なろうの都市伝説「変わっている作品」を検証してみた
今回の検証は、「変わっている」と評価される作品についてです。
変わっている、というのは、何を指しているのでしょう?
たぶん、何となく、だと思います。
なぜなら、判断の基準が曖昧だからです。
特に変わっていなくても、「変わっている」と判断されます。
本当に変わっていても、「変わっていない」と判断されます。
その根拠のほとんどは、初期設定でしょうか。
たとえば、剣の世界に、魔法で挑む。
たとえば、魔法の世界に、剣で挑む。
この場合、本当に変わっているのは、固有の設定を生かした場合です。
お前の作品よりは、固有の設定を生かしている?
その通りかもしれませんが、第一章と持たずに消える設定も多いんですよ。
それは――
某超ヒット作品の「死に戻り」能力が、途中から一切出ないようなものです。
これ、すごいと思いませんか?
いわゆる「設定倒れ」なんですよ。
その場合、本当に変わっている作品なのでしょうか?
前述の「死に戻り」を生かした作品は「変わっている」と断言できます。
はっきり言って、すごい発想なんですよ、あれ。
お前に言われたくない?
はい、その通りですね。
ただ、あの作品は――
ファンタジー世界を舞台にした、特殊設定ミステリーとしても通用します。
本来、そういった作品を「変わっている」と判断するべきなのでしょう。
わたしも、そういった変わった作品を目指しました。
もちろん、その作品は、
「最強無敵のチート魔物使い」
という異世界ファンタジーです。
この作品では、初期設定は変わっていません。
変わっているのは、能力の使い方です。
「死に戻り」にも通じる、能力の工夫を目指したのです。
ただ、今のところ、狙い通りとはいっていません。
簡単に言うと、作中で使える手札が揃っていないからです。
その手札が揃った時、本来の「変わっている」作品になるのでしょう。
お前、それいつだよ?
たぶん、そろそろかと……。
今回の検証の結論は、
「人は、設定に騙されやすい。特に、わたしなどは」
というものです。
一番、騙されてるの、お前じゃん!
本来は設定にこるタイプなのですが、その場合、評判が悪いのです。
実際、別作品の感想では「情報量が多すぎる」と苦言を呈されました。
それはともかく。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
今度こそは、本来の検証を進めたいですね。
本来の検証?
もちろん、十万文字ブーストの検証です!
それ、なかっただろ?
あ、あるに決まってるから……。
今のやり取りは冗談として、では次の機会に!




