未来の自分達は?
ほんとに遅れましたすいません。御愛読してくださるとありがたいです。はい
遊園地での遊びの後日普通に学校だった。普通に授業受けてダチ公とだべって帰る…ただそれだけ。それが出来るのもあと僅かだった。俺たちは、いつもの空き教室で休み時間を過ごしていた。朱菜が中身が余っているペットボトルを持って教室を後にする。そうなると残されたのは俺と草道だけだ。草道のことだどうせロクなことじゃないことを尋ねるに決まってる。でも違った。真面目な顔でこんな事を聞いてきた。
「なぁ…ひぐは、この3人が幸せな道に行くと思うか?」
いつもならふざけたような仕草ばかりの草道がこんな真面目な顔で綴った言葉だ。恐らく何かあるのだろう俺はこう返した。
「さぁな…確かに誰しもが幸せとは限らんからな…でも未来は分からん」
それしか返せなかった。すると草道は床に目線を下げた後こう述べた。
「…そうだよな?…未来なんてわからんよな…」
「わりぃ!変なこと聞いたな!ひぐ」
そう言うと草道は朱菜の後に続くように教室を後にした。となると…
「残ってるのは…俺だけか…」
教室で一人寂しく片付けをして教室を後にした。その後二人と合流して次の授業を受けることにしたのだった。
「じゃぁ…まさか朱菜って!」
「そう…だから協力して…」
「…分かった…」
そう…この会話を聞かなかった俺はまだ幸せだったのかもしれないと……
今回は、伏線貼ってあるので…ちょっと長めです。