表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
根暗のエッセイ  作者: ねくら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/64

読め!読め!読め!

 僕はここ数か月、たくさんの文章を書いて、ネットに投稿してきました。根暗な自分の考え方や鬱病になって休職している間の事を書いてきました。しかし、反応はほとんどありませんでした。そこで僕は気づきました。自分は平凡な人間で、面白くないのだと。気づいたというよりは、突きつけられたと言った方がいいかもしれませんね。


 僕はどこかで淡い期待を抱いていました。僕の中身を面白がってくれる人がいるのではないかと。しかし、現実はそう甘くはありませんでした。これだけ面白いものが溢れている世界で、僕の中身がそれらに勝るなんてことがあっていいはずありません。そんな都合の良い世界ではないのです。


 これらは本心です。そして今から言うことも本心です。僕は他人と違っていて、僕の文章の意味が分かる人が少ないだけなのではないか。そう思ってもいます。要するに自己認識が『平凡』と『孤独』で二通りあるのです。そして、このどちらもが現状、文章が読まれないことに対する理由付けになっているのです。『平凡』だから読まれない。『孤独』だから読まれない。そしてそのどちらも僕は受け入れられません。読まれない事実が受け入れられません。平凡でもいいから『平凡なヒーロー』でありたい。孤独でいいから『孤高』でありたい。そう駄々をこねているのが僕です。


 だから僕は、文章を投稿した後、ずっとスマホと睨めっこをします。読んでもらいたい。評価してもらいたい。そんな気持ちでスマホに穴が開くほどに確認します。何度も更新ボタンを押します。反応はないか。絶賛されてないか。でも結果は毎回同じです。『才能なし』です。そして、僕はそんなはずはないと次の文章を書き始めるのです。そして投稿をして、反応を期待しながら待つ。ずっとこれの繰り返しです。止めてしまったらオワリです。止めたら才能の無い、誰にも求められていないゴミの完成ですから。書き続けることで、まだ評価される途中ということに出来ますから。


 僕は何者かになりたいのです。もはや『平凡』でも『孤独』でも良い。とにかく何者かになりたいのです。僕はもがき続けるのだと思います。愚かなので。他人より愚かということで『何者』認定はしてもらえませんかね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