのような人たちなのか想像しながらドキドキとしていた。


セイは、毎日の訓練を欠かさない日々を過ごしながら9歳となっていた。

あれから多少は剣の腕と魔法能力は成長していたが、基本はレイアとの二人での修行の為最近は自分の更なる成長の為、新しい刺激を欲していたところに、この村に冒険者が訪れるというので見にきたのだ。

すごい人だな・・やっぱり最近魔物の活動が活発になってるから、魔物退治に派遣されてきた冒険者が気になるのか。おじい様も70を超えて一気に衰えたから、みんなも不安なんだろうな・・


「あ、セイこっちこっち。」

この4年で背が伸び美少女の片鱗を見せ始めたレイアが、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら手を振っている。

「レイア、もう来てるのか?」

「うん、ほらあの馬車の近くにいる人達らしいよ。」

村のゲートの前、人込みで見にくいが鎧を来た一団がうっすらと見える。

「もっと近くに行ってみよう。」

人をかき分けながら前に進み、一番前に出た時に黒い大剣を背負う髭面の30ぐらいのおっさんが喋り始めた。


「村の者、我々は冒険者ギルド『黒炎の翼』だ。最近各国で相次いでダンジョンの発生が確認されていて、このヘルガード領でもその予兆らしき魔力溜を観測した。だが、我々が来たからにはもう大丈夫。この村の安全はこの副団長「ドルド」が必ず守る!!安心してくれ。」


「『黒炎の翼』だって!この国の3大ギルドじゃないか」

「ドルドって『剛剣のドルド』か!Sランク冒険者だよな。」

「これなら村の安全も大丈夫だな。」

村人の話しを聞きながらも、初めてみる上級冒険者を俺は興奮しながらみる。

Sランクか、初めて見た!!雰囲気からしておじい様よりも威圧感を感じるな。

(看破!!)

【ドルド・ボーシュ 年齢:32歳 状態:健康】

【種族:人族 爵位:ボーシュ家次男】

【Lv:95】

【 称号: 黒炎の翼副団長、巨人殺し、剛剣のドルド 】

【 HP:710 MP:40 】

【 筋力:450 】

【 敏捷:266 】

【 耐久:323 】

【 魔力:52 】

【 技術:301 】

【・魔法 】

【・スキル】

【大剣術:Lv8】

【格闘術:Lv7】

【身体強化:Lv6】

【金剛:Lv5】

【HP回復上昇(中):Lv3】

【索敵:Lv4】

【腕力強化:Lv6】

【狂戦士】

【・固有スキル】


つ・・・強い、おじい様より強い人を初めて見たよ・・

周りの人もみんなLv:50を、超えてるしこれが一流の冒険者ということか、いい目標が見れたな。


ふと視線を感る。冒険者たち十数人の端あたりから視線の様なものを感じ、そちらを見るとフードを被り身を隠している一人がこちらをじっと見つめている。

(なんかヤバい感じがする!ステータスを覗いたのを気づかれたか?)


「レイア、もう行くぞ!!」

「え!話しかけなくていいの!?ちょっと待ってよ~」



「どうした、セイラ?」

いつもと違うと感じ、ドルドがフードの人物に話しかける。

「奥にいた子供に尋常じゃないほど、精霊が集まってた。後悪意は感じなかったけど、こちらに対するスキルの発動を感じた。」

リンと鈴が鳴るような澄んだ綺麗な声が発せられる。セイは遠い為に気づいてはいなかったが、フードの人物は、かなり小柄で150cmほどしかなく、近くで見れば女性だと気づいただろう。

「それは、本当か?」

「うん」

「って事は、確実にレアスキルか・・・もしかしたら固有スキルのスキルホルダーかもしれんな。顔は見たか?」

「ちゃんと覚えてる。」

「ならこの村の滞在中に一度確認するか。」

「了解・・」




セイの知らない間に話しが進んでいた・・・


「ふぅ・・」

「セイどうしたの?何かあった??」

「いや、あの冒険者の一団と一緒にいたフードを被った奴がいたんだが、そいつから嫌な感じがしてな・・・俺達の力が気づかれたのかと思ってさ・・・」

「心配しすぎだよ。鑑定系のスキル持ちなんてほとんどいないんだから。」

「そうだな・・・よし!心配してもしょうがないな。今日はもう帰ろうか?」

「うん、何かあってもセイは私が守ってあげるから大丈夫だよ。」

「おい!守ってもらわなくても大丈夫だ!」

「ふふ、私より弱いのに?」

「魔法有りなら俺の方が強いぞ!!」


二人はいつもと同じようにくだらない喧嘩をしながら帰路に着くのだった。

セイは早目に帰宅した為、家の庭で瞑想を行っていた。この数年で魔力操作は格段に上手くなっていて、特に身体強化に必要不可欠な体内循環ではほぼ体外の放出はなく、魔法使いの母さまにも気づかれない程までにはなったので、時間のある時は瞑想という名の訓練を行っていた。


「とても素晴らしい、魔力循環ね。」

ビクッとしつつ後ろを振り向く、そこには先ほどのフードの人物がいた・・


「ちょっとお話しいいかな?」


フードに手をかけそのままフードを脱ぐ・・


そこにいたのは・・





・・・・・


キタキタキタ~~~~~!!!

次回当作のヒロインが登場!?笑

第一 レイア?、第二 ???


明日か、明後日更新予定ですので、お楽しみに!!

これからも『白い白い雪の降る世界の中で』略して、『シロセカ』爆wをよろしくお願いいたします。


・・・・・

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