貰い物
まだまだこれからです
二月…その季節から、学生はいろんなものが最後になる。今俺 日暮 大和は、最後の美術を受けていた。いつも一緒に、いろんなことをやらかすダチ公…そいつの名前は「草道 蓮」 いつもふざて授業受けてんのに、
「こうゆう時は、真面目かよ」
って心の中で、ツッコミ入れてると
「あのヒグが真面目に授業受けてるわ〜…明日は、雨だな」
酷い話だ…大学にいくヤツは多少点取らないと将来に困ると言うのに、この言われようだ。それでも俺はまるで、扱いに慣れているような対応をした。まぁ…草道だけが進学。俺は就職だかな。
「うるせぇよ…てか、お前は大学入学取り消しとか困るだろ」
まぁ自分の今の感情を蓮に言うと困った顔で
「えぇ〜…」
蓮とならこんな感じにやり取りが出来るが、このテーブルで俺が話かけずらい相手がいた。そいつは、隣の席にいる 朱菜 優衣 だった。サイドヘアーで、後ろ髪が肩まで届くぐらいの長さで、肌は綺麗で、目は紅く輝いていた。普通にクラスの奴らもよく話しかけるが笑顔は…冷やかだ。でも恐らくモテるのは間違い無い。みんなは思うだろう「大和…告れよ」と…残念だが俺は、静かなヤツとは喋ったことは無い。しかも女だぞ余計無理だ。俺は同じ年の女とは遊んだ経験も無い。だからなのかよく「チキン野郎」とか言われたりするんだ。
授業の終わりに片付けの手伝いを、していると隣の席にいた朱菜が、俺に近寄りいきなり耳元で
「…後で、渡したい物がある玄関で待ってる」
さすがに驚いた俺は
「えっ…おいっていねぇーっ!」
呼び止めようとしたが、ダメだったようだ。朱菜の渡したい物が何か考えがまとまらなかった俺だった
第2話もお楽しみに٩(ˊᗜˋ*)و