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ジキルハイド  作者: 満月
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表の私と裏のワタシ

今作が始めての投稿です。おかしなところがありましても、暖かい目で見守ってくれると助かります。

 誰も近寄らないような辺鄙な場所にその研究所は建っていた。


                          そこに住むのは寡黙な研究者。名をグルーという。


  

彼女は今日も今日とて精神に関する実験をしてた。


     

しかしある日異変が起きた。


            

それは彼女以外の人格が芽生えたのだ。


       

しかもそれだけではなく、身体も変化している。


   

ボサボサの紺色の髪がサラサラの淡いピンクの髪になっている。


                    

どんどん症状は悪化していき、遂に1日ごとに身体と人格が完全に変わるようになった。 


        

何故?どうして? 


                

原因を考えてみるがなにも分からない。 


       

しかしこの症状を治す方法が見つかった。 


     

それは"無垢の花"と呼ばれる幻の花を材料とした薬を飲むことだ。


                   

この花はありとあらゆる心の病に効くといわれている。


                       

だが肝心の場所が分からない。


           

幻と言われる程なのでそうそう見つかるものではないだろう。


                     

しかしグルーはすぐに近くにあった革製のボストンバックに荷物を詰め込み始めた。


           

そして久しぶりに研究所の外を出る。


        

自堕落な生活を過ごしていた彼女にとって朝の日差しははなかなか厳しいものだが、止まっている時間はない。

                         

急かすように冷たい風がその場を通る。


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