新たな始まり
休憩時間が終わり仕事の為パソコンとにらめっこ状態が続いた。俺はパソコンの画面を見る時は、ブルーライトカットの眼鏡をかける。こう長時間眼鏡をかけていると…耳が痛くなるものだ。一回眼鏡を外しレンズを掃除しようとすると…レンズの反射で後ろに並木澤 夏鈴がいる事に気づいた。俺は後ろを振り向きこう言った。
「どうした?なんか用?」
そう聞くと並木澤はポケットから、懐中時計を取り出した。それはライラックのエンブレム入りだ。俺はそれを見た時…バツが悪そうにこう言った。
「あれっ?…落ちてたんだな…すまない」
そう言い懐中時計を受け取る。すると並木澤は俺の、ディスクの写真を見てこう言った。
「この2人は…学校の友達とかですか?」
俺は少し間を、置きながら考えこう答える事にした。
「緑髪の奴はアイツ」
そう言いながら草道を紹介した。さて…朱菜は動どう紹介しよう。悩みに悩んだ結果こう答えた。
「そうだな…海外から帰ってきたら付き合う人」
そう言うと並木澤は、静かな笑みを浮かべてこう言った。
「貴方は…その人との「想い出」を大切にしてるんですね!」
そう実は…写真立ては二個置いてあり…二個ともあのメンバーの写真だった。俺は少し寂しいような…明るいような笑みを浮かべてこう言葉を出した。
「全てはコイツのおかげさ…」
そう言って朱菜の写真に触れた。その後に並木澤にこんな提案が帰ってきた。
「その彼女さんが帰ってきた時に…サプライズとかどうでしょう?」
俺は素直にこう言った。
「…ほう…名案だ…ありがとう。」
もし…朱菜が帰ってきた時に…こんな事喜びそうと思うとワクワクが止まらなかった。
しかし…俺はこの後知る事になる。本当にサプライズを受けるのは…俺自身だとゆうことに……