なろうの都市伝説「スタートダッシュ」を検証してみた その二
スタートダッシュの検証です。
前回同様、今回も大問題の話です。
スタートダッシュというものがあります。
新作を出した途端、ポイントがたくさんつき、ランキングに載るのです。
これは、偶然でしょうか、必然でしょうか?
はっきり言ってしまいましょう、必然です!
書籍化した、あるいは書籍化する、そういった人たちは問題ありません。
なぜなら、すでに人気があるからです。
だからこれは、必然なのです。
では、人気のない、無名の作品の場合は?
これも、必然です。
仲間内などで話し合い、ポイントを入れてもらったからです。
どうして、そう言い切れるのか?
わたしの人気のない、無名の作品、
「最強無敵のチート魔物使い」
の投稿数日間の状況からわかります。
これによると、一日目に読んでくれた人は、9人です。
ありがたいことですが、多いでしょうか、少ないでしょうか?
これ、特に多いわけでも少ないわけでもなく、普通なんですよ。
読んでくれる人を増やすためには、投稿する話数を増やすしかありません。
実際、投稿する話数を増やしたところ、読んでくれる人は増えました。
ただ、日間ハイファンタジーに、ランキングするには遠すぎました。
もし可能だとしたら、長編一本分の連続投稿です。
それも、よい時間帯に、配分を工夫して。
なぜなら、最低でも40人に読んでもらう必要があるからです。
それなら、40人に読んでもらい、ブクマしてもらったのか?
もしそうだとしたら、その作品は今すぐにでも書籍化するべきです。
なぜなら、超ヒットした作品でも、ブクマ率は五分の一程度です。
ちなみに、四十人全員だと、一分の一です。
それよりもはるかに上なら、数千万部売れるでしょう。
それに映像化したら、映像ソフトは十万本売れるでしょう。
だから、必然なのです。
むろん、積み重ねれば可能です。
ただその場合、スタートダッシュではありません。
わたしの前述の作品がランキングしても、ブーストがかかっただけなのです。
皆さんに、覚えておいてもらいたいのは、
「スタートダッシュは必然だ」
という点です。
これに関して、皆さんはどう思われますか?




