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ひより視点 妹とふわとろたこ焼き 前編

 がやがやとうるさい人混みを掻き分けて、からころ下駄を鳴らしながら目的の店を只々目指す。

 陽もとうに沈んで暗くなってしまった神社への参道は、何時もなら不気味なほど暗く静かなのに、縁日の今日は赤い提灯やライトで照らされてとても綺麗。


 けれど、今はそれどころではない。着慣れない浴衣は動きづらいし、おねえちゃんにきつく締められた帯は苦しい。下駄の鼻緒の辺りは痛くなってきたし、人混みの熱気で既にじっとりと汗をかいている。

 もう散々だけれど、わたしはの頭の中は丸いあれでいっぱいだ。あれが食べられると思うだけで頑張れる。


 息を切らせながら走っていると、視界の隅に漸く目的のお店が見えてきた。

 人気店のその屋台の前は人でごった返している。

 私は人と人の隙間に無理やり体を滑り込ませて、髪が乱れるのにも構わずに前の方に出る。そして屋台のおっちゃんに威勢よく声をかけた。



「――おっちゃん!」

「お、ひよりちゃん。よく来たね。ほら、ひよりちゃんと茜ちゃんのぶん!」

「わあ、おっちゃんありがとう!」



 屋台のおっちゃんが、陽に焼けた顔でニカッと笑って、ほかほかのたこ焼きの包みをふたつ渡してくれた。私は握りしめていた千円札をおっちゃんに渡して、受け取ったその包みを覗き込む。

 ふわっと香るソースの香り。思わずにんまりとして、おっちゃんに挨拶もそこそこにその場を去ろうとした。けれど、誰かに空いている方の手をぎゅっと掴まれて、思わず前につんのめってしまった。



「おう。ひより」

「あ、かっちゃん」



 私の手を掴んだのは、お隣に住んでいる田中克哉……かっちゃんだ。祖父母の家にきてからの付き合いだけど、一緒に山や川へ行ったり親しくしている男友達のひとりだ。



「お前、ひとりか」

「ううん、おねえちゃんが境内で待ってるよ。一緒にたこ焼き食べるんだ」



 私がそう言うと、途端にかっちゃんの顔が曇った。



「相変わらず、おねえちゃん、おねえちゃんかよ」

「何よ。悪い?」



 かっちゃんの握る手が痛い。

 私はその手を振り払おうとするけれど、かっちゃんの力は強くて中々離してくれない。



「お前、いつまで茜にくっついてるつもりだよ」

「急になに?」

「茜だってお前なんかがくっついてるから、いつまで経っても男っ気がないんじゃねえのか」

「余計なお世話だよ! かっちゃんなんかに、なんでそんな事いわれなきゃいけないのよ!」



 かっちゃんの言葉に、頭にかあっと血がのぼる。


 ――私とおねえちゃんがどういう関係かなんて、かっちゃんに関係ない!


 そう思った瞬間、視界がブレた。

 周囲の光景が、見慣れた縁日の人混みから、見慣れない不思議な服装をした人たちが行き交う街並みに変わっていく。薄汚れ、疲れ切った外国風の人々。街並みも壊れていたり、燻んでいたりしてさっきまでいた縁日のきらきらした風景とは全く違う、心が沈んでしまいそうな風景だ。


 思わず動揺して、忙しなくキョロキョロと周りを見回す。

 周りの景色は一変したのに、かっちゃんだけはそのままで、なんだか変な感じだ。

 次の瞬間、不思議と頭から抜け落ちていた事実を思い出して、私の動揺は収まった。


 ――ああ。そうだった。

 私は異世界に飛ばされて……聖女になったんだった。

 邪気の浄化っていう大切な使命のために頑張っているところで、この街並みは浄化の旅でよくみた街の風景だ。


 なんだ夢か、私はそう思った。

 今の私が浴衣を着て縁日に行っているなんてありえない。そう思った瞬間、一気に現実味が薄れる。

 夢なら気づいた時点で覚めれば良いのに、かっちゃんの顔は相変わらず険しいままで、口を開けば私を責める言葉を吐いてくる。

 ぐさぐさと突き刺さるその言葉に、涙が滲んできた。



 ――なんて変な夢。嫌な夢。

 ――早く覚めろ!



