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第13章(2)〜パレス

★グリックの施設見取図です。作品理解の参考にどうぞ


下のURLをコピペしてお使い下さい。


http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/00/315a2b8b2939d89b0bd8295eb728100c.jpg



初心者の方へ

IEインターネットエクスプローラーでのやり方


1)頭にカーソルを持って行き、左クリック押しっ放し、右へ動かし白黒反転させ、“Ctrl”と“C”を同時に押します→これでコピー出来ました。


2)次に、IEのアドレス欄の先頭にカーソルを持って行き、左クリックして、今出ているアドレスを白黒反転させ“Ctrl”と“V”を同時に押します→これで貼り付け出来ました。その後アドレス欄の右側にある、→移動、をクリックします。


3)このページに戻る場合は左上の“アドレス”の上、←戻る、をクリックしてください。





 

ミカエルは腕を組んで闇の中、そこだけ煌々と輝く広大なグリックを俯瞰ふかんした。その所々で細く赤い針の様な発砲焔がチカチカと輝き、絹を裂くような銃声が木霊する。突然の閃光と赤い火炎、ムクムクと立ち上る黒煙があり、追い掛けて甲高い爆発音がする。この場所はグリックの外縁から5キロほど離れていたが、構内に響き渡る警報サイレンも高く低く、こんな所にまではっきりと聞こえていた。

 その時、いきなり風を切るプロペラ音がしたかと思うと、目の前に突然、全面黒色塗装のチィルトローター機が急降下して来る。その機首の下方、やや左側から眩しいサーチライトの光が過たずにミカエルの姿を捉える。機からハウリング音がすると、マイクを通した女性の声で、

「そこの男動くな! 両手をゆっくりと上に挙げろ、今すぐだ!」

 ミカエルは一つため息を付くと腕組みを解き、そのまま上に挙げる。

「武器が狙っているぞ、動くな、そのままじっとしていろ、今、そちらに行く」

 プツン、と拡声音が途切れると、真っ黒な機体の側面が開き、うっすらと赤色光が漏れ、その仄かな明かりを背景に黒い影が二人、三人と機外へと飛び出す。影達は細い登攀用ロープを使って一旦大きく弧を描き機から離れると振り子の要領で機の下へと戻り、そのまま着地すると一回転してその場を離れ、後から着地する者に場所を空ける。手を挙げたままミカエルが興味深げに眺めていると、その人影は彼を包囲する様に三方から等間隔で接近し、忽ち彼を取り囲んだ。中の一人が片手でも保持出来そうな小型の短機関銃を擬する。

「正直に答えろ、武器は所持しているか?」

「いいや」

「身分証はどこにある?」

「ジーンズの左バックポケットに札入れがある、その中だが?」

 後ろに居た男がいきなり彼の尻ポケットに手を入れると、札入れを抜き取り、ざっと探っただけでIDカードを探り当てる。ミカエルはニヤニヤ笑っていたが、やがてIDを小型の読取装置リーダーで調べていた男がミカエルの正面に立って、先程から黙っている迷彩服姿の女にリーダーとIDカードを見せる。

「これは!」

 思わず女は口走った後、きちっと気をつけの姿勢を取ると敬礼し、

「申し訳ありませんでした、少佐」

「いいや、いいんだ。それが君達の仕事なんだしさ」

 女は彼に札入れを返しながら、

「一つ二つ、よろしいでしょうか?」

「なんだ?」

「警報発令中はご存知ですよね?何故、こんな所に?」

「無論、規則では施設外に居た場合最寄の監視所ステーションへ立ち寄り身分を申告、待機するってえ事になってるのは知ってるよ。でも、事情が事情なんでね」

「事情、ですか?」

「悪いね、それ以上は軍機なんでね」

「分かりました、では、この後はどうされるので?」

「それも軍機だが、ちょっとだけ教えておこう。俺は今、状況を見極めるための偵察中で、この後、周辺部から『敵』を追跡し、なんとか封じ込めるつもりだ。よかったらグリックの外周を包囲している部隊に、俺が目の前をうろちょろする事を事前通告して貰えないかな?」

「了解しました。申し遅れました、私は第4制限区域警護隊第2中隊、ミノダ少尉です。任務とはいえ、お仕事の邪魔をして申し訳ございませんでした。では、お気をつけて。これで失礼します」

「あー、ミノダ少尉」

「はい」

「キミ、なかなかクールだよ、あー、いろんな意味」

 ミカエルが取って置きの笑顔を浮かべると、30代の少尉は耳を赤くし、

「失礼します」

 敬礼し、去って行く。男性隊員2名も敬礼すると後を追ったが、その顔には抑え切れない笑い顔が隠れていた。やがて上空に先程の機体が現われ、ウインチで降ろされたワイヤーに3人が引き上げられるのをミカエルはおどけた敬礼で見送り、チィルトローター機が闇の中へ消えると、再びグリックを見つめる。

