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魂、下界へ。
武器はあれでも戦えるらしい。不安は残るが、神がそう言ったのだ。問題はないだろう。
「さあ、コンよ。もう質問は良いだろう。そろそろ下界へ行って来い。」
―――プツン。暗転。意識の外で、歓声が聞こえた気がした。
その時、下界では、女の子が生まれた。女の子はアニマと名付けられた。
教祖の娘であったアニマは、皆に盛大に祝福された。
「可愛らしい子に育つだろうな」
「男でないのが少し残念、と言ったところだろうか」
「……いや、この子なら役目を果たせるだろうよ。勇者も、聖女も。きっとな」
「……だと、いいがな。」
未来の聖女様に、幸多からんことを。