なろうの都市伝説「二万文字ブースト」を検証してみた その二
前回の続きになります。
正確には、補足説明ですね。
前回の結論は、独自の結論でしょうか?
もちろん、違います。
いろいろ調べたところ、ああいった結論になりました。
実際、ランキング作品を品評している人たちの間では――
打ち上がる作品には、理由がある、としています。
その理由は、面白いつまらないではなく、きっかけです。
前回のおさらいになりますが――
一、お勧めされ、ポイントの入った作品。
二、一段落ついたため、ポイントの入った作品。
三、友人家族などにより、ポイントの入った作品。
ちなみに、三つ目は誤解されやすく、不正扱いされることもあります。
ただ、得られたポイントが多くない場合は、友人知人によるものでしょう。
どうして?
あまり書くべきではないのですが、ネット小説大賞の話です。
期間中受賞した作品の一つが、取り消しになりました。
実はこの作品、複数アカウントの取得の疑いがもたれています。
では、どれぐらいの数でしょうか。
数個?
十個?
いえ、少なく見積もっても、百個単位という話です。
最低でも、1200以上ポイント!
スタートダッシュも、ブーストも余裕ですね。
ちなみに、何の理由もなく打ち上がる作品も、ゼロではありません。
スタートダッシュの話の際に、指摘した方法です。
ただこれは、かなり運に左右されます。
だからこそ、多くの作者は、新作ガチャに挑むのでしょう。
二万文字ブースは新作ガチャに絡んでいると、個人的には思っています。
失敗しても再利用できる文字数、それが二万文字なのでしょう。
その時、打ち上がらなければ、次の作品に移る。
その時、打ち上げれば、今の作品を続ける。
では、どれぐらいのポイントが、欲しいのでしょうか?
書籍化できるレベルのポイントがあれば、文句ないでしょう。
ただ、そのポイントは、二万文字程度では厳しそうです。
そうなると、その人の本当の実力が試されそうですね。
ちなみに、最近、書籍化作家の人の新作を目にしました。
それなりのポイントがありましたが、打ち上げられてはいませんでした。
本来、そういうものなのでしょう。
それはともかく――
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
それでは、次の機会に!