― とんだ余興だったが・・・

 ミカエルは目を閉じ、腕を組んで十秒間、佇んでいたが、やがて目を開くと、

― ふっ・・・雑魚発見・・・と、まあ、そいつはいいとして・・・

 再び目を閉じ大きく深呼吸すると、直立不動となる。更に十数秒が経過すると、

― おかしい・・・やはりいない、か・・・何故だ?一旦戻ったのか?・・・じゃあ、あんたは本隊あとのりって訳かい・・・

 ミカエルは身を翻し車に駆け寄ると飛び乗り、急発進する。山道をまたもやフルスピードで駆け下りながら、ミカエルはあくまで楽しそうに見える。

― これ以上邪魔が入らん様にしないとな。メインイベントは一対一ってぇのが相場だからね。



 中央監視センターでは、人員が一新されていた。プリンスの一件は最高度の機密事項に当るため、通常の警備陣では対応が不可能、そこでA警報発令後は最高機密事項に通じている主任研究者やオペレーター、軍関係者が取る物もとりあえず駆け付け席を代わっていた。皆、着の身着のままの格好で、パジャマを着ている者すら居るなか、駆け付けたオカダがベテランの当直指令に代わって指示を出していた。武装警察の制服姿のオカダは、いつものイメージと違い行動的な軍人そのものといった感じだった。

「違う、そうではない。撃って来るのは味方だ、と言ってるんだ、味方が催眠術のような暗示に掛けられている。その証拠に敵だと報告があった場所にあるのは味方の識別信号ばかりだ。お互いが敵だと報告してくる班もあるぞ。但し、最初に出現してセクター2を動き回っているのはホンモノだ、現在そいつらを追っている班は攻撃続行、残りの各セクターで交戦中の各班は直ちに射撃を中止、命令があるまで、即待機しろ。いますぐ、だ。いいか、徹底させろよ、その後全班点呼、おかしな素振りをする奴は全て保護拘束しろ」

 オカダは次々と指示を出しながら、オペレーター席の間を動き回って行く。

「いいか、よく聞け。今セクター2を走り回ってる奴らがプリンスの部屋に入るには、強襲するか、もう一回ゲートを使ってあちらへ帰り、その後もう一度ゲートをルームAに開かなくてはならない。そんな時間の無駄はする訳が無い。セクター2の連中もダミーだ。そこでこちらは直ちにプリンスの周辺を固める。 次にゲートが開くのは、間違いなくプリンスの居るルームAだ」

 オカダは全員が忙しく通信やオペレートを行ないながらも、耳を傾けている様子に満足そうに頷くと、これも元来はセクター6の警備主任である『主任』オペレーターに、

「従って一部を除く即応班全てと外周警備の半分、ナンバーが奇数の班をプリンス警護班に加えることとする。対象集団Aは即応F、G班のみで当らせる。それ以外の該当班は、点呼を行い不審人物が拘束された班から順次、直ちに隔離実験棟へ向わせろ」

「了解!」

「指令?」

 と、これは軍関係との調整を担当するオペレーターが声を掛ける。

「なんだ?」

「『ガード』のタンノ大尉から、チームは待機しているので、いつでも声を掛けて欲しい、とのことですが」

 するとオカダは、

「大尉に連絡。これはグリック内部で対処するので心配には及ばない、と。協力の申し出には丁重に感謝する、とな」

「了解しました」



 構内は煌々と眩しい位に照らし出されている。その中、全身黒尽くめの影が3つ。疎らに生える立ち木や、花壇にあるツツジやサンザシの低木などを縫う様に走り抜ける。

 その動きは尋常ではなく、オリンピックの百メートル決勝もかくや、と思わせるものがある。保安部側は足止めを狙って幾度も銃撃を加えたが、影はその度に巧みに掻い潜って着実に前進していた。それだけでは飽きたらず、か、その『影』達は立ちはだかる敵に苛烈な反撃を行った。 

 影を追う保安部員達は、次々に倒される。うかつにも遮蔽物から姿を見せた者が額や左胸に突撃銃アサルトライフルの三点バーストを浴びる。手榴弾を投げようとした黒服は、利き手を打ち抜かれ自爆する。研究棟の屋上に潜んだ狙撃手スナイパーは先手を取られ、狙撃直前に20mm擲弾発射機グレネードランチャーから空中破裂を選択した擲弾を見舞われた。 

