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【書籍化】異世界おもてなしご飯〜巻き込まれおさんどんライフ〜  作者: 忍丸
冬編

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142/229

ただ普通に美味しいお酒が飲みたかった話 後編

 今日の晩御飯の「モツ煮込み」。それを、妹たちお酒を飲まない組のぶんは「モツ煮込み丼」にする。これは、祖父が元気だった頃によく行った球場の売店で売っていたメニューだ。どうやら、どこかの県のソウルフードらしいのだけれど、そのあまりの美味しさに虜になってしまった。その売店のものはメンマが入っていたから、今回のモツ煮込みとは少し趣が違うけれどね。

 なにはともあれ、それ以来、我が家ではモツ煮込みを作る度に、丼にして夕食に出すことにしている。


 真っ白ほかほか、炊きたてご飯を丼によそう。途端に、白い湯気が立ち昇り、ふわりと、ご飯の甘い匂いが鼻をくすぐった。



「おねえちゃん! 私、大盛りね!」

「はいはい」

「えっ!? ねえ、茜。僕も大盛り! いっぱい入れて!」

「はいはい」

「モツは多めにしてよ〜野菜ばっかりじゃ、やだよ」

「僕も、僕も!」

「野菜多めにしとくね」

「「ええええええ!?」」



 若者ふたりのブーイングを浴びながら、お玉でモツ煮込みを掬う。

 一旦冷ました後に、また火を入れ直したモツ煮込みは、玉ねぎなどの野菜が汁に溶け出して、とろみを増している。具材の大根なんかは、たっぷりと汁を吸い込んで、味噌の色に染まっている。きっと、出汁が染みた大根は、いい味になっているに違いない。

 ぷるぷるのモツもたっぷり掬ってご飯に盛り付ける。汁も多目に、ひたひたにするのが妹の好みだ。そうしたら、最後に白ネギの刻んだものを乗せる。お好みで一味唐辛子。

 ――これで完成。モツ煮込み丼!



「ふっふっふ。赤く染まれ〜!」



 辛いものが好きな妹は、一味唐辛子をバンバン振りかけている。

 ユエはその様子を、ソワソワしながら見ていたので、このままだと真似しかねないと、辛いから少しずつにしなさいと注意しておいた。



「ちえ。お子様扱いするなよ〜」

「だって、辛いのそんなに好きじゃないでしょ」

「そうだけど! も〜。茜はいちいちうるさいの!」

「はいはい、ごめんね」



 そんなことを言いながら、大人のぶんのモツ煮込みは、深めの小皿に盛って、各々の前に並べた。

 ――すると、ルイス王子が私たちを面白そうに見ているのに気がついた。



「……なにか?」

「いや? なんでもない」

「……?」



 不思議に思いながらも、お酒を用意する。モツ煮込みには、やっぱりビールだろうか。

 それとも、冷酒? 悩ましいところだ。



「エーミールさん、取り敢えずビールでいいでしょうか?」

「…………一応、勤務中なのだが」

「エーミール。いいよ。俺が許可を出そう」

「…………」



 反応がないエーミールさんに不安になったけれど、ルイス王子が笑顔で頷いてくれたので、三人分のビールを用意した。一応、モツ煮込みだけだど物足りないと思って、まめこに生やしてもらった枝豆も用意してある。まあ、おつまみが二種類しかないけれど、足りなければ後でナッツでも出せばいいだろうと、席に座った。

 すると、待ちきれなかったらしい妹が、いただきますの挨拶をして、みんなそれぞれ食べ始めた。


 冷えたビールをまずはごくり。

 ――ごく、ごくごくごくっと、一気に喉の奥に黄金色の液を招き入れ、しゅわしゅわ口内で弾ける炭酸を心地よく思いながら、ぷはあ! と、満足げに息を吐く。冬といえども、ビールの美味しさは変わらない。

 寧ろ、煮込み料理が自然と増えてくる冬に飲むビールは、熱い料理で火照った体を程よく覚ましてくれる。夏も捨てがたいけれど、冬もやっぱりビール! ……年がら年中言っている気がするけれど。

 ほんのり感じるアルコールを嬉しく思いながら、モツをひとつ口に放り込んだ。



「……ん! 柔らかく煮えてる」



 煮始めのモツは結構弾力があるのだけれど、長時間煮込んで、更に時間が経ったモツは、驚くほど柔らかい。コラーゲンたっぷりのその身は、とろり、と旨味たっぷりの脂を舌の上に広げる。

 生姜とにんにく、味噌を使った味付けのお陰で、臭みは随分と薄らいでいるけれど、ふと鼻を抜ける瞬間の香りには癖がある。けれど、その癖は決して嫌なものではなくて、もうひとくち食べたいと思わせるそんな癖になる香りなのだ。



