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短編まとめ

僕の道化師

作者: 深水葉月

後書きにHappyEnd用意してます。

もっとグロい感じにしたかった。

へらへら笑ってる、まるで道化師。

けして「表情」に出さない、彼女。

彼女はそう、僕の幼なじみ。

彼女は、ある日僕に言った。

表情(かお)に出ないの」、と。

へらへら笑って言った。


彼女は、笑い続けた。

苦しくても。

辛くても。

怒りたくても。

泣きたくても。


僕が見ている中ではずっと笑っていた。

そんな中、ある日彼女がついに泣いた。

「私はいらない」

そんな事はない、という僕の手を弾き彼女は走った。

勢いのついた彼女の身体は、ガラスをも割り、まっ逆さまに落ちていった。


灯油ストーブの独特な臭いが渦巻く教室を、道化師は嘲笑う様に消えていった。




+HAPPYEND(?)+

落下していく瞬間彼女の手を、僕は掴んだ。

驚いた彼女は目を見開いている。

一緒に笑おう。

僕は微笑んだ。


道化な彼女はもういない。

こうして喜怒哀楽が顔に出る日が来たのだから




∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

ごめんなさい、どうしても2つのENDが書きたくて。

道化師ってかなしい響きがあるのは私だけですかね?

読んでくださってありがとうございました!



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― 新着の感想 ―
[一言] これなんだかすごく気に入りました。 これ元ネタに一本長編書きたい気分になりましたよ。 私も『道化師』って楽しいイメージより 物悲しい、そしてどこかおどろおどろしさも含んだイメージです。
2012/02/13 10:37 退会済み
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