胸糞悪い過去
1日2話投稿…乙です\(^o^)/
次の日。この日は昼飯もいつもの空き教室で食べていた。「いつもどうり」この言葉がどれだけありがたいと思うだろう。俺はその「いつもどうり」の日でいたかった。でもそれは、ちょっとした自分の過去が原因で周りに自分の過去を知られてしまった。
俺は昼飯を頬張りながら朱菜と草道に尋ねていた。
「明日は…午前授業だったよな?」
すると二人からの答えは1つだけだった。
「ピンポーン…正解!」
予定事などを忘れやすい俺は一安心した後にこう述べた。
「明日…授業終わった後に…このメンバーでカラオケ行くか?」
そう言うと二人は嬉しそうな笑みで
「いい案出してくるなんて…天才か?」
そんな他愛のない会話の最中の過去を明かさないといけない事が起きた。
「おー!君はーあの弱々しい…日暮君じゃぁないのぉ…どうしてお前がココにいるんだよ…」
そう俺は中学の時に虐められていた。その時の首謀者がこの学校にいるのだ。俺はこの言葉を返しておいた。
「どこに居ようが俺の勝手だろ?」
すると二人組の一人が殴りかかって来たもちろん受け止めた。受け止めた直後俺の頬に激痛が生じた。
「…ってぇ…何すんだよ!」
その後は御察しの通りと言っても良いだろう。俺も相手の胸倉を掴んだ。すると胸倉を掴んだ奴がこう言った。
「これで…これでお前も…!」
その時だった教師が来たのは俺たちはすぐに名前を呼ばれた。
「篠崎!日暮!後で生徒指導室に来い!」
このあとはもう定番のものだった「胸糞悪い過去」それが俺を苦しめている。これは誰にも話しては無い。それは朱菜にも話してない過去だった。生徒指導を受けた俺はすぐ足を家に向けるのだった。