 そう、強く願った時。一瞬にして辺りが静まり返った。

 私は恐る恐る周りを見渡す。

 縁日の景色と、異世界の街並みがダブって見えて、目の奥がチカチカする。出来損ないの3Dの映画を無理やりみせられているような。ともすれば酔ってしまいそうなくらい頭がクラクラする。



「ひより、聞いてるのか」



 かっちゃんが怖い顔でまた喋り出した。

 私はどんな言葉を吐かれるのかと、びくりと身を竦ませる。

 現実の世界では、いつも面白くて愉快な男友達だったかっちゃん。夢の中とはいえ、こんな嫌なことばかり言うかっちゃんは……嫌いだ。

 そんなことを考えているうちに、遂にはかっちゃんの輪郭までブレ始めた。


 ぶん、という低く耳障りな音が鳴るたびに、かっちゃんに他の人が重なる。

 それは、ある時は学校の先生。

 ある時は高校の親友。またある時は引っ越してから滅多に会わなくなった友達、かっちゃんのおばさん、死んだお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん。

 異世界の人も混じり始める。

 ダージルさん、ルヴァンさん、ジェイドさん、カイン――……そして、最終的には。



「……ひより、ねえ。ひより」



 おねえちゃんの姿となって、私に語りかけてきた。

 おねえちゃんはいつもの優しい顔じゃなく、やっぱり怖い顔だ。それも知らない人を見るような、冷たい眼をしている。



「ひより。あなたね……」



 おねえちゃんの眉が一層きつく寄せられて、今まで聞いたこともない平坦な声で、こう言った。



「いい加減おねえちゃんから自立しなさい」



 がば、と布団から飛び起きる。

 窓の外は大分明るい。

 身体中じっとりと汗をかいて、パジャマが肌に張り付いて気持ち悪い。



 隣国の穢れ地を浄化する旅から帰ってきてから、2日間お休みを貰った。それを良いことに、私はだらだらだらだら何をするでもなく過ごしていた。

 今日も寝坊ができると二度寝を決め込んで――あの悪夢をみたのだ。



「むう……」



 とても爽やかな寝起きとはいえない。

 きっと怠惰な生活を送っていたツケが回ってきたに違いない。

 ――それにしても。



 私は夢の光景を思い出すと顔を顰める。

 そして私は勢いよくベッドから降りて、適当な服に着替えて階段を駆け下りた。



「ひより!階段はゆっくり降りなさい」



 いつものおねえちゃんの声がする。

 そのことに内心ホッとしながら、私は台所で朝ごはんの支度をしていたおねえちゃんに、後ろから思いっきり抱きついた。



「ぐえっ!? ひより、苦しい……」

「おねえちゃん……」

「なに、ひより、どうしたの? 何かあった?」



 私の只ならぬ様子におねえちゃんは心配そうな声をあげた。

 ――いつものおねえちゃんだ。

 私は心から安心して、おねえちゃんの少しだけぷよっとしたお腹の感触を楽しみつつ、思いの丈をおねえちゃんにぶつけた。



「おねえちゃん、変な夢を見たの!」

「夢? それで?」

「縁日でね……って、まあそこはどうでもいいんだけど。それよりも、あー悔しい! 夢の中で食べ損ねた!」

「は?」

「おねえちゃん! 私――たこ焼きが食べたい!!!」



 おねえちゃんが呆れた顔で私を見下ろしている。

 けれどそんな呆れた顔に怯んではいられない。私の口の中はたこやきの味でいっぱいなのだ。

 たこ焼き! とろっとろのまあるいたこ焼き!

 ――夢め! せめて、たこ焼きを食べさせてからお説教を始めれば良いのに!

 そうして、私は真剣な顔でおねえちゃんにたこ焼きをおねだりした。



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 おねえちゃんは、私の我儘に応えて今日のお昼はたこ焼きにしてくれた。一瞬たこがない! なんて騒いでいたけれど、それはすぐに解決した。

 あの後、家にやってきたジェイドさんが、一抱えほどもある大きなたこの足を持ってやってきたのだ。



「今朝方、騎士団で退治したクラーケンの足です。近くの海域で暴れまわっていたのをやっと仕留めたんですよ。クラーケンは珍味としても有名なんです。お裾分けにお持ちしました」

