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二個目

 前回は、夢の内容によっては現実の自分にも影響が出る、といったようなことを書いた。焦燥感が云々というものだ。それ以外にも色々あるのだが、少しだけ補足しておく。


 一つ。夢の中で叫ぶ。

 一つ。トイレに行きたい、という夢。

 一つ。R18な夢。

 ざっとこんなところだろうか。それぞれの内容については敢えて触れないでおくが、目覚めた時に相応のKAKUGOが必要になってくる夢もあるので、楽しいドリームライフ(意味が違うか)を送りたいと思っている人は気をつけた方がいいだろう。

 以上が夢から現実に影響を与えそうな内容のものだ。



 逆に、現実から夢に影響を与えるものも、もちろんある。

 分かりやすい例を上げるなら、どこかしらから落ちる夢だろうか。

 ベッドから落ちる。組んでいた足がずれて落ちる。お腹の上に乗せていた手が落ちる。腕をまくらにしていた頭がずれて落ちる。

 こんな感じの時に、落ちる夢、というものを見やすいと思う。そして、ジェットコースターやフリーフォールといったアトラクションを経験したことがある人なら、あの独特の浮遊感を体験しているはずなので、落ちる夢がよりリアルになること受けあいである。

 私は高所にいる夢を見ると大抵はわざと飛び降りて楽しんでいたりする。ただ、怖い物は怖いので飛び降りるまでにちょっと時間がかかってしまうのだが。気分はバンジーを飛ぶ前の芸人のような感じか。


 夢だから怖いという感情を抱くはずがない、と思われるだろうが、夢の私にとってはある意味そこが現実でもあるので、「今は夢を見ているはずだから飛び降りても大丈夫なはずだけど、これ、本当に落ちても大丈夫だろうか」なんて真剣に考えてたりするのだ。

 やっぱりやーめた! となる時もあるが、そういう時は目が覚めてから「あぁ、やっぱり夢だったか。飛び降りればよかった」なんてちょっとばかり後悔したりするが、それはそれで楽しい。


 あとはなんだろう。

 気温の変化が夢の中にまで浸食してくることか。これから、というか既に暑いと感じる気候になっているが、私の場合は現実が暑いと夢の中まで暑くなるので、非常に寝苦しいことこの上ないのだ。夢の中で暑い暑いと言いながら汗が出てない顔をふいたりしている。そして夜中に起きだしては、あつぃ……などと朦朧とした意識でエアコンを始動させるのが今の時期の日課、ならぬ夜課になることだろう。

 これを書いている時にふと思ったが、寒い時はとくにそういった夢を見てないな。当たり前か、電気毛布全開で寝てるから寒く感じる時なんてないし、寒い中で寝るなんてしたことがなかった。



 そして豆知識的な、快適なドリームライフを送るためのちょっとした小技を記しておくとする。この小技は、怖い夢を見た時にその威力を発揮するので覚えておいて損は……しないと思う。


 子供時代に見た、今でも覚えている怖い夢は二つほどある。

 一つは、特撮系に出てくる怪人に襲われる夢。

 一つは、朧車的な妖怪のようなものに追いかけられる夢。


 当時は凄まじく怖い思いをしたものだが、上に書いた小技を発動したことにより、そこそこ事なきを得ることができたのだ。そこそこである理由は言うまでもない。怖い夢というのは後を引くからだ。

 さてその小技であるが、小技と言っているが難度自体は高いと思われる。


 まず、夢を見ているという自覚を持つ。そして「目を開ける」。


 これで完了だ。うん、何言ってんだこいつって言われそうだが、正直説明のしようがないので各自で頑張って欲しい。要点は「起きる」ではなくて「目を開ける」というところにある。どっちも同じに聞こえるかもしれないが、後者は、感情が振り切れて自然と起きてしまうのではなくて、自分の意志で自力で起きる、という違いがある。

 ……書いてて思ったが、結局目が覚めるならどっちでも……いやいや。怖い夢を1秒でも早く終わらせることができるなら、有用な小技だ。そうに違いない。



 そんなこんなで、夢とかのお話二個目はおしまい。

 あ、妖怪で思い出したけど。妖怪チンなんとかって妖怪が出てくるアニメがあってだな(ry

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