表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/229

ユエ視点 黒き幼竜と現在と過去とメンチカツ 7

 フェル達と出会ってから二度目の晴れ間。

 冬の天気は変わりやすい。その日は夕方には雪はやんでいたんだけど、また直ぐ吹雪に戻る可能性を考えて、出発はせずに様子を見ていた。どうやら雪雲はどこかに行ってしまったらしく、夜になっても雪は一向に降る気配はなかった。この調子なら、きっと明日も晴れるに違いない。


 雲一つない夜空を見上げる。

 小さな星、大きな星。大小様々な星が、思い思いに瞬いていて、まっさらで何もない雪原を照らしていた。


 晴れた夜というのは物凄く寒い。

 とんでもなく冷え込んでいる雪原で、フェルの隣に座った僕は、はあ、と息を吐いた。

 途端に吐き出した息が白く染まった。

 寒いのは苦手だし嫌いだけれど、この息が白くなる現象だけはちょっぴり好きだ。



「明日には出発出来るだろう」



 もうすぐ日付が変わる頃だから……今日かな、と言ったフェルは、湯気の立ち昇っているカップを僕に渡してくれた。濃いめに淹れたお茶に山羊の乳を温めたものを混ぜたそれは、蜂蜜入りでとっても好きな味。

 うっかりそのことをマユに零したら、それを知ったフェルは毎回そのお茶を淹れてくれるようになった。



「……ね、フェル。どうしても行くの」

「ああ、どうしても行く」



 僕の質問に、あっけなく望まない(・・・・)答えが返って来た。

 ……期待なんてしてなかったけどさ。それでも、もしかしたらなんて無謀な期待を抱いていた僕は、視線を落としてカップの中のお茶を見つめた。


 ――昨日の晩。

 いつ止むか知れない吹雪の中で、フェルは僕達に浄化の旅に同行して欲しいと頼んだんだ。

 けれども、長はそれを断った。

 竜には「星と共に生き、星と共に死ぬ」という掟があったからだ。

 長の見解では、邪気の急激な増加は星の生命活動の中で自然に起きたこと――それを浄化するということは、竜の掟に反する。そう答えた長に、フェルは特に動揺することもなく頷くと、丁寧に詫びてくれた。


 フェルと長はこの数日間で随分と距離を縮めたらしい。

 時間を見つけては長の元へと通っていたフェル。

 最古の竜である長に初めは畏まった雰囲気だったフェルも、次第に日が経つにつれて心を許していった。

 長もまたフェルの訪れをどこか喜んでいるようなふうだった。

 ヒトと竜。寿命も、生きる時間も、生まれた場所も全て違うはずの異種族が、楽しそうに会話をしている――それは僕にとって初めて見る光景で、なんだか不思議な感じだった。


 ……なのに、長は断った。なによりも「掟」が大事だと言って。



「フェル。竜には竜の事情がある。……理解して欲しい」



 長がそう言うと、フェルは笑顔を浮かべて胸に手を当てると、僕たちに向かって頭を下げた。



「偉大なる古龍。貴方と出会えた――それだけでも、幸運だったのだ。

 我儘を言ってしまった。私はヒトらしい欲を出してしまったのだ。

 ……古龍よ、煩わせてしまった。すまない」



 それからすぐに、フェルたちはテントへと戻ってしまった。

 踏み固められた雪道を、ゆっくり歩いて戻っていくフェルの後ろ姿を、長はじっと見つめていた。

 そんな長の横顔を見ながら、僕は胸がもやもやするのを感じていた。


 ……だから、僕の思ったことを長にぶつけたんだ。

 フェルとそんなにも仲良くなったのであれば、手伝ってあげればどうか――掟なんて、自由に生きる竜にとってそんなに大事なものなのか――そう問いかけたけれど、長は目を瞑って横になり、僕の話には取り合ってくれなかったんだ。