「んんん! 茜、これ。美味しいね。本当に内臓なの? なんかいっぱい入ってる野菜も、しょっぱくて美味しい」



 モツ多めがいい! なんて言っていたユエは、味の染みた野菜を気に入って、モツよりも野菜ばかりをもりもり食べている。そうなのだ、このモツ煮込みのいいところは、お野菜もたっぷり食べられるところだ。

 濃い目の味噌の味に、更にごぼうの旨味やその他の根菜の甘みが溶け込んで、そこにモツの風味が混じり合い、複雑な味を醸し出している。

 それに、その味が染みた大根の美味しいこと! ほくっとした食感の大根は、すべての旨味を吸い込んで、もう堪らない美味しさだ。それに、一緒に煮込まれたスライムのぷるぷる弾力のある食感は、柔らかい具材が多い中、いいアクセントになっている。

 ……うーん。スライムってことを忘れそうなくらい美味しい。



「野菜も美味しいでしょう。白いご飯にピッタリ合いますよね」

「うん。モツとシャキシャキしてるネギと一緒に、白いご飯を掻き込むとすんごい美味しいよ! なんかね〜全部柔らかいから、いくらでも食べられそう!」



 ユエはそう言うと、丼を手に持って一気に口にモツ煮込み丼を流し込んだ。そして、ほっぺを栗鼠みたいに膨らませて、もぐもぐ美味しそうに食べている。ユエの隣に座っているひよりは、ほっぺに付いた米粒を取ってやったりして、甲斐甲斐しく世話をしていた。

 ふと、エーミールさんを見ると、器の中のモツを眺めているばかりで、あまり箸が進んでいないようだった。

 ――思い出の味と違いすぎて、美味しくないのかも?



「もしかして、口に合いませんか?」



 私がそう聞くと、エーミールさんは何度か瞬きをしてから、皿の中に視線を落とした。



「――いや。……とても、懐かしい味がする」



 そう言って、微かに目を細めて笑った。



「いやあ、内臓って美味しいんだねえ」



 その時、聞こえてきた声にはっとする。

 それは勿論、ルイス王子で、彼はのほほんとビールを飲みながらモツ煮込みを摘んでいたので、エーミールさんと視線を交わした。

 そして、ふたりで迅速に動き始める。

 ――私は、ルイス王子の手元からモツ煮込みを取り上げ、エーミールさんは素早くその前に、枝豆を置いた。



「王子、申し訳ございません。高貴な身分のお方に、悪魔への供物をお出ししてしまいました」

「ルイス、悪かったな。気が付かなくて。ああ、これなら大丈夫だろう。豆を食え、豆を」

「いえ! エーミールさん! それも、どちらかと言うと庶民のおつまみ……! 普段から、高級な料理を食べていらっしゃる方の口に合うとは思えません!」

「仕方ない……ルイス。お前の口に合う食事を、今から手配しよう――小一時間ほど待ってくれるか?」

「君たちは、なんでそんなに俺をいじめたがるかなあ!?」



 そんなことをしていると、ユエが私たちをじーっと見ているのに気がついた。

 その純粋な眼差しに、いい歳をしてルイス王子いじりをしているのが恥ずかしくなって、そっとモツ煮込みを返す。エーミールさんも、ユエの視線に気がついたのかどこか気まずそうにしていた。

 すると、急におとなしくなった私たちを見たルイス王子は、キョロキョロと視線を彷徨わせて――。



「なんか、急にやめられるのも、すっごい寂しいんだけど!?」



 と、複雑な心中を叫んだ。

 ……あらやだ、いつの間にか癖に……!?



「ぷっ……。あははははは!」



 すると、ユエがお腹を抱えて笑いだした。妹も、俯いて肩を震わせている。

 私もなんだか、おかしくなってきて、笑ってしまった。エーミールさんは笑いはしないけれど、やれやれといった風に肩を竦めている。ルイス王子は真っ赤になって、「今のなし!」なんて叫んだ。ひとしきり、みんなで笑っていると、目に涙を浮かべたユエが、ルイス王子に言った。



「なんだ。お前、今は嘘の匂いがしないな。今のお前とだったら、仲良くしてやってもいいよ」

「……それは」

「いつも、このくらい普通でいればいいんだ。本当の自分を嘘で隠さなくても。――この家じゃあ、誰もお前に変なことをしないよ」

「……」



 その言葉は、一体どういう意味なのだろう。

 傍で聞いていた私には、理解できなかったけれど、ルイス王子には思い当たることがあったらしい。

 ルイス王子は、すっと真顔に戻って黙り込んでしまった。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「ひより、おねえちゃんね、なんか最近ついてなくってね」

