なろうの都市伝説「アクティブユーザー数」を検証してみた その八
アクティブユーザーの検証です。
よくも悪くも、ユニークユーザー数は安定しています。
これは、定期更新しているからでしょう。
ただ、気がかりな点があります。
それは、第一部分の読者の数が増えないことです。
もちろん、連載が続くと、第一部分の読者は減ります。
長すぎると、初見の読者は敬遠するのでしょう。
もし読むとしたら、きっかけが必要となります。
具体的には――
レビューがつく。
ランキング入りする。
賞の選考を突破する。
書籍化が決定する。
こういった具合に、特別な出来事を必要とします。
そうしないと、読者も躊躇するのでしょう。
十万文字の作品と二十万文字の作品、どちらを読むのか?
ブーストによる読者は、後者でしょう。
ブースト以外の読者は、前者でしょう。
それこそ百万文字に達した場合、何もないまま読む人は限られます。
自身、さすがに百万文字などは躊躇します。
そう、何らかのきっかけがない限りは。
同じく、部分の増大も、読者を遠ざけそうです。
数百単位の部分は、やはり自身、躊躇してしまいます。
そうなると、文字数の増加と部分の増加は、プラスとマイナスがありますね。
プラスは、十万文字ブーストなどが起きやすくなる。
マイナスは、初見の読者のブクマなどを遠ざけてしまう。
だからといって、再構築する気にはなれませんね。
本来、再構築はしないほうがよさそうです。
定期更新などの継続が、リセットされるからです。
最近、作品を調べていたら、同じように再構築していた人がいました。
ただ、わたしとは異なり、「改訂版」といった文字は見られませんでした。
もしかしたら、この文字は、読者を遠ざけているのかもしれません。
ただ、削除すると、後ろめたさが残ります。
まぁ、文字の削除は頭の片隅に押しやります。
そうして、定期更新の継続をがんばります。
要するに、失った信頼を取り戻そうとしているのです。
ただ、同じく再構築した作品の中に、ランキング入りしたものがありました。
それは――
「改訂版」の文字がないですし、実行したことも理由も明らかにしていません。
あれは、何なんだろう?
いろいろ気になりますね。
それはともかく――
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
それでは、次の機会に!




