なろうの都市伝説「スタートダッシュ」を検証してみた その六
スタートダッシュの検証です。
新着欄を見ていると――
新年度ということもあり、新規投稿が目立ちます。
そのうち、かなりの部分が、無名の新人の作品になります。
お前は、どうなんだよ?
無名の新人のつもりですけど!
わたしの認識はともかく、無名の新人の作品を見ていると――
調べるのだから、タイトル・あらすじなどは、目が引くものがあります。
そのくせ、ポイントをあまり得られていません。
文字数が少ないなら仕方ないのですが、中には十万文字近いものもあります。
そういったものさえ、思った以上にポイントを得られていません。
そういう現状を見ると――
無名の新人なのに大量のポイントを得た作品は、よほど面白いのでしょうか?
某陰陽師作品の作者さんいわく――
なろうへの最適化と、なろうに関する情報が成否を分ける、と述べていました。
実際、スタートダッシュを決めた作者には、共通点があります。
一、今、なろうで人気のワードを作品に盛り込んでいる。
二、投稿初日に、五回程度投稿して、判断の機会を作っている。
三、初日以降は、できるだけ毎日投稿している。
四、うまくランキング入りすると、複数投稿して、ランキングを維持している。
五、上の条件を満たすため、十万文字程度を書き溜めておく。
これ以外の方法では、長く険しい道のりになりそうです。
ただ、例外適応されるジャンルがあります。
それは、異世界恋愛です。
むろん、このジャンルが簡単だと、言っているわけではありません。
むしろ、わたしの理解の範疇外ですから、とてつもなく難しく思っています。
ただ、読者の中に異世界恋愛を書ける人がいたら、挑戦してみましょう。
もしかしたら、もしかするかもしれません。
それはともかく――
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
それでは、次の機会に!




