傷跡
少年の傷跡
愛のない街
バスに揺られて
駅を目指す
傷跡
孤立
生きろ
とは大きな声では言えぬ
ただ
我武者羅になれるものを
今
壊れたテレビが治った
この部屋
珈琲の香り
俺
描いてる
人としての前に
自分でいたい
誇りに思えること少々
傷跡
少しの孤独感を抱き寄せて
送る毎日
開けない手紙
チラホラする脳裏
夢は叶う
いろんな誘いや言葉を受け取る日々
何故
逝った
お前が居てくれたら
もっと
笑えたのに
お前との日々
優しかったお前の最期の顔
最期の最期まで
お前は
お前だった
時代時代
俺の英雄はお前
哀しませるなよ
お前の後ろでベースを弾いていたかった
もっと
もっと
俺は生きるという選択をした
ライブハウス
で
真実の傷跡と笑顔
テクノロジーなんていらない
生命
お前のことだ
今も俺を見ていることだろう
泣かせるなや
人は誰もが罪人ならば
生きて
貫け
俺が今
出来ること
必死に答えを捜してるんだ
空は晴れた
空が晴れた
またな
俺は理想への扉を開いて
生きている
今も
今も
傷跡残した
俺とお前と
今へと
歩く人がいる限り
生きてやる
此処は地球
満点の花が咲く場所