第三章 登場人物紹介
大貫善十郎:
銃器で武装している複数名の高ランク海外探索者を無傷で壊滅させたにも拘らずニコニコとしながら平然としている一般中年男性の姿をした危険人物を刺激しないように丁重に取り扱った日本の警察は確かに優秀でした。
レベル11になり、収納空間は11個に増え、時間遅延と解析が可能な収納空間をそれぞれひとつずつ扱えるようになった。
人生初の銃撃戦にテンション爆上がりだった模様。自腹でもカツ丼は用意してくれなかったので少しだけ悲しくなったりもした35歳。
ラキくん:
ガントレットクローを手に入れ、攻撃力と防御力の双方が上がっている。
ちなみにラキくんの鳴き声の意味はこんな感じ。
①好意的な鳴き声「キュルルル」
②不満のある時の鳴き声「フー!」
③抗議の鳴き声「ピー!」
④怒っている時等の鳴き声「ガッ!ガッ!」
ティーナ:
転移スキルと植物操作スキルのふたつが扱える自称妖精女王。
転移スキルによる長距離転移と短距離転移が扱え、植物操作スキルは植物を操作して様々なことが行える。
人間の脳みそに植物を寄生させて操ることは多分可能。やらないよ?
フォーハンズ:
頭にひまわりのような花を生やし、タンクトップにベスト、ガウチョパンツといった服装をしている異世界人の護衛ロボット。
遺跡で発見されることがあり、主にVIPの護衛などに使われているとのことで一部の界隈では比較的ポピュラーな存在。国会議事堂やホワイトハウスに行くとエンカウントすることがある。
ゴドウィン:
闇クランにして国際的な違法魔獣ブローカー『スプリガンキラー』お抱えの探索者パーティのリーダー。
ゴドウィンはライカンスロープのスキルを持つ高レベル探索者でひとり襲撃現場から逃げ出したが、のちにクライム映画さながらの行動力で仲間全員を救出して国外へと逃亡した。
今回の件では依頼主の情報不足にガチギレしたらしく、海外の変態魔獣コレクターのひとりがテムズ川で溺死しているのが後に発見されている。