なろうの都市伝説「二つのバージョンを書き進めることにした」を検証してみた
結局、二つの作品を平行して書くことに決めました。
理由は、前の作品に心残りがあることです。
タロウ、スラゾウ、ゴレタ、それに毒を受け眠っているヒロイン――
その面々の未来を、見捨てるのはまずいな、と思ったんです。
要するに、「エタる」を避けようと決めたんです。
改訂版としては、変えられる範囲を根本的に変える予定です。
特に、大本の設定を変える可能性が高いです。
もちろん、主人公の「異世界転移設定」です。
その理由は、前にも書きましたが、役に立っていないからです。
本来なら、元の世界の知識と経験を生かすべきでしょう。
たとえば、マヨネーズを作り、食べさせて、「おいしい」と言わせる。
たとえば、武器を作り、販売して、「すごい」と言わせる。
たとえば、戦術を披露して、大軍を排除して、「さすが」と言わせる。
こういったことは、しかし作中では起きていません。
だから、「異世界転移」の設定は、事実上腐っていました。
異世界人ゆえの適応の問題も、異国人ゆえの適応に置き換えることは可能です。
二つの作品を平行して続け、よりよいものを見定めます。
むろん、どちらも見捨てません。
実験ではないのですが、実験みたいですね。
これに伴い、更新頻度は、結果としては下がるかもしれません。
ただ、少なくとも数日に一度は更新したいと思っています。
一番苦しいのは、毎日の更新は必要だ、と決め付けていたことです。
見捨てずに読み続けてくれる読者には、頭が下がります。
本当にすみません、そして本当にありがとうございます!
それでは、今度こそ本題に戻れるように願いつつ、さようなら!