 昨日の事を思い出すと、まだ胸がもやもやする。――僕は晴れ渡った空を見上げた。

 昨日までは真っ白な雲に覆われて、星なんてこれっぽっちも見えなかったのに。

 ひとつひとつは控えめを装いながらも、数に物を言わせて夜空を占領している星々が酷く腹立たしい。普段であれば、美しい星々は心を癒してくれるものだけど……。


 大嫌いな吹雪も、身を切り裂くほど冷たい風も、白く煙る視界も――この時ばかりはなんだか恋しかった。


 僕は温かいお茶を飲んだせいで益々白くなった息を吐いた。



「ねえ、フェル。お話をしてよ」

「そうだな。何を話す?」

「あれがいいな、騎士が悪い竜を倒す話」

「竜がそれを聞きたがるのか?」

「今後、騎士と対決したときのための予習さ」

「……はははは! そりゃあいいな……」



 フェルは時折、冗談を交えながら沢山の話をしてくれた。昔話。立ち寄った国の話。フェルの小さい頃の話……本当に色々な話を。

 フェルの身体にちょっとだけ寄りかかって、温かなお茶を飲みながら星空の下で聞く話は、とっても面白かった。


 その中には、ジルベルタ王国の話もたくさんあった。

 精霊信仰が盛んなフェルの国は、色んな所に精霊の神殿が建っているのだそうだ。

 季節に合わせて、その神殿で色んな祭りが行われるんだとか。いい香りのする花があちこちに飾られて、沢山の出店が立ち並び、旅の劇団が精霊に纏わる話をお披露目して――一日中そこに居ても飽きないんだって!

 こんなふうに、フェルはちょっと自慢げに、自分の国の話をしてくれた。



「いいなあ、フェルの国はとってもいいところなんだね」

「ああ、凄くいいところだ。それに、将来私が国王となったらもっと良くなる。

 それこそ、この大陸で一番と言われるくらいの国に私がしてみせる。

 だから今回の旅で、古龍に様々な話を聞けたことはとても有意義だった。早く浄化を終えて、国へ戻りたいものだ」

「そうなんだ」



 フェルの口から溢れる言葉の端々には、国を想う気持ちがありありと現れていた。長と一緒に世界中を回って一処に逗まることが少ない僕にとっては、そう思える場所があるということがとても羨ましかった。



「故郷、帰る場所……」

「ユエにはそういう場所がないのか?」

「そもそも、同じ場所にずっと居ないから……ああ、でも今度行く古の森には、暫く滞在するって長が言っていたかも」

「そうなのか。なら、そこがユエにとっての大切な場所になればいいな」

「どうだろうね。きっとまた、誰もいない深い森の奥だろうしね――」



 僕がそう言うと、フェルは優しげに微笑み、僕の頭をぽん、と叩いた。



「なら、全てが終わったらそこに遊びに行くとしよう」

「……え。フェルが?」

「暫くは忙しいだろうから、難しいかもしれないが。なんとかして、ユエに会いに行くさ」

「ほんとう? 約束だよ。僕、ほんとうに待っているからね」

「ああ」



 僕が「これで退屈な森ぐらしも、マシになるかもしれないね」と言ったら、フェルは嬉しそうに笑って僕の頭をぐしゃぐしゃに掻き混ぜた。



 翌日は予想通り、眩しいくらいの晴天だった。

 降り積もった新雪がなだらかにどこまでも続くこの雪原は、太陽の光を遮るようなものは何もない。だから、きらきら輝く雪に反射した光が、僕の目に直接飛び込んでくるからやたら眩しい。


 目を開けるのが辛いほどの世界に、堪らず僕は目を薄く開いて、旅支度を終えたフェルとマユを見つめた。


 フェル達の後ろには荷物が満載の大きなソリがあった。そのソリには騎士たちが忙しそうに荷物を積み込んでいる。ここまで随分と長い間旅をしてきたという彼らは、手際よくあっという間に全ての旅支度を終えた。

 フェル達はこの雪原を横断し、最果てと言われる国へ行くらしい。そこで数日滞在し、準備を整えてから――穢れ島の浄化へと赴くんだそうだ。

 穢れ島――そこは、この世界で最も多くの邪気が噴出する場所。

 話によると邪気のせいで空気が淀み、強大な力を持つ魔物が跋扈する危険な場所らしい。



「フェル。マユ。ごめんね。ほんとうは、僕も一緒に行けたら良かったのに」



 長がこっちを見ていないことを確認をして、僕はふたりにこっそりそう告げた。

 どうしてかはわからないけれど、そうしたいと思ったんだ。



「何を謝ることがあるんだ。浄化に関わり合いにならないというのが、竜の掟なのだろう?