「おねえちゃん、酔っ払ったふりして私に絡まないで〜」

「何故バレた!? ……ええい、偶には姉の愚痴に付き合いなさい!」

「ジェイドさんとの惚気は、いつも聞いてあげて……ふがっ」

「それはふたりだけの秘密だって言っているでしょ!?」



 モツ煮込み丼を食べ終えて、さっさと部屋に帰ろうとしている妹たちを捕まえて、お酒を飲みながら愚痴を垂れ流す。子供たちはとっても嫌そうな顔で、とっておきのおやつに手を着けている。

 生産中止になったという、その希少なお菓子を食べるために、ふたりは渋々私の愚痴に付き合ってくれた。



「ユエ……どうすれば、運が回復するんだろうねえ〜」

「僕に聞くの? 竜だからってなんでも知っているわけじゃないんだからね! 〜あ、ひより! それ僕のぶん!」

「早い者勝ちなのだよ……このピザ味のチップスは私のものだ!」

「うわあ、聖女の癖に食い意地張ってる! 聖女の癖に!」

「ふん! 竜なら肉でも食ってろってんだー!」

「ちょっと、ふたりとも私の話を聞いてるの」

「「今はそれどころじゃない!!」」



 ……ううう。誰もまともに私の愚痴に付き合ってくれない。ジェイドさん……! 誰かジェイドさんを……!


 こんな感じで時は過ぎ、流石に遅くなったので子どもたちを寝かせた。その後も、大人組の私たちは、ダラダラとモツ煮込みをつまみながらお酒を飲んでいた。おつまみが足りなくなると、食料庫から適当な乾物を持ってきて、ビールに飽きたら冷酒を飲んだりしつつ、なんでもないことを適当に話す。

 ルイス王子は畳の上に足を投げ出して、リラックスした様子だ。エーミールさんは黙々と飲んでいて、東洋風な見た目もあって、お猪口がとても似合っていた。

 そんなゆったりとした時間を過ごしていると、急にルイス王子が畳の上に倒れこんだ。



「……酔っ払っちゃいました? 大丈夫ですか?」

「うー。だいじょうぶ……」



 どうやら、飲みすぎてしまったようだ。顔色は変わっていないけれど、耳が真っ赤になっていて、口調も怪しい。私は、エーミールさんに目配せをして、一緒にルイス王子を抱き起こした。

 すると、体に力が入らないのか、ルイス王子は、私の肩に頭を乗せたまま動かなくなってしまった。



「ああもう。エーミールさん。冷たいお水を持ってきてもらっていいですか?」

「……わかった」



 エーミールさんが台所に向かうのを見送り、ルイス王子が思いの外重いので、ソファに寝かすことにする。

 なんとか運ぼうと苦労していると、私に体を預けていたルイス王子がぽつりと言った。



「ねえ、茜ちゃん。不思議だねえ」

「……起きたんですか? 起きたなら、自分で座って――……」

「誰も彼もが、ここにいるとみんな優しい顔つきになるんだ」



 その声は、酷く寂しげだった。思わず、その声に耳を傾けてしまうくらい、いつものルイス王子の調子とは全然違った。



「聖女も。巨大な力を持つ黒竜も。――ああ、でも一番びっくりしたのは家族かな。父上も、母上も。弟も、勿論ふたごもね。王族と言うのは、何処にいても必ず誰かの視線に晒されている。王族として見られることを、意識している。気を抜くのは、ベッドに入るときくらいのものさ――それなのに」



 ルイス王子は、急に私を強く抱きしめてきた。

 ぎゅう、とお酒で熱くなった体で私を腕の中に閉じ込めて。

 ――まるで、小さな子どもが母親に甘えるように、すり、と顔を擦り付けてきた。



「茜ちゃんの前では、何の気負いもない顔で、とても自然に笑っているんだ。

 ……なんでだろう。君の作る料理のお陰なのかな。それとも……君自身がそうさせるんだろうか」



 ルイス王子の吐息が耳にかかる。柔らかな唇が、首筋に触れていて、酷くくすぐったい。



「ちょ、なに!? え、ルイスおうじっ……!?」



 まるで甘える猫みたいに、ぐりぐりと頭を擦り付けてくるルイス王子に戸惑う。

 何がなんやらわからない。どうして私はこの人に抱きしめられているのだろう――。

 私は訳もわからず困惑するばかりで。ルイス王子に、どういう反応をすればいいかわからない。

 酔っ払っているのだろうから、突き飛ばすのも――なんて思っていると、ルイス王子がとんでもないことを言い出した。



「……ねえ。茜ちゃん。俺のものになりなよ」

「はっ……!?」

「ねえ、俺のものになって。欲しい。欲しいよ、心の底から君が欲しい。あの黒竜が言ったみたいに、君と一緒にいられるうちは、俺は俺のままで嘘をつかなくても生きていける気がする。ねえ、駄目かな」