「ジェイドさんありがとうございます……。クラーケンってイカの魔物じゃないんですか? 私てっきりイカだと思ってました……」

「そちらの世界ではどうかわかりませんが、こっちだとたくさん足がある海の巨大な魔物は、一律クラーケンと呼ぶんです。もしかしたらイカっぽいのもいるかもしれませんね」



 そんな会話を交わすふたりを尻目に、私は珍しいクラーケンの足を指でつついた。

 でかい! 太い! ……クラーケンの足は私の腰ほどの太さがある。手のひらほどの大きさの吸盤は、触るとむっちりとしていてくせになりそうな触感だ。



「こら、ひより。食べ物で遊ばないの」



 おねえちゃんがたこをしつこく指で弄って遊んでいた私を叱った。


 ごめんなさーいと、適当に返事をして私はその場から退散した。縁側に出るといい風が吹いている。

 軒先に吊るされた風鈴がちりちりと鳴って、夏らしい雰囲気を演出している。

 サンダルを履いて庭に出ると、陽射しはキツイけれど日本と違って湿度が低いためか、日陰に入れば途端に涼しくなる。そんな異世界の夏は天国のようだ。


 なんとなく足元の石を蹴りながら、庭をウロウロする。家の周りをぐるっと回って、台所の窓の下までくると、ジェイドさんとおねえちゃんが昼食の準備をしているのが見えた。

 またおねえちゃんが何かやらかしたのだろう。

 おねえちゃんは真っ赤になりながら、ひどく慌てた様子だ。それを優しい顔をしたジェイドさんが見つめていた。



 ――相変わらず新婚さんも真っ青だね!



 本当にそう思う。

 おねえちゃんのジェイドさんへの想いは側からみるとバレバレで、ジェイドさんのおねえちゃんへの態度も、護衛対象へするものとしては……蜂蜜に砂糖を大量に入れたくらい甘い。



 ――何でこのふたり、付き合ってないのかなあ。



 うーん、と頭を捻ってみても納得するような答えは出ない。

 まあ、男と女の事情というものがあるのだろう。

 まだ彼氏というものができたことのない自分に解るような事ではないに違いない。


 まあいいや、そう思ってその場でピョンピョン跳ねて自分の存在をおねえちゃんにアピールする。

 それに気づいたジェイドさんがおねえちゃんに教えてくれて、窓を開けてくれた。



「ひより、どうしたの?」

「おねえちゃん、たこ焼きの準備できたー?」

「まぁだ! そう言うなら手伝いなさい!」

「おふたりの世界を邪魔するのは嫌なので、お断りします!」



 私はおねえちゃんにビシッと敬礼してその場から逃げた。

 後ろから私を呼ぶおねえちゃんの声がするけど気にしない。

 邪魔したくないのは本当のことだしね。



 縁側まで戻ってくると、さすがに暑さが堪えてきた。

 下手に居間に戻ると、おねえちゃんに捕まりそうだったので、桜の木の下で涼むことにする。

 幹に寄りかかり、空を見上げると雲ひとつない快晴。風でざわざわと桜の葉が擦れ合う音が耳に心地よい。うっすらかいていた汗も、風と木陰の涼しさで引いてきた。

 お昼ご飯の準備もまだ掛かるだろうし、その間何をしようか考える。テレビはつけても砂嵐だし、暑いのに読書するにしても、汗でページがひっつきそうで嫌だ。


 毎年夏はプールや海に行っていたけれど……プールなんて無いしなあ……。

 やりたいことが見つからなくて途方に暮れていると、何やら木の裏の方からこそこそと声が聞こえた。

 不思議に思って幹を回り込んで覗き込むと、金銀色違いのそっくりなふたつの顔。

 そして、ばっちり私と目があったその子たちは、頰にゆっくりと手を当てて、



「「きゃああああああ!」」



 と、見事にシンクロした可愛らしい悲鳴をあげた。



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 大きなボウルの中には、クリーム色のたこ焼きの生地がなみなみと入っている。その横には、山盛りの青ネギ。天かす。細切れになったタコ。……紅ショウガはないらしいので残念。

 ちゃぶ台の上に置かれた、ホットプレートが温まるのをじーっと待つ。

 私の両脇には可愛らしいふたご姫。

 ふたりは興味津々な様子で、ホットプレートを見つめていた。



「聖女さま、これはなにかしら」

「聖女さま、これは凄いのかしら」

「これはホットプレートよ!」

「「ほっとぷれえと……」」

「今はたこ焼き専用パーツでカスタマイズした、特別仕様になってるの!」

「せんようぱーつ……!」

「かすたまいず……!!」

「「なんだかよくわからないけれど、凄いのね!」」



 ――ああ可愛い!

