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恋について語るとき

作者: Soraきた

たとえば、叶わない夢と気づいてから

どれくらいで

わたしの

励ましが届きますか?

わたしのじゃなくてもいいから

とにかく、誰かからの励ましで

あなたがココロ休まる場所でいてほしい


よく話したね

「どんなタイプの人がいいか」って

わたしは慎重派の代表みたいなもので

無難に答えるだけだった

あなたはそれを聞いて

『それならどこにでも居そうだね』と

鼻の頭を指でコスリながら笑った


「本当にどこにでも居そうなのかな?」

わたしは戸惑った


あなたのまぶしい瞬間を

今でも忘れないでいる

そう、今も

あなたが好きだと言っていた歌を

何度も聴きながら

勝手にそう思っている


『恋は確率のあるもの』

あなたはそう断定して

わたしに強い口調で語った

わたしは思う

サイコロを振って

わたしの好きな「3」の目が出るとき

確率から言えば、6分の1だけど

あなたなら

それを2分の1で出してくれる

そんな気がしてならなかった

恋は確率のあるもの


あとから聞いた話

あなたが確信に触れないときは

つい、自分の鼻の頭をこするのが癖だと

周りから聞いた


わたしにとっては

どうでもよくて

だけど、

どうでもよいことではないような

そんな気もした

特にあなたが

恋について語るときは・・





いつも読んでいただき、ありがとうございます

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