7話 俺の周りは化け物ばっかり
「すべての食材、生命を司りし女神アルテア様に感謝を!!」
父様の祈りの後、食事が始まる。
しかし、味気の無い食事だな。毎回硬いパンと、野菜スープのみばっかりだし、ガッツリ肉が食いたいな・・・
祝い事以外の食事は大体が質素な食事で、肉などは祝い事の時にしか食卓に並ばなかった。
ヘルガート領は辺境の土地の為、裕福とは言い難い生活水準で日に日に食事に対する不満がかなり溜まっていた。
ちなみに食卓を囲んでいるのは、父のライアス・ヘルガード、母のルル・ヘルガート、メイドのミアと俺の4人となっている。兄は今年の初めに15歳となり、この国の王都『アルゲイド』にある騎士団に入団し、姉は去年10歳となってから祖父のゾルド・ヘルガードと一緒に村の兵舎に住み込みながら毎日戦闘訓練と警備に努めている。
辺境の土地という事もあり、戦える者の育成に力を入れて、姉は15歳になれば冒険者育成学校に3年間通うらしい。
父と母も若い時は、有名な冒険者だったらしく、ステータスもかなり高めだ。
【ライアス・ヘルガード 年齢:40歳 状態:健康】
【種族:人族 爵位:ヘルガート準男爵家当主】
【Lv:36 】
【 称号: Bランク冒険者 】
【 HP:315 MP:23(23) 】
【 筋力:150 】
【 敏捷:98】
【 耐久:88 】
【 魔力:14 】
【 技術:91】
【・魔法 】
【・スキル】
【 剣術:Lv5 】
【 回避:Lv3 】
【 索敵:Lv3 】
【 隠密:Lv2 】
【 魔闘技:Lv4 】
【・固有スキル】
【ルル・ヘルガード 年齢:38歳 状態:健康】
【種族:人族 爵位:ヘルガート準男爵家第一夫人】
【Lv:31 】
【 称号: Bランク冒険者 】
【 HP:205 MP:249(249) 】
【 筋力:72 】
【 敏捷:81】
【 耐久:68 】
【 魔力:160 】
【 技術:110】
【・魔法 】
【 水魔法:Lv5 】
【 風魔法:Lv3 】
【 生活魔法:Lv:*** 】
【・スキル】
【 回避:Lv3 】
【 隠密:Lv2 】
【・固有スキル】
初めて看破を掛けたら予想以上に強くて、かなりビビった。
訓練された兵士でも二人に一人しか、スキルを持っていないのに両親ともに5つも持っている。
従者のレイアの父、ロア・アルホードでさえ3つのスキルしか持っていない・・・
そして、もっと異常なのが・・・
【ゾルド・ヘルガード 年齢:66歳 状態:健康】
【種族:人族 爵位:ヘルガート準男爵家元当主】
【Lv:63 】
【 称号: 元王国騎士団部隊長 ・ドラゴンスレイヤー 】
【 HP:431 MP:120(120) 】
【 筋力:245 】
【 敏捷:134】
【 耐久:191 】
【 魔力:52 】
【 技術:220】
【・魔法 】
【・スキル】
【 剣術:Lv7 】
【 回避:Lv5 】
【 索敵:Lv3 】
【 威圧:Lv4 】
【 格闘術:Lv4 】
【 魔闘技:Lv6 】
【・固有スキル】
おじい様は化け物だった、ドラゴンスレイヤーって・・Lv7は人類最強クラスでLv8となれば英雄クラスで、Lv9は神話クラス、マックスのLv10は神クラスらしい。
昔から普通じゃないと思ってたが、人類最高クラスの強さがあるとは・・・見た時は少しビビってしまったが・・それよりも、俺もいつかおじい様の様に強く・・・いや、おじい様よりも強くなってみせる。必ずこの世界で最強になってやる。と心に誓うのだった。
俺も10歳となれば戦闘訓練が始まるのだが、その時まで待てない。というよりも誰よりも強くなるならば、それでは遅いと思い時間を見つけては修行し、この世界の知識を詰め込んでいる。
日本では戦う訓練などした事もない為、時々おじい様、警備隊の訓練を見学しに行ったりしながら戦い方を覚えている。
「セイ、手が止まっているぞ。早く食べてしまいなさい。」
「はい、すいません父様。」
父に叱られてしまったので、半分程残った食事を急いで食べる。
「ご馳走様でした。おやすみなさい。」
「ちゃんと体を拭いてから寝なさいよ。」
「分かりました、母さま」
そのまま立ち上がりさっそく2階へ駆け上がっていく。
寝る前に読む予定であった、『スキル一覧』の本を書斎から持ち出す為だ。
ミアが持ってきてくれた、お湯入りの桶で体を拭きさっぱりし寝る準備を整える。
しかし、この世界には上級貴族ぐらいしか風呂の文化がない為、元日本人のセイには辛いものがあり、いつか風呂付きの家を買おうと密かに考えている。
布団に潜り込みながら、蝋燭のゆらゆらと揺れるオレンジ色の光の中セイは明日からの修行で鍛え、覚える必要のあるスキルをピックアップし頭の中に情報を詰め込んでいく。
先日からほとんど質問をしなくなり、一人で本を読み始めたセイの事に驚きというよりも、ありえないものを見た様な眼差しで見ているメイドに気づく事無く、セイは思考の渦の中に沈んでいくのだった・・・・
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見てるよ!!見られてるよ!!!
やばいよ!!気づいて笑
本日も投稿します。
ほとんど毎日ガンガン投稿していくんで、読んで頂けたらとても嬉しいです。
意見や、感想等いつでもお待ちしております。初感想はいつ頂けるかかなりドキドキしておりますが、お手柔らかにお願いしますねww
【ゾルド・ヘルガード 年齢:66歳 状態:健康】
【種族:人族 爵位:ヘルガート準男爵家元当主】
【Lv:63 】
【 称号: 元王国騎士団部隊長 ・ドラゴンスレイヤー 】
【 HP:431 MP:120(120) 】
【 筋力:245 】
【 敏捷:134】
【 耐久:191 】
【 魔力:52 】
【 技術:220】
【・魔法 】
【・スキル】
【 剣術:Lv7 】
【 回避:Lv5 】
【 索敵:Lv3 】
【 威圧:Lv4 】
【 格闘術:Lv4 】
【 魔闘技:Lv6 】
【・固有スキル】
おじい様はかなりの化け物でしたね笑
やっと家族のステータスを載せられました。
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