 ならば、仕方のないことだ。寧ろ、竜の掟を知らずに厚かましくも同行を願った私が悪い」

「そうよ。ユエ。元々私達だけでなんとかしようとしていたのだもの。問題ないわ」



 そんな僕に優しい言葉を掛けてくれるふたりに、なんだか泣きたい気分になった。


 そして――とうとう別れの時が来た。

 騎士たちの準備も終わり、皆、整列してこちらを見ている。

 その中には何人か顔見知りになった騎士たちも居た。

 はじめは僕が人外――それも竜ということで恐る恐る僕に接していた彼らも、この数日間ですっかり打ち解けて、軽口を叩けるまでになったものもいた。


 ……僕は表面上はなんでもない様子を装いながら、内心は胸が締め付けられるようだった。

 一体どれだけの人数が、無事に戻ってくるのだろう。

 話に聞いただけでも、穢れ島の浄化が困難だというのは予想ができた。

 この目の前にいる中の誰かは、命を落としてしまうのだろうか。


 ……なんて、声をかければ良いのだろう。


 何度か口を開きかけて、やめる。それを繰り返した。

 彼らは僕が何かを言おうとしていることを察してくれていたのだろう。黙って僕が何かを話すのを待っていた。



「……ユエ」



 いつまでたっても話そうとしない僕に、フェルはしびれを切らしたのか、声をかけてくれた。

 フェルは初めて会った時みたいに、綺麗な碧い瞳で僕を見つめていた。

 ――ああ、相変わらず真っ直ぐな瞳で見てくる奴だ。



「この浄化が終われば、私はマユと――……お前が言った(つがい)になるつもりだ。

 我が国の王城で、盛大な式も予定している。マユの故郷の風習では、結婚式のときに真っ白なドレスを着るのだそうだ。この旅に出発する前に、仕立て屋に頼んできたんだよ」

「へえ……そうなんだ」

「だから、ユエ。お前も来てくれるか?」

「え」



 フェルはそう言うと、僕の近くまで寄ってきて、ぽん、と僕の頭に手を置いた。

 そして、ぐしゃぐしゃと髪を掻き混ぜて――優しく僕を見下ろしながら言ったんだ。



「私達の結婚式に、ユエ、お前も出席して欲しい。もちろん出来れば古龍、貴方もだ」

「……ど、どうして!? 僕は竜だよ、ヒトじゃないんだ。ヒトの結婚式になんて」

「ユエ。私はお前を友人だと思っている」



 ……友人。

 僕は思わず息を飲んだ。



「たった数日間、それだけしか一緒に居られなかったけれど――友情が育まれるのに時間は関係ないのだと、私は身をもって知ったよ。私はユエ、お前をとても好ましく思っている。これからも親しくしたいんだ。

 ……駄目だろうか」

「……う」

「そうよ、ユエ」



 今度は、マユが僕に近づいてきて、顔を覗き込んできた。



「今回は失敗しちゃったけど……今度会った時は、美味しいシチューをご馳走してあげるんだから。

 私に挽回の機会をちょうだい」

「マユ」

「ねえ、ユエ。お別れの前に謝らせてくれる? 初めてあったとき、取り乱しちゃってごめんなさいね。

 見た目で貴方を怖い化物だって判断したこと、凄く凄く後悔している。貴方はこんなにも優しいのに」



 マユは嵌めていた手袋を外して、温かな手で僕の頬に触れた。

 マユの手は、触れられた場所がじんじんするほど温かい。

 すると、マユにひとりの騎士が近づいて、マユ達が着ているのと同じ毛皮で作られたコートを渡した。

 マユは受け取ったコートを僕にそっとかけて、ボタンをひとつひとつ止めながら話し始めた。



「……貴方、気付いていなかったみたいだけど、どうして私達がユエにあった瞬間、人間じゃないって気がついたと思う?」

「どうして?」

「だって……あの吹雪の中、コートも着ないで平気そうにしている人間なんて、普通じゃないもの」



 それを聞いた瞬間、頭を殴られたような衝撃を受けた。

 え。ああ……そんなことで……!!?



「……ふふふ。人間より遥かに長命で沢山の知識も蓄えているはずの竜だけど、ちょっと抜けているのね」



 マユはコートのボタンを一番下までしっかり止め終わると、ぎゅうっと僕を強く抱きしめてきた。



「絶対に結婚式に来てね。招待状を出すわ。

 そうそう、竜に祝福を受けた子供は幸せになるっていう言い伝えがあるんですって。

 是非、子供が出来たらユエに抱いてほしいの」

「マユ、先走りすぎじゃない?」

「そうかしら、だってこの浄化の旅が終われば、聖女としての役目は一段落するの。あとちょっとなのよ。その先のことを楽しみにしてもいいじゃない」



 マユの声はとても穏やかだ。

 不思議なことに、マユの穏やかな声を聞くと、僕の胸の中がぐちゃぐちゃに掻き混ぜられたような感覚がした。胸の中に渦巻く得体の知れない不快感に、僕は思わず顔を顰めてしまった。