 そう言って、また首元にぐりぐりと顔を擦り付けた。

 甘えるようなその声に、時折り触れる唇に、思わず顔が熱くなる。

 けれど、その言葉を受け入れることは出来ない。出来るはずがない。だって、私には――。



「私には、ジェイドさんがいますから。……それは出来ません」

「……なんでさ。俺は王子だよ。」

「そういう問題じゃないんです」

「先にあの護衛騎士と出会ったから? ねえ、茜ちゃんは、俺のほうが先に出会っていたら、今頃、俺のものになっていた?」



 私は無言で首を振った。

 ――後だの、先だの。王子だの……そんなことは関係ないのだ。

 すると、ルイス王子は私から体を離した。だけど、彼の腕は私の体を捕らえたままで、動くことは出来ない。けれど、いつもとは違う熱が体から離れたことで、少しホッとした。

 ルイス王子は、酔いのせいか若干フラフラしつつも、うっすらと目を細めてへらりと笑った。



「茜ちゃんは、一途なんだねえ。とても好ましいね。ああ、そういえば。知っている?」

「何をですか。もう、いい加減に――」

「俺、風の噂で聞いたんだけどさ。あいつ、お見合いするらしいよ。……ていうか、今日あたりしているんじゃない?」

「――は?」



 その言葉に、思考が止まる。――ジェイドさんが、お見合い?



「あいつの父親が、以前から探していた見合い相手が漸く見つかったみたいだね。ここ最近、頻繁に実家に呼び出されていたのはそのせいだろ。伯爵家の三男。それもやる気のない、落ちこぼれ騎士団員だったのに――最近、聖女の姉の護衛騎士として、真面目に仕事をこなすようになって、騎士団内でも評価が上がってるみたいだし。そろそろ、結婚する頃合いってわけさ」

「けっこん」

「きっと、可愛らしい貴族のお嬢様と今頃――」



 それを聞いた瞬間、私は勢い良くルイス王子の胸ぐらを掴んだ。



「――え」



 そして、全力でルイス王子を押し倒す。ゴンッと鈍い音がしたけれど、どうでもいい。ルイス王子は痛みに顔を顰めて、小さく呻いているけれど、構わずに馬乗りになり、力任せに胸ぐらを引っ張って、上半身を持ち上げた。



「今のは、どういうことですかね」

「……ちょ、待って。茜ちゃん!?」



 頭が混乱して、表情にまで感情が回らない。きっと私の顔は今、恐ろしく無表情のはずだ。

 一連の行動のせいで、服も髪も乱れているし、一房髪が口に入っている気がするけれど、すごく、すごくすごくすごく。……どうでもいい。

 それよりも――私には確認しなければならないことがあった。



「ルイス王子。知ってることを全部、吐いてもらいましょうか」

「茜ちゃん? 目が座っていて、す、すすすすすんごい怖いんだけど……!?」

「余計なことはいいんですよ? ――さあ」



 その時、水を汲んだエーミールさんが居間に戻ってきた。

 そして、私たちの姿を見るなり、ぽつりと呟いた。



「……なんだ、積極的だな」

「お、おまッ……エーミール! 黒竜のときは、あんなに対処が早かったのに……!」

「なんだか、自業自得な匂いがするからな」

「うわあ、鋭い!」



 エーミールさんは無表情でそう言って、ルイス王子を半泣きにさせていた。



 ――最近なんだか色々なことがうまくいかない。

 ご飯の水加減を間違えて、軟飯の様にしてしまったり、洗濯機はスイッチを押したつもりが、押せていなかったらしく、二時間後にまったく濡れていない洗濯物を前にして途方に暮れたり。冷蔵庫が誤作動して、野菜室が水浸しになったりもした。トイレに入っている最中に、電球が切れて、真っ暗闇に驚いて叫んだりもした。因みに、妹に滅茶苦茶笑われた。……兎にも角にも、ついていないのだ。

 

 そうして、極めつけは恋人に持ちかけられた縁談話。

 頭の中にジェイドさんの姿と、見知らぬ可愛らしい女性が腕を組んでいる姿が浮かんでは消える。


 ――ああ、今日は普通に美味しいお酒を飲みたかっただけなのに!


 沸々と沸いてくるのは、怒り、焦り、正直に話してくれなかった恋人への苛立ち。

 そんな、体のなかを渦巻く、不快な感情。それを、情けない表情を浮かべて、こんなか弱い乙女に馬乗りになられている、素敵な王子様へとぶつけた。



「王子様? ――とっとと……吐きやがれ」



 すると、酷く青ざめたルイス王子は、こくこくと何度も頷いた。

うちのヒロインに、彼氏が居るのに……やだあ★ きゃっどうしよう(はあと)みたいな展開は無理だった。


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