 ふたご姫は目をキラキラさせて、私の話を聞いている。

 歳が離れた妹がいたら、こんな感じなのかなあとニマニマしていると、おねえちゃんが声をかけてきた。



「ほら、ひより。ふたご姫にたこ焼きのつくり方、教えてあげて?」

「へ? 私?」

「そう。私は、ほら……ちょっとあっちの方を片付けるから」



 おねえちゃんは縁側の方を眺めて遠い目をしている。

 耳をすますと、なにやら「姫さまああああああ!」と叫ぶ男の人の声がした。



「そういう訳だから」

「え、おねえちゃん、ちょっと!」

「頼むね。ひよりおねえちゃん(・・・・・・)



 そう言って、おねえちゃんはジェイドさんと連れ立って居間を出て行った。

 ちら、とふたご姫の方を見る。……すると、物凄い期待のこもった視線で私を見つめていた。

 どうしよう……。

 実は私、子供の相手は苦手だったりする。気まぐれで飽きっぽい親戚の子供に振り回された、過去の正月を思い出すとうんざりする。

 だけど、おねえちゃんからせっかく任されたのだし。

 ……仕方ないなあ、もう。

 これはあの手を使おう。おねえちゃんが、私が小さい頃良くやってくれたあの手。



 ――秘技「お師匠様と弟子ごっこ」発動!



 私はごほん、と咳払いをして如何にも威厳のありそうな感じ……胸を張って体を大きく見せたり、声を低くしたりして、それっぽく自分を演出した。



「弟子たちよ……」

「……わたくしたち弟子なの!? シルフィ」

「……いつから弟子なのかしら!? セルフィ」



 急に口調が変わった私に、ふたご姫は大いに驚いて顔を見合わせている。

 そこに私は追い討ちをかける。



「口答えをするでない!」

「「!?」」

「我はたこ焼き職人……この道のプロである! そんな私が、素人同然のそなたらに、たこ焼きの極意を授けようと申しておるのだ!」

「「……ごくり……」」

「ついてこれるかな……そなたらの様な者が……」



 わざと険しい顔を作る。イメージは映画で見た、一子相伝の技を授ける仙人的なやつだ。

 すると息を飲んで私をみていた姉のセルフィ姫は、きゅっと眉を寄せてこちらをしっかりと見据えた。



「つ、ついていくわ!」

「……せ、セルフィ!?」

「わたくし、ついていきます……!」



 そう決意して宣言するセルフィ姫をみて、シルフィ姫は一瞬固まったけれど、彼女も躊躇しながらも硬い顔で頷いた。



「ふ。ならばついてこい!」

「「はい! 聖女さま!」」

「師匠と呼べい!」

「「はい! おししょーさま!」」



 ふたご姫はノリノリでやる気を満ち溢れさせている。

 よしよし、と内心私はほくそ笑む。

 この調子でふたご姫を持ち上げつつ、お芝居風に盛り上げていけば、飽きやすい子供も調理に集中できるだろう。私も小さい頃、こんな感じでおねえちゃんにまんまと乗せられて、色々お手伝いをさせられたものだ。

 それに、おねえちゃんもそのうち戻ってくるだろうし、それまで保てばいい。

 私は腕まくりをして、ふたご姫にどう教えようか頭の中で段取りを組み立て始めた。



【一方その頃】



 ――庭の桜の木の陰にて。



「なんですかね。あの小芝居」

「………………(あれ、昔私がひよりにやったのと同じ設定じゃない!? 恥ずかしい! ちょっとは変えようよ! ひよりいいいい)」

「やめろ! 俺を止めるなああああ! 俺は今すぐ姫様がたの元へ行く! 行くったら行くんだ!」

「まあまあ、クルクスさん、聖女さまと姫様がたがやる気になってるんです。大人が邪魔するのは野暮ってものでしょう」

「くっ、貴様ァ! 俺は護衛騎士だぞ! 一日中べったりねっとりくっついて姫様がたを護衛するのが俺の仕事だ! それを邪魔するな! それに、姫様がたの初めてのお師匠様☆は俺の予定だったのに、聖女に盗られたんだ! 黙っちゃいられねえ」

「クルクスさん……いい加減黙りませんか? ちょっと暴力的な気分になりそうです」

「あれ、ジェイド? なんだその顔。いつもの優しいお顔はどこにいったんだ。何かあったのか? ん? んんん? 自然な動きで俺の頚動脈に手を添えるなよ。はははは。ジェイドったら冗談がうまいなあ。なぁ、茜様! ……え? なにその冷たい目! 何でそんな目で俺を見るの? 寒い! なんだか寒い! 冬? いつの間に冬きちゃったの!?」

「……通報しました」

「どこにぃ!?」



 ((あれで隠れているつもりなのかしら……))

 「ふんふんふーん、たこ焼きたこ焼きー」

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