「怖くないの? 怖がりで泣き虫なマユが……穢れ島の化物となんかと渡り合えるの? とっても恐ろしいところなんでしょ?」

「う。……気絶しないように頑張るわ。皆に迷惑かけないように。最後の場所だもの。私も頑張らなきゃ」

「……どうして?」



 僕がそう聞くと、マユは身体を離して僕を見た。

 寒さのせいで、ちょっぴり鼻先が赤いけど、マユの表情には怯えも迷いも無いように見えた。



「マユは、ここでない世界から喚ばれただけなんでしょ? 元々住んでいたわけでないこの世界のために、そこまでする理由って――なに?」



 マユはこの世界では珍しい黒い瞳を悲しげに伏せた。そして「気分のいい話じゃないわよ?」と断ってきた。



「いいんだ、マユ。僕、知りたいんだ」

「そう……」



 マユは一瞬困った顔をしたけれど、僕の質問に答えてくれた。



「私、元の世界では嫌なことばっかりだったの。悲しいこと、辛いこと、痛いことばっかりで――ずうっと、死にたいと……おもっていたの。大きいものが怖いのは……元の世界で酷い目にあっていたせい。

 元の世界には私の居場所なんてなかったわ。私自身も、もうその世界には居たくないと心の底から思っていたの。全部を諦めて、自分の人生が終わることばかりを願っていたわ。

 ――そんなときよ、この世界に召喚されたのは。

 だからね、ユエ。私はこう思っているの。この浄化が終われば、今までの私とさよならできるって。

 私はこの世界で新しい人生を歩むの。そのために聖女として一生懸命やってきた。

 ……もうすぐ、もうすぐ報われる」



 マユはゆっくり立ち上がると、隣に立つフェルを見上げた。

 すると、フェルは優しげな笑みを浮かべてマユの肩を抱いた。



「この人と幸せになるの。だから、貴方にも祝福して欲しいわ」

「僕の祝福ぐらいいくらでもあげるけど。心配なんだ……。あそこには恐ろしいほど巨大で、ほんとうの(・・・・・)化物がウヨウヨ居るはずだよ」

「うん。……ちょっと、不安だけど。大丈夫」



 その時、マユは初めて僕の目を真っ直ぐに見つめて、晴れ晴れとした表情で言った。



「フェルがいるから。大丈夫」



 僕はその瞬間、身体中に力を漲らせた。

 バキ、バキバキバキ……ッと、骨が変形する音がする。

 視界がみるみるうちに高くなり、あっという間にフェルとマユを見下ろす形になった。


 そして、首を伸ばしてマユの鼻先まで顔を近づけると、じっとその黒い瞳を覗き込む。


 ――マユは、決して取り乱したりはしなかった。

 確かに瞳は揺れていたけれど、初めて会った時のように悲鳴を上げて混乱に陥ることはない。



「……大丈夫そうだね」

「………………ッ、び、びっくりした」

「なんだ、驚きはしたんだね」

「それはそうよ、急に変身するんだもの」



 マユは僕の鼻先にそっと触れた。

 そして、優しく何度か撫でてくれた。



「もう、怖くない?」

「……うん。大きいけど怖くないわ。……ふふ。なんだかわかっちゃった。

 竜って人間とはこんなに違うのに、表情豊かなのね」

「表情……?」



 マユはそう言うと、ぎゅっと僕の鼻を抱きしめた。

 寒さでちょっぴりかじかんでいた鼻先が、マユの温もりの分、少しだけ温まった。



「だって、ユエ――貴方、泣きそうな顔をしているわ。

 そんな泣きそうな貴方を怖がるなんて――なんだか、変じゃない?」

「――ッ!!」



 息が詰まって、喉の奥がヒリヒリする。

 ……僕は、僕は知らないうちに泣きそうな顔をしていたの?

 マユはまだ僕に抱きついたままだ。フェルも気がつけばそばにいて、そっと僕に触れた。



「ユエ。ありがとう。

 私たちは浄化を成し遂げて、また君に会いに来るよ。待っていてくれるか」

「なるべく待たせないようにするから」

「……うん。…………うん!!」



 僕は言葉がうまく出なくて、何度か頷くことしか出来なかった。

 ……けれど、ここでやっと僕がフェルたちに言うべき言葉が思い浮かんだ。

 僕は、震えそうになる声をなんとか押さえつけて、なるべく軽い調子で言った。



「…………フェル、マユ。いってらっしゃい!!!」



 そして――フェルたちは、僕達に別れを告げ……遠く雪原の向こう、最果ての国、更には穢れ島に向かって出発した。

 僕は長と一緒に、フェルたちの姿が見えなくなるまで、ずうっと、ずうっと……その後姿を見送っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