 そして影は的確に警備陣を排除しながらひたすら走り続けていた。命令変更で彼らを追うのを止め、プリンスの警護へと向う連中の方も例外ではなく、オカダの命令も虚しく、未だに見えざる『敵』から銃撃され何度も足止めを喰らっていた。 

 いくら中央監視センターから、敵が実は味方だ、と聞かされても、現場の保安部員達から見れば伏兵が幾人もいて、神出鬼没に移動しながら攻撃を加えて来ているようにしか見えない。完全に混乱し、やがて疑心暗鬼となった彼らは、再び撃ってくる対象に反撃し始めてしまった。

 また、姿を見せているこの3名の敵は、狙っても狙っても何故か当らない素走っこい獲物で、その動きのパターンは全く読めなかった。幾度か包囲わなを仕掛けて待ち伏せをしたが、敵は何故かその方向から逸れてしまい、捕まえる事が出来ない。全体を的確に掌握する指揮官が居たのなら、沈着冷静な幾人ものスナイパーをチームにまとめ上げ、まずは目標を一人に絞り、同時に多方面から避けようの無い集中砲火で殲滅する事も可能だったかもしれない。また、スナイパーが一人だけの場合、これは、旧時代の戦闘機同士の戦いの様に、見越し射撃と天性の勘を持った『エース』の仕事とも言えた。しかし残念な事にグリックには撃墜王エースなど居ないし、指揮官達が冷静になれる時間も無かった。 

 同時に多角的に発生する事態に、手を焼く中枢の混乱は末端にまで及び、ついにこの3名の敵を仕留める事は出来なかった。


(右、左・・・左、伏せ!、左、右・・・飛んで!右、右・・・左、みぎ!)

 男の頭の中では『操縦者パイロット』の声が響く。周囲の音は、男の意識からは外され、全くの無音状態の中、走る際の呼吸の乱れなどは全くと言って無い。

 実際には響き渡る警報の音、銃弾のヒュンという風切音、グレネードの破裂音、空高く飛ぶヘリやチィルトローター機の音、ツツジの茂みに飛び込む際の衝撃や切り傷・擦り傷の痛み等を感じてはいるのだが、それらは完全に意識の外にあった。


 『カイト』とは能力者の命じるまま行動することだが、単純に『天の声』に従うだけでは『凧』にはならない。

 以前、プリンスがラミエルに操られた様に、対象者が『操られる』事を意識しないまま、能力者が指示や行動を支配したりする事を『マリオネット』と呼ぶ。 

 人間が持つ瞬発力や想像力、筋力、反応時間などは、普段はどのような場合であれ、当人が本来持っている潜在能力フルパワーの何分の一でしか開放していないものだが、能力者がアクセスし、コントロール化に置いて行動させた場合、当人が意識する、しないに係らず、『人形あやつられるもの』の能力は開放され、思い掛けない超人的な力を発揮することが出来る。 

 通常、このような無茶をすれば筋肉が断絶したり思考が飛躍し過ぎて想定外の行動を取ったり、と当人に悪影響が出るため、当人の頭脳がその無茶な行動を押さえ込んでいるのだが、これを能力者が客観的に操ることが出来たのなら、当人の限界を超えない様にうまくコントロールしながら頭脳の『ブレーキ』を外し、最大限の能力発揮が可能となる。プリンスが、いくらじっとしていたからと言っても、勘の鋭い特殊部隊員の背に負われて起きているのを気付かれなかったのも、山の斜面で特殊部隊の猛者たちを相手に逃げ切ったのも、この『マリオネット』のお陰、しかもラミエルという強い能力者が操っていたお陰だった。

 そしてこの『操り人形マリオネット』以上に潜在能力を開放する手段、それが『カイト』だ。

 操られる者の意志に関係ない『マリオネット』と違い、『カイト』では操られる側は完全に操る者を信頼し、意識の深層部まで操る者に開放し明け渡す。つまりは完全に操る者の『道具』と化すので、『カイト』における操る側の事を特に『操縦者パイロット』と呼ぶ。そして操られる者、それこそがずばり『カイト』と呼ばれた。

 カイトとなることは、修行僧の荒行に似ていた。

 片や肉体を超越し精神を研ぎ澄ませて無となり悟りを得る行動、そしてこちらは肉体だけを残して無となり精神に蓋をする行動・・・似て非なるものだが、どちらも簡単に出来るものではない。かなりの訓練の賜物である。浅い眠りの中、はっきりとした夢を見ている、と言うのが一番近い感覚といえる。 

