表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/81

なろうの都市伝説「ステータスオープン」を検証してみた その一

 なろうではおなじみ「ステータスオープン」の検証です。


 まったく本筋と関係ないじゃないか?

 ぶっちゃけると、まったく関係ありません!


 ただ、これに関しては、ずっと前から気になっていました。


 ステータスオープンすること、ではありません。

 ステータスオープンしている、ことです。


 そもそも、ステータスオープンとは何でしょう?

 少なくとも、現実では存在しません。

 強いて言うと、個人情報の開示でしょうか。

 ただ、HPなどのステータスが表示されることはないから、やはり別物です。


 この場合のステータスオープンは、ゲームに登場するものでしょう。

 もしそうだとすると、問題が発生します。

 なぜなら、大半のゲームでは、最初はステータスオープンしていないからです。


 それなのに、どうして――

 なろうの主人公たちは、ゲームっぽい、と感じるのでしょうか。

 本来、倒した後、アイテムを使った後、弱点を突いた後に表示されるのに。

 だから、何度思ったことでしょう。


 お前のやってる、ゲームは何だよ?

 どのゲームなのか、教えてくれよ!


 そう思ってしまうのには、理由があります。

 わたしの趣味の一つが、ゲームだからです。

 特に、RPGを好みます。

 そのため、引っ掛かるのです。


 もちろん、自分ではなく、相手に関して言っています。

 自分のステータスも不明のゲームはまれでしょう。

 ちなみに、TVゲームに限らず、TRPGなどでも同様です。


 本題に戻ると、その点が引っ掛かっていました。

 いえ、今でも引っ掛かっています。

 なろう主人公のやっている、ゲームは何なのか?

 いずれにしても、その点を解決したのが、現在、書き進めている作品です。


 もちろん、

「最強無敵のチート魔物使い」

 という異世界転移ファンタジーです。


 この作品では、コンダクターという能力者は、ステータスオープンが可能です。

 ただし、自分と、契約した魔物に限られます。

 相手のステータスが、オープンしているのはおかしい、と感じたからです。

 関連して、主人公に「ステータスオープン」の能力を与えました。

 これにより、主人公は他のコンダクターよりも有利に戦えます。


 そう、ステータスオープンは、チートの一つなのです。

 もっとも、全員ステータスオープンできるなら、単なるツールですね。

 ただその場合、どうして敵は、主人公の弱点なり隙を突かないのでしょうか?


 敵も使えるなら、使いますよね?

 使わないとしたら、どういうことですかね?

 主人公は使えるけれど、相手は使えない。

 そういう説明があればいいのですが、そういう説明のない作品も多いのです。


 こまけぇことは、気にすんな?

 こまけぇことを、気にするタイプなんですよ。


 いずれにしても――

 自分の作品では、主人公のみ相手のステータスオープンが可能です。

 それにより、相手の弱点なり隙を突き、勝利する工夫を施しています。


 ただ、問題点もあります。

 爽快感に欠けるのです。


 要するに、チートなら一度で済む相手が、一度では済まなくなるからです。

 具体的には、ステータスオープン、弱点なり隙を突くと二度手間するからです。


 皆さんに聞きたいのは、次の点です。


 爽快感が欠けても、工夫を施すべきでしょうか?

 それとも、爽快感を重視して、工夫を減らすべきでしょうか?


 皆さんは、どちらが好みですか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