 夢のように、たとえ自分がひどい目にあっていても、それを必ず何処か第三者の目で見つめている自分が居る。そして痛みも無く音も無く感触も無い。その時も男は肉体からは超越した存在となり、自分の目で見ているはずなのに、何故か自分自身を外側から見つめていた。辺りはスローモーションのように推移し、飛んでくる銃弾すら見分けが付けられそうな気がする。そして自分が、手の中にあるグレネードランチャーと一体となった特殊部隊用のアサルトライフルを振り回し、訓練での紙の標的のように成す術のない敵に対し、弾薬を無駄にしない三点バースト射撃で確実に倒して行くのを見ている。

 自分が命じる事のない自分の肉体。この時他人に操られることを不快と取らないことが大切で、万が一カイトとなっている最中に操られる事に少しでも不快感を感じてしまえば、そこで『カイト』は終わり、潜在能力は引き出すものの、全力発揮とまでは行かない『マリオネット』となってしまう。しかし、この男達に限って言えばそんな事はありえない。

(左正面の敵へバースト! 次、右手通路複数の敵へグレネード・・・左前方、屋上、スナイパー、グレネード!残弾無し、ランチャーに装填・・・右へ退避、そこ左!右・・・左、左!)

 指示は頭に響き渡るが、男自身がそれに従っているのではない。肉体がその指示のままに動いている。運動力量は通常の4倍強、反応速度も5倍、男は肉体的な五感一切を操縦者に預けたまま、最高度に研ぎ澄まされた兵器と化した自分を見守り続ける。



「セクター7−1に侵入した対象集団A、消失!」

「詳細を報告しろ!」

「即応F班及びG班が対象集団Aの消失を視認、3名の敵が突然消えた、とのことです」

「・・・ゲートを開いたな、前兆は無かったのか?」

「確認出来なかったようです」

「チッ、地面だ、地面にゲートを開いたんだ、上空監視は何をしていた!」

 駆け付けた戦闘ヘリやチィルトローター機は、敵の対空ミサイルや『精神攻撃』を警戒し、数百メートル上空で旋回し、監視するに留まっていた。

「済みません、先程まで滞空していたヘリ3号機は2分前に燃料補給のため上空を離れています。現在ヘリ1号機が向っています。到着まで1分!」

「もういい!即応F、G班は対象集団Aの消失地点周囲を捜索、その後隔離実験棟へ向かえ。よーし、いよいよ奴等が来るぞ、隔離実験棟、特にルームAの警戒を密としろ!」

 オカダが司令席を立ってオペレーターに指示を徹底させようとした、その時だった。

「11−8地区外周域にロケット弾!」

「11−8地区に隣接した外周道路を警戒中の警護隊が正体不明の武装集団に攻撃されている、との通信が入りました!」

「11−8地区の複数のフェンスが爆破されました、自動銃座が応戦中!」

「指令、モニター5−Fを。銃座の一つが炎上しています!」

 主任オペレーターはオカダの方に振り向き、

「11−8はパレスに最も近い外周区ですが?おい、いまパレスの警護班はどうなっている?」

 と、これは『宮殿地区パレス』と呼ばれるセクター10担当のオペレーターに聞くが、聞かれた方は戸惑いながら、

「おりません、パレス警護班は全てプリンス警護へ廻されました。15分前からパレスにはボディガード1名のみです」

 オカダは一瞬逡巡したが次の瞬間、素早く自分が座る司令席の前、コンソールの中央に一際目立つ黄と黒の斜縞で縁取られた誤作動防止カバーを跳ね上げ、中にあったトグルスイッチをオンにした。 

 忽ち今まで流れていたサイレンとは別種の、ビー、ビーというブザー音が鳴り響き、女性の声で、

「パレス地区に緊急事態発生、セクター10の1、10の2、10の3、封鎖します」

 のアナウンスが繰り返し全館放送される。オカダは防火・防弾シャッターが下りる場面が映し出されるパレス内の各廊下を見つめながら、

「おい、パレスの当直警護官ボディガードは誰だ?」

宮殿警護パレスガード1班、ミナミ大尉です」

「ミナミに連絡は?『プリンセス』はどうされている?」

「ミナミ大尉は現在、『プリンセス』の寝室へ入りました、間もなく応答が―」

「し、司令!モニターを!」

「どうした?」

 一人のオペレーターが立ち上がって叫んだ。

「ああ、何てことだ、『パレス』を見てください!ベッドルームです!」

 指差すオペレーターの先にマルチモニター。画面の右下にあった画像がオペレーターの操作で拡大され、中央に映し出される。映っていたのは淡いピンクの上掛けが目立つダブルベッドと、その上にぽつんと一人眠っている様子の5歳くらいの女の子。そしてそのモニターカメラの右上の隅、間接照明で薄暗い部屋の奥、そこにぼんやりと内側から発光するかのように輝く白い霧が流れ、ゆっくりと渦を巻いていた